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2017.03.08

【第3回】旬を無視した食材選びは不調の原因かも

数年前からグリーンスムージーがブームになり、冬でもバナナを入れて飲んでいる女性が多いと思うのですが……冬にバナナを食べると、冷えます。

バナナは南国で採れる果物なので、日本人が冬に食べるというのは不自然ですし冷えの原因につながっているのです。

食材は、旬のものに勝る栄養価が高いものはありません。

旬の食材は、体にとって一番の薬になります。

また、調理方法も季節によって適するものが異なります。

東洋医学では季節を大まかに「陰」と「陽」で分けており、春から夏は陽の季節、秋から冬は陰の季節としています。

調理方法は下記左側が「冷やす力」を増やす調理法で、右側に行くに従って「温める力」を増やす調理法です。

冷やす→生食→湯がく→茹でる、蒸す→煮る→焼く→炒める→揚げる

「陽」の季節(春〜夏)は体を冷ましたほうがいいので「陰」の調理方法を、「陰」の季節(秋〜冬)は体を温めるために「陽」の調理方法が適しています。

すると、冬に生の果物や野菜を食べるのは合わないということがわかりますね。

特に今の季節、体の冷えがとれないとお悩みの方は、是非果物や生野菜をやめてみてください。きっと体が楽になるはずです。

冬が旬の食材は、たとえば

白菜や

りんご

銀だら

また、以下のようなものです。これらの中でも果物は除きますが、野菜や魚などを湯がいてお醤油をかけるだけでも養生の食事になります。参考にしてみてください。

小松菜・ほうれん草・水菜・春菊・チンゲン菜・ゆず・あんこう・金目鯛・はたはた・ふぐ・ぶり・じゃがいも・カリフラワー・ブロッコリー・大根・にんじん・長ネギ・みかん・きんかん・ほうぼう・カニ・ワカサギ・赤貝・みる貝・むつ

【ポイント】
旬の食材を季節ごとに合った調理法で食べる

【第2回】インスタント食品も、電子レンジもOK

【第4回】タンパク質不足は不調を引き起こす

若林理砂

臨床家・鍼灸師。1976年生まれ。高校卒業後に鍼灸免許を取得。早稲田大学第二文学部卒(思想宗教系専修)。2004年に東京・目黒にアシル治療室を開院。著書に『大人の女におやつはいらない』、『その痛みやめまい、お天気のせいです 自分で自律神経を整えて治すカンタン解消法』、『夏冷えにサヨナラ!ペットボトル温灸術』など多数。https://www.asil-llc.info
DMMラウンジ「若林理砂のカラダ稽古部!」ではボディーワークを扱うオンラインサロンを開設中。Twitterアカウントは@asilliza

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