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2017.03.07

【第2回】インスタント食品も、電子レンジもOK

前回はバランスの良い食事について、私の日常の食事をご紹介しながらお話しました。

ご覧になったらおわかり頂けると思いますが、手間はあまりかけていません(笑)。手間暇かけることと養生することはイコールではないんです。

最近雑誌などでも”丁寧に暮らす”といったことが再び話題にのぼっていますが、丁寧=時間をかければいい、と意味を取り違えている気がします。

もちろん時間に余裕のあるときは始めから自分で調理することも大切ですが、忙しいときは完璧にやろうとして挫折するよりも、インスタント食品や冷凍食品を賢く使って調理のハードルを下げるほうが継続できます。

Oggi読者のような働く女性のみなさんが、毎日インスタント食品や冷凍食品を使わず自炊するのはなかなか難しいのではないでしょうか。

無添加でなければ、オーガニックでなければ、とこだわり過ぎたり、朝はグリーンスムージーを飲んだから他は何でもいいや、と飽食していたら不調は解決しません。

最初からハードルを下げておいて賢く調理時間を減らし、その分を睡眠時間にまわしたほうが体にとっては良いこともあります。

そして、やはり毎食インスタント食品や冷凍食品、出来合いのお惣菜ばかりになるのは味覚を鈍化させるのでおすすめしません。

これらは塩分・油分・糖分が多いので、摂り続けると生活習慣病の原因になります。だからこそ使う頻度を考え、忙しいときは躊躇せず利用しましょう。

例えば、スープベースに野菜だけ切って入れる。冷蔵庫に余ったハムやチーズなどのタンパク質があればそれを一緒に入れてもいいですね。そして後はパンがあればバランスの良い食事になります。

同じようにインスタントの味噌汁に野菜と味噌を足せば立派な味噌汁に。それすらできないときは電子レンジで食材をチンしてお醤油やポン酢やごま塩をかけるだけでいい。

そんな当たり前のことを続けていると、自分の体の状態にもより繊細に気付けるようになってくるんです。

素材や調理へのこだわり、完璧主義とはサヨナラして、継続して自炊ができるようになることを目指しましょう。毎朝スムージーを飲んでいた頃よりも体の調子が整ってくることに気付けるはずですよ。

【ポイント】
忙しいときは躊躇せずインスタント食品に頼る

第1回】食事を見える化する

【第3回】旬を無視した食材選びは不調の原因かも

 

若林理砂

臨床家・鍼灸師。1976年生まれ。高校卒業後に鍼灸免許を取得。早稲田大学第二文学部卒(思想宗教系専修)。2004年に東京・目黒にアシル治療室を開院。著書に『大人の女におやつはいらない』、『その痛みやめまい、お天気のせいです 自分で自律神経を整えて治すカンタン解消法』、『夏冷えにサヨナラ!ペットボトル温灸術』など多数。https://www.asil-llc.info
DMMラウンジ「若林理砂のカラダ稽古部!」ではボディーワークを扱うオンラインサロンを開設中。Twitterアカウントは@asilliza


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