ポートランドに移住しておしゃれへの意識が変わりました
こんにちは。
すっかり真冬の気候ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は海外にきて3ヶ月で変化のあった私の価値観について書きます。それは購買思考です。とくにファッション面。
言わずもがな「小顔・足長」の米人。目にする人みんなオシャレ(に見える)。試着室に入るたびに自分の顔の薄さと足の短さに愕然としております。
ポートランダー(Portland+er)と言えば、ヴィンテージ服を着たり、雨大国なのに傘重いっしょという理由でずぶ濡れで歩いていたり、やけにパンクでカラフルな服を着ていたり、、、
ダウンタウンを歩く人々を眺めていても、基本飾らずナチュラル且つ、シンプル。
デイリー服は流行を意識せず、丈夫な服を着る。
ブランドバッグを持って、高いヒールを履いている人はいません。
つい先日までOLをしていた私は、毎日何を着るかと出勤直前まで悩み、丸ビルのオシャレな店に新商品が出るとすぐボーナスと相談したり、目には見えない“ファッションお化け”に取り憑かれていたように思います。カードの請求に震え、メルカリでも売れないワンシーズン前の服に囲まれ、枕を濡らし。。
そんな私は、こちらに来てから、白黒灰茶ボーダー・レインコート・デニムしかほぼ着てません。
3ヶ月間、スカートを履いていません。あ、これで生きていけるんだなと実感しました。とりわけ丈夫で機能的なのにオシャレなパタゴニア様には頭が上がりません。
普段の格好:ダウン/パタゴニア、トップス/ドンキ、パンツ/FRAME DENIM、スニーカー/NIKE
こぼれ話を一つ。
1年前に機内用持込みのためにシルバーのリモワを購入しました。私がそのリモワを傷つけないよう大事に使ってるのを知っている主人は、先日出張に持っていった際に機内に大事に持ち込んだそう。それをみたアメリカ人の同僚に言われた一言。
「出たよ日本人。スーツケースは使ってなんぼだろ? それは飾りなの?」
合理的。あなたは間違ってない。
私は、“飾る”ことだけに意識をしすぎて、モノの本来の意味を忘れてしまっていました。可愛いから買う、それだけ。
最近は、今必要なものかどうかの取捨選択が少し出来るようになったと思います。カードを出す前に必ず自分に「今、必要?」と問いかけるようにしています。
ファッション誌のWEBサイトに、服を買うなという記事を書いているようで震えますが、笑
モノにあふれた有難い国・日本だからこそ、背伸びせず、要否・用途を意識した<30代らしいメリハリの利いた大人な買い物>をしていきたいものだなとつくづく感じています。
…とは言え、モデルさんが着ていた服に憧れて流行服を買うという自己満足は、女性にとっての一種のストレス解消法でもあるので、その絶妙なバランスを理解してこそ、真の買い物上手になれるのではと思っています。
さて。買い物云々の前に、まずはこの年末年始で、手元のいらないものキレイさっぱり整理整頓しなくては。
そういえば、この間メルカリのポートランド支店見かけたような。早速登録しようっと。
吉田 なぎ沙 Oggi Beauty Icon
2014年から Oggi Beauty Icon(Oggi専属美容読者モデル)として活躍。