お得でサスティナブルな「TABETE(タベテ)」知ってる?
仕事帰りに近くの飲食店で余ってしまった料理を美味しくお得にレスキューできる「TABETE」というフードシェアリングサービスを運用している篠田沙織です。
TABETEは廃棄の危機にある食事を手軽にレスキューできるWebプラットフォームです。
まだおいしく食べられるけれど、閉店時間や賞味期限などの理由からお店が捨てざるを得ない状況から、TABETEユーザーが食事を救い出すことができます。そんなTABETEは、「ユーザーよし」「お店よし」「環境よし」と、みんながハッピーになれる「三方よし」の社会派ウェブサービスです。
TABETEユーザーは、サービスを通して簡単に食料廃棄の削減に貢献することができます。さらに、行ったことのない新しいお店を発見できたり、おいしい食事がお得に買えたり。つい、またTABETEを訪れたくなる要素が盛り沢山。 食べ手もハッピー、お店もハッピー
お店側にも良いことがたくさん。
■TABETE 公式サイトはこちら
現在ヘビーユーザーさんは、20〜40代の働く女性。もっともっとその裾野を広げたい! そこで私が「TABETEを最大限まで活用する方法」をお伝えします。
TABETEをチェックしてから→受け取って食べ終わるまでを一連の流れをレポート
✔︎夕方6時前後にレスキュー要請が多い!
まず、TABETEをチェックするおすすめの時間、ズバリそれは18:00前後です。この時間が一番レスキュー要請が多く、様々なお店を選ぶことができます。私はまだこの時間は仕事中ですが、仕事の合間にPCでTABETEを眺めます。スマホでアプリもありますので、自分で便利なほうを使ってくださいね。
レスキューが出ているお店は一覧でチェック。自宅や勤務地の最寄りの駅名などでも探せます。
今日のレスキュー一覧のなかから、職場から自宅へ帰る途中で、簡単に行けそうな池袋の“300B ONE”さんのレスキューをチェック! レスキュー内容はどんなかな? 780円のものが500円で購入できると書いてあります!
内容は、美味しそうなデジカルビ弁当! 通常ランチタイムに780円で販売しているものが500円で購入(レスキュー)できるとのこと。ピックアップは名前と個数、ピックアップ時間を入れ、クレジット決済するだけ。
✔︎TABETEのアプリで、マップを見ながらお店へ向かえば迷子にならない!
アプリの「現在のレスキュー」から、マップを確認することができます。今回のお店は池袋駅から4分程度。西口公園を抜けてまっすぐ行ったところで、着きました。ちょうど、職場の子が一緒だったので、2個レスキューしちゃいます。
お店に到着!
外観がなんともアメリカンなこちらが300B ONEさんです。中に入ります。ステーキハウスなので、中は煙がモクモク。お肉の焼けるいい香りが店中に漂っていました。
店員さんに「TABETEできました」と伝えると、「ありがとうございます! 少々お待たせしてしまうので、こちらのお席でお待ちください」とわざわざ座って待たせてもらえました。お水も頂きました。やさしい♡
✔︎気になっていたお店の内装や雰囲気、メニューなどもくまなくチェックできる!
待ってる間に店の中のを見ていると、普通に食べに来たくなります。TABETEはデリバリーとは違って実際にお店に実際に行くことができるので、気になっていたお店の中もこうして入ることができるのも利点。
私はこの待ち時間にメニューを読みまくって、「次来たときはこれを頼むな〜」とか、グルメサイトの口コミをみて妄想を膨らませることが好きです。その場で来店の予約を取ることもあります。
そうこうするうちに、ビニール袋に入れて「お待たせしました!」とお渡ししてもらいました。レスキューチケットをタップしてもらい、レスキュー完了。家や職場など、食べられる場所に持って帰ります。
自宅に到着! 早速レスキューしたお弁当を食べます
袋を開けてみると、中にメッセージカードが入っていました。
名前入りです。用意していてくれたんですね。こういった気遣い、個人的にすごく好きなので嬉しいです。
じゃじゃーん、こちらが本日レスキューしたデジカルビ弁当。
ナプキンと割り箸付きで、お弁当はラップぐるぐる巻きの上に輪ゴムというフル装備。汁漏れなし! そのままチンをしてラップをとります。ランチメニューで売っていたものなので、冷めている状態ですが、家でチンすればなんの問題もありません。
うわー美味しい! お肉の量も味付けも最高♡ 野菜と炒まって、ピ辛すぎず、甘辛な仕上がり。これは万人受けする美味しさ。ご飯がもりもり進む! ご飯もツヤっとしていて、私好みのちょっとかみごたえのある硬さで嬉しい。あっと言う間に食べ終わりました。
今回は、仕事帰りに美味しいデジカルビ弁当をワンコインでゲットすることができました。2つ買っても1000円です。何より、お店の方に「レスキューありがとうございます!」と喜んでもらえるのも嬉しいです。
他の人たちのTABETE活用術ものぞき見
✔︎残業中の捕食にもTABETEを有効に活用
私は仕事終わりに使うことが多いですが、弊社の社員はまた違った使い方をしているよう。弊社の古賀くんは、残業時にTABETEを活用。20時くらいのお腹が空いたタイミングでTABETEで決済し、会社を一旦出てレスキューに向かいました。
今日古賀くんがレスキューしたのは、ステーキ屋さんのはじっこ肉を活用したカレー弁当。普段はまかないとしてお店の方だけで食べているのですが、余ってしまったのでTABETEでもレスキュー商品として提供されているそうです。
オフィスまで持ち帰り、折角なのでちゃんとしたお皿に移し替えて頂きます。
カレーと合わせ、優雅にお茶をワイングラスに入れて(笑)、いただきます。「お店の人しか食べられない美味しいまかないを、こうしてレスキューして食べられるのは嬉しい!」とモリモリ食べています。
TABETEを活用するまでは、外食でラーメンによく行っていた彼ですが、最近は残業の度に会社近くのお店へレスキューに行っています。食べられるメニューの幅がカレーやお弁当など広がって、重宝しているそう。
✔︎現在は都内を中心に250店舗の飲食店がTABETE加盟店舗として登録
まだまだ活用できるエリアは少ないですが、これから更に店もエリアも拡充して、沢山のメニューが選べるようにしたいです。是非お仕事帰りや残業中にレスキューしてみてください。
■「TABETE(タベテ)」アプリ(iOS用)ダウンロードはこちら!
初出:しごとなでしこ