今、話題の万能オイル「タマヌオイル」って?
何歳になっても悩みが尽きない肌トラブル。思春期のニキビに始まり、しわやシミ、肌荒れ、日焼けなどなど・・そんな肌トラブルに嬉しい、奇跡の万能オイルと呼ばれる「タマヌオイル」をご存知ですか?
■What is タマヌオイル?
ハワイやオーストラリア、東南アジアなど熱帯・亜熱帯で育つタマヌ樹(テリハボク/照葉木)の実から抽出されるオイルのことです。100kgのタマヌの実から抽出できるのはわずか5Lと少なめ。
エキストラバージンオリーブオイルの20倍以上の抗酸化値があり、ココナッツオイルに続く万能オイルとして、ヨーロッパを中心にオーガニックコスメ先進国界隈で今大注目されています。
■テリハボク てりはぼく/照葉木
[学]Calophyllum inophyllum L.
オトギリソウ科の常緑高木。別名ヤラボともいうが、これは沖縄の方言に由来する。高さ20メートル以上に達する。葉は堅い革質で対生し、楕円(だえん)形または長楕円形で全縁、長さ10~15センチメートル。中央脈は裏面に突出し、側脈は互いに平行、表面は光沢がある。総状花序を腋生(えきせい)し、白色で径約4センチメートルの香りのある4弁花を開く。雄しべは黄色で多数ある。核果は球形で径約3センチメートル、種子が1個ある。
海岸に生え、小笠原(おがさわら)、沖縄、宮古、八重山(やえやま)の各諸島、および台湾、熱帯アジア、マダガスカル、ポリネシアに分布する。防風林、街路樹に適する。
また材は堅くて光沢があり、高級材(マホガニーの代用)とされる。樹皮は染料、種子の油は外用薬とする。[島袋敬一]
小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)より
■タマヌオイルはどんなときに使うといいの?
ニキビやニキビ跡、肌荒れ、アトピー、火傷、シミ、しわ、妊娠線や日焼けなど肌トラブル全般にタマヌオイルの保湿・抗炎症作用は良いと言われています。
また、鎮痛作用・脂肪代謝作用も期待でき、人によっては痛風やリウマチ、神経痛の痛みなどのケアに使っている方もいらっしゃるそう。
■タマヌオイルの使い方は?
肌トラブルの場合には洗顔後の肌、普段使いとしてであれば洗顔・化粧水・乳液でお肌を整えた後に使います。紫外線をカットする働きも持っているというので日中にも。
マッサージオイルとしても人気で、顔はもちろん全身に使うことができます。少量でのびも良いので、出し過ぎに注意です!
■タマヌオイルはどこで買えるの?
ハワイやタヒチ、東南アジア観光都市のオーガニックコスメショップでの取り扱いが多いですが、なかなか行く機会がない! という方にはネット通販でも購入できますよ。
ライター・ストウのオススメは未精製のタマヌオイル。オイルの色が深緑色で重めのものになります。
今現在、愛用しているのがこれ。ベトナムで購入したものです。オイルが緑色なのがわかりますか?
未精製は匂いもなかなか強烈で、カレーの様なスパイシーな香りで本当に臭い!(笑) なので私は就寝前にのみ使っています! 興味があれば、お肌のメンテナンスに是非、使ってみて下さいね!
初出:しごとなでしこ
ストウ
保険会社法人営業約3年勤務。事務職への転職を機にライターに転身。
現在は、保険をはじめさまざまなジャンルについて、ウェブや雑誌など各種メディアに寄稿している。