ベーシックに徹していた通勤服にも、ちょっと華を添える余裕が出てくる30歳。欲しいのは、派手すぎず、かといってシンプルすぎない、トレンドワンピース。お出かけ気分を盛り上げてくれる、今買うべき一枚とは――
【Date】ミディ丈ニットワンピースで女らしさとトレンドを両立
好感度の高いアイテムとして、毎年欠かせないニットワンピース。定番だからこそ、今っぽさは丈感で入手。マキシ丈だとカジュアルすぎるし、ひざ丈だと幼く見えがちだから、ちょっと長めのミディ丈が正解です。
ディ丈ニットワンピースの条件は…
✔︎一枚でも着られる半そでや五分そで
✔︎コンシャスすぎない絶妙なリブ感
✔︎ 甘見えしないすっとしたIシルエット
程よいフィット感のリブニットが媚びない女らしさをつくりあげて
ワンピース¥23,000(エム・アイ・ディー〈ブレンヘイム〉) コート¥65,000(エン フォルド) バッグ¥120,000(ドレステリア 銀座店〈エバゴス〉) 靴¥95,000(セルジオ ロッシ カスタマーサービス〈セルジオ ロッシ〉) ピアス[片耳]¥36,000・リング¥46,000(タトラス&ストラダ エスト青山店〈Hirotaka〉)
ブーティの程よいボリュームが タイトシルエットと好バランス
品のあるロイヤルブルーならオフィスコードもクリア。×黒のコントラストの効いた色合わせは、年上の彼とのデートを大人に彩ってくれる。無造作なアップヘアで今どき感をマークして。
「バーニーズ ニューヨーク」のワンピース¥29,000・「ガヴィリア」のピアス¥34,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマー センター) バッグ¥45,000(HAUNT 代官山/GUEST LIST〈ARRON〉) 靴¥30,000(MARCOMONDE) サングラス¥30,000(BLANC) タイツ¥600(福助〈フランティカ クローゼット〉)
トレンドのテラコッタ色はブラウン配色でぐっと大人に
ゆるすぎず、かといってタイトフィットしすぎない、絶妙なコンシャス感は太めのリブならでは。ライダースやレオパード柄などを合わせて、辛口に仕上げるのが、ブラウン配色をほっこり見せない最大のポイントに。
ワンピース¥21,000(ピルグリムサーフ+サプライ) 手に持ったジャケット¥138,000(チンクワンタ) バッグ¥36,000(ANAYI) 靴¥44,000(フラッパーズ〈ネブローニ〉) 時計¥140,000(栄光時計〈サントノーレ〉) タイツ¥600(福助〈フランティカ クローゼット〉)
【Night Out】アウターを脱いで即華やぐジェニックそでワンピースを
そでにひとくせデザインが効いたワンピースは、注目のトレンドアイテム。ジャケットやブルゾンをはおって昼の顔に。遊び場では一枚になって、夜の顔に。オンもオフもおしゃれにキマる、そんなデュアル感が頼れる存在!
ジェニックそでワンピースの条件は…
✔︎ メリハリがつくボリュームそで
✔︎ 程よいモード感のコクーンシルエット
✔︎ ジャケットと相性のよいラウンドネック
艶やかな場所ではボリュームのあるそでが大人っぽい存在感を放って
シックパステルなブルーとネイビーのツートーンが、華やかさアップに貢献。女友達とバーやラウンジでおいしいお酒をたしなんだり、大人ならではのナイトライフを楽しむときに映える一着。
ワンピース¥45,000(REYC) 手に持ったブルゾン¥29,000(アルアバイル) バッグ¥19,000(ビームス ハウス 丸の内〈ジャンニ キアリーニ〉) 靴¥33,000(モード・エ・ジャコモ〈メダ〉) ピアス¥16,000(ジュエッテ) リング各¥115,000(カドー 伊勢丹新宿店〈カドー〉)
【会食】辛口Aラインワンピースで品と流行をバランスよく入手
ちょっとオフィシャルな一席がある日も、ベーシック一辺倒で終わらせないのが30歳。万能に使えるタンクワンピースはドラマチックなAラインにアップデート。シックな色と着こなしで今までの甘さとは一線を。
辛口Aラインワンピースの条件は…
✔︎ アウターを合わせやすいノースリーブ
✔︎ タイト&フレアな上品シルエット
✔︎ シックで大人っぽいダークカラー
×チェック柄ジャケットでいかにも、にならない余裕のあるきちんと感に
ノースリーブのワンピースならジャケットを着てもそでのおさまりがよくすっきり着られる。
