男女1,045人に調査! 65%以上が経験した「海外旅行に対する不安」とは?
もうすぐ夏休み♡ 海外旅行を計画している人も多いのでは? 楽しみな反面、他国に行くだけあって、不安なことも多いですよね…。
今回、オンライン総合旅行サービス「エアトリ」が10代~70代の男女1,045人に「海外旅行時のトラブルと対処法」に関する調査を実施。
その結果、65%以上が不安を感じた経験があることが明らかになりました。
■海外旅行に行く際に不安になったことはあるか?
まず、海外旅行経験者に対し「海外旅行に行く際、不安を抱くことはありますか?」を聞いてみると、「いつも不安を感じる」が15.1%、「時々不安を感じる」が50.8%と65%以上の人が何らかの不安を抱いた経験があることがわかりました。
■不安の1位は、やはり「治安」
次に、海外旅行に行く際、不安を抱いた経験がある人に対し、「どのような不安を抱くか」を質問したところ、海外渡航回数に関係なく、1位は「治安」(1〜9回:74.2%、10〜19回:69.5%、20回以上:70.2%)に。
一方、「荷物の紛失・盗難」(1〜9回:68.8%、10〜19回:54.0%、20回以上:58.9%)、「言語」(1〜9回:61.7%、10〜19回:58.0%、20回以上:33.0%)、「ぼったくり・かつあげ・強引な勧誘」(1〜9回:47.7%、10〜19回:40.8%、20回以上:35.1%)は、渡航回数が少ないほど「不安」だと答える割合が多くなりました。
逆に「飛行機の遅延・欠航・乗継」(1〜9回:46.9%、10〜19回:50.0%、20回以上:50.0%)と「災害」(1〜9回:19.5%、10〜19回:23.6%、20回以上:24.9%)は渡航回数が多い人の方が「不安」だと答える割合が多くなりました。
対策することによって防げる可能性のあるものは渡航回数が増えるほど「不安」と答える人が減り、対策をしても避けられないトラブルは渡航回数が増えるほど「不安」だと答える人が増える傾向にあるようです。
エアトリスタッフが回答! 海外旅行でのトラブル対応方法
初めて海外に行く人にとってはもちろん、何度も海外に行っている人でも不安な気持ちは消えないのですね…。
少しでも不安が解消できるよう、エアトリのスタッフにトラブルごとの対応方法を聞きました。
■治安情報はどうやって収集するべき?
治安情報は逐一変わっていくため、友人・知人から聞いたり、雑誌やガイドブック等タイムラグが出るものはおすすめできません。
エアトリでおすすめしているのは外務省の「海外安全ホームページ」です。
また、いざという時に在外公館などから緊急情報提供を受けられる外務省の海外旅行登録サービス「たびレジ」に登録しておくとなお安心です。
■パスポートを紛失した場合は、どのすればいいの?
海外でパスポートを紛失した場合、そのままでは帰国できません。
パスポートの再発行または一時帰国のための渡航書の発行が必要となりますので、紛失に気が付いたらすぐに最寄りの日本大使館や総領事館に行って、パスポートの失効手続きを行ってください。
またその際、日本で紛失した場合と同様に紛失理由がわかる証明書類が必要となりますので、現地の警察署で「ポリスレポート」を発行してもらってから、日本大使館や総領事館で届け出を行いましょう。
必要書類は日本での場合とほぼ同じです。
【必要書類】
・紛失一般旅券等届出書1通 ※国外では「ダウンロード申請書」が使用できます。
・紛失理由がわかる証明書類
・6カ月以内に撮影したパスポート用の写真(縦45 mm×横35 mm) 1枚
・身元確認書類(本人確認、国籍確認ができるもの)
■財産を紛失あるいは盗難されたら?
貴重品の紛失・盗難にあったら、まずは地域の警察に「被害届」を出します。
さらに、クレジットカードを紛失または盗難にあった場合は、警察での届け出に加え、至急カード会社へ連絡してカード停止手続きをしてください。
また、海外では旅行者を狙ったスリやひったくりが多く発生していますので、多額の現金は極力持ち歩かないなどの対策を行なうことも重要です。
■飛行機に乗り遅れそうになったら?
寝坊をして飛行機に乗り遅れそうな場合、まずは航空会社または旅行会社に電話をした方が良いでしょう。
航空券によっては、搭乗する飛行機が出発する前に予約を変更することができます。
また、変更できない場合でもキャンセル料が変わるため、電話は忘れないようにしましょう。
海外旅行の不安な気持ちを少しでも解消することができましたか?
事前に情報を収集すると、安心しますよね! なるべく不安な気持ちを少なくして、貴重な海外旅行を目一杯楽しんで♡
情報提供/株式会社エアトリ
初出:しごとなでしこ