「自分に花を」贈る
お花をいろんなアプローチで楽しむこの連載。今回は、みっこの好きなお花だけを小さい花器に気軽に飾った、そんな「自分のための」フラワーアレンジメントにトライしました。
まずは、花器に入るサイズにカットしたオアシスを水がしみこむまで浸して準備。メインになる花を決めて、オアシス中央に挿すことからスタート!「大好きな芍薬(しゃくやく)を主役の花に選びました」
何事もチャレンジするときは思いきりよく! 花に教えてもらうことはたくさんあります
「いつもなら誰かのためにつくるフラワーアレンジメント。でも、今回は自分に花を贈ることにしました。吸水スポンジのオアシスに挿していく、スタンダードなアレンジメントは久しぶり。水に生けるより安定感があってボリュームが出るので、小さい花器でも十分、様になるんです。芍薬などオリエンタルな花と、グリーンのコンビネーションは大好きな組み合わせ。挿すたびにオアシスに穴が空いてしまうので、やり直しがきかないぶん、なるべく迷わず、潔く生けていくのがコツ!」
迷わず潔く、自信をもって。花を生けるときに大事にしたいことをアレンジを通して再確認
「今まで自分で手がけたアレンジは、ヘアサロンのオープン時のデコレーションや、友人が彼女へのプロポーズ用にオーダーしてくれたもの。どれも大きいサイズだったので、マグカップサイズは新鮮!」
芍薬を軸としてオンシジウムをプラス、そしてグリーンはタニワタリ、レースフラワーでボリュームUP。最後にハーブのタイムを這わせるようにして表情のあるアレンジメントが完成。
ジャケット¥35,000(ベイクルーズ カスタマーサポート〈エディット フォー ルル〉) 頭に巻いたリボン/スタイリスト私物
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
Oggi3月号「連載 矢野未希子『花を贈る』」より
撮影/生田昌士(hannah) スタイリスト/加藤かすみ(TRON) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/矢野未希子(Oggi専属) 撮影協力/Char(終日フラワー) デザイン/Permanent Yellow Orange 構成/堀 由佳
再構成/Oggi.jp編集部