ワンピース¥21,000(CELFORD 新宿ルミネ1号店〈セルフォード〉) ジャケット¥78,000(アングローバル〈イレーヴ〉) バッグ¥138,000(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉) 靴¥28,000(ドゥエ パッシ ペル ウォッシュ ルミネ横浜店〈ファビオ ルス コーニ〉) リング[太]¥21,000・[細]¥73,000(カドー伊勢丹新宿店〈カドー〉) タイツ¥1,200(Blondoll 新丸の内ビル店〈17°C〉)
ベーシックな黒のタンクワンピは後ろが長めのデザインでこなれ感を
きちんとしたシーンにはもちろん、モードっぽくもフェミニンにも振れるのが魅力。定番のカーディガン合わせも、前後差のある美ラインワンピースで一気に鮮度がアップ。
ワンピース¥48,000(REYC) カーディガン¥23,000(HAUNT代官山/GUEST LIST〈HAUNT〉) バッグ¥33,000(ル タロン プリュ 有楽町マルイ店〈イアクッチ〉) 靴¥12,800(ドゥエ パッシ ペル ウォッシュ ルミネ横浜店〈ウォッシュ〉) 時計¥16,000(ジュエッテ) タイツ¥600(福助〈フランティカ クローゼット〉)
ウエストからドラマチックに広がるシルエットで美人度アップを約束
今シーズンのトレンドカラーのダークグリーンも、こんなシックなトーンならビジネスシーンにもマッチ。ベージュやグレーなどニュアンスカラーのはおりを合わせて、洗練フェミニンにまとめたい。
ワンピース¥27,000(FRAY I.D ルミネ新宿2店〈FRAY I.D〉) 手に持ったコート¥190,000(カオス 表参道〈カオス〉) バッグ¥85,000(ハルミショールーム〈カフネ〉) 靴¥52,000(ユナイテッドアローズ 丸の内店〈ペリーコ〉) タイツ¥5,800(ROPÉ ÉTERNAL〈ピエール マントゥー〉)
【女子会】レトロな雰囲気にセンスが光るフレンチ柄ワンピースで
派手か、甘いか、に転びがちな柄ワンピースはフレンチっぽいイメージで選ぶとちょうどいい。ヴィンテージトーンのプリントならではの落ち着いた色味なら職場で浮かず、かつ、おしゃれに装える。
フレンチ柄ワンピースの条件は…
✔︎ 派手すぎないベーシックカラーベース
✔︎ スタイルアップが叶うウエストコンシャス
✔︎ 女らしい抜け感が出せるデコルテ見せ
たくさん語って笑って、たわいないひと時の楽しみは心躍る花柄にのせて――
仕事を頑張れるのも、心許せる女友達との楽しい予定があってこそ! 華やかな柄ワンピースでテンションを上げて。オレンジもカーキベースだから派手すぎない印象に。
ワンピース¥26,000(ROPÉ mademoiselle) 手に持ったカーディガン¥32,000(ebure) バッグ¥47,000(イーストランド〈マンサー・ガブリエル〉) 靴¥22,000(メゾン イエナ〈MADE 194〉) ピアス¥290,000(カドー伊勢丹新宿店〈カドー〉) タイツ¥1,000(福助〈マッキントッシュ フィロソフィー〉)
ベルト代わりにウエストバッグ。遊び心あるアレンジで差をつけて
いつもよりキャッチーな着こなしを楽しめるのも女子会の醍醐味のひとつ。話題のウエストバッグをアフター7に投入すれば、センスあふれるワンピーススタイルがたちまち実現。カジュアルすぎないレザーバッグを選ぶのが正解。
ワンピース¥39,000(スピック&スパン ルミネ有楽町店〈アルディー ノアール〉) コート¥56,000(アルアバイル) ウエストバッグ¥60,000(essense of ANAYI〈MAISON BOINET〉) 靴¥149,000(ドレステリア 銀座店〈ニナ リッチ〉) ピアス¥14,000(ジュエッテ)
ドット柄はベージュ合わせでパリジェンヌっぽい小粋な印象に
フレンチといえば、のドット柄は、ネイビーベースで大人っぽく。ワンピースが甘い分、ジャケットとパンプスできりっと仕上げるのが30歳らしいバランス。すそに向かってすっと広がるトランペットシルエットは、歩き姿も美しい。
「クリスティ ドウン」のワンピース¥49,000・「ヴァレット」のピアス¥21,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター) ジャケット¥98,000(ebure) バッグ¥29,000(アイクエスト ショールーム〈OUIOUI〉) 靴¥40,000(THE GRAND Inc.〈LAURENCE〉)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2018年Oggi12月号「『何かある日』はやっぱりワンピース」より
撮影/倉本ゴリ(Pygmy Company) スタイリスト/入江未悠 ヘア&メイク/川嵜 瞳(PEACE MONKEY) モデル/朝比奈 彩 撮影協力/時たらず 構成/佐々木陽子
再構成/Oggi.jp編集部