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LIFESTYLE

2019.05.27

働く女性の大先輩! キャリア30年、享年50。モデル「雅子」さんの半生を追った映画

仕事を通じ、いかに職業人として生きるべきか、いかに身の丈で自然に生きるものかを、時代に先駆けて模索しながら生きてきた女性、モデル「雅子」さんの映画が7月に上映されます。

花のように生きた主演モデル「雅子」さんって?

モデル 雅子

この凛とした透明感のある佇まい、きっと見たことがあるはずです!

雅子さんは、1984年、19歳のときモデルデビュー。20代では「an an」「装苑」「流行通信」等、30代は「LEE」「クロワッサン」「ミセス」等、40代では「家庭画報」「美しいキモノ」「和樂」「エクラ」「GLOW」「大人のおしゃれ手帖」等で名だたるファッション雑誌で活躍されてきた有名モデル。

ファッショングラビアだけでなく、インタビューやコラムにも取り組み続け、その趣向や生き方は多くの女性からの支持を集めました。

またテレビCM「セイコー ティセ」(84年)を皮切りに「日清ごんぶと」(95年)や「サントリー 膳」(01年)など、TVCMにも多数出演。

映画『月の人/フィガロ・ストーリー』(91年)で女優デビュー。『リング』(98年)で貞子の母・志津子を演じたので、雅子さんよりも後輩にあたる世代のOggi読者のみなさんもご存知の方も多いかもしれません。邦洋問わず年150本以上を鑑賞し続けた造詣の深さから、2012年東京国際映画祭 natural TIFF部門の審査員を務めた経験も。

時代の変遷の中で女性としての自然な生き方を追求し続けた「雅子」さん。2014年には書籍「雅子 スタイル」(宝島社刊)を上梓。その翌年の2015年1月29日、希少がん闘病の末、惜しまれながら50歳という若さで亡くなられました。

モデル 雅子

映画「モデル雅子を追う旅」監督は、雅子さんのご主人!

今回ご紹介するドキュメンタリー映画は、雅子さんのご主人である大岡大介さんが監督を務めました。その背景には、最愛の奥様である雅子さんの他界に際し、この映画の制作を決意されたそう。

映画「モデル雅子を追う旅」

◆監督メッセージ

「雅子を亡くした後、夫でありながら実は『モデルとしての雅子』をほとんど知らないことに私は気づきました。

家に残された数多くの雑誌やビデオをぼんやり見ながら、雅子の存在は、消費文化が爛熟する80年代を、女性の社会進出が一般化する90年代を、その空気感と共に伝えているのではないかと強く感じました。『女性の生き方』についての言論や情報がまだ現代ほど溢れていない中、モデルという仕事を通じ、いかに職業人として生きるべきか、いかに身の丈で自然に生きるものかを、時代に先駆けて模索しながら生きてきた女性−−それが雅子だったのではと。

雅子を忘れたくない。雅子という存在が忘れられてはならない。

夫として妻への思いと、公に対して雅子を遺さねばならないという思いが、私の中でひとつになりました。その思いを、雅子が愛していた『映画』という存在で形にするため、私は動き始めました。

それまでは、雅子の面影を思いながら見ていた雑誌やビデオが、映画の材料として分析し取っ組み合う相手となりました。そこに数多くの方々のインタビューを加え、全体を積み上げ、削り出し、3年を超える月日をかけて、私は今一度『雅子』という人間を立ち上げました。

彼女の生き方にはきっと、時代を生きる女性たちのために、共に生きる男性たちのために、良きメッセージになるに違いないと確信しています」

映画に登場する数多くの関係者の言葉から、生涯プロフェッショナルのモデルとして貫き通した雅子さんの姿勢と、どんな時代も「身の丈の美しさ」を追求し続けた、一人の女性としての「雅子」さんの輪郭があらためて浮かび上がります。

そのあり方はきっと、より健やかにより美しく生きようと志す、時代全ての女性たちへの贈り物になるはず!

◆映画「モデル雅子を追う旅」上映決定!

今回の映画は、まず7月26日(金)〜8月1日(木)に、アップリンク吉祥寺にて1週間限定公開され、その後全国で順次公開に。

アップリンク吉祥寺では、連日上映後トークショー開催! チケット発売中!
ゲスト(予定):
7/26(金) 大岡大介(本作監督)、ほか
7/27(土) 安珠(写真家)、大岡大介(本作監督)
7/28(日) 藤井かほり(女優/モデル)、田村翔子(モデル/女優/ホメオパス)、 石井たまよ(モデル)
7/29(月) 矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)
7/30(火) 安野ともこ(スタイリスト/デザイナー)、高野緑(midorimade アクセサリーデザイナー)
7/31(水) 富川淳子(跡見学園女子大学文学部教授)
※トークゲストは予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

映画「モデル雅子を追う旅」公式サイトはこちら

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