【目次】
・【午前中:深水埗(シャムスイポー)散策】
・【午後:2018年5月にオープン! 歴史を感じる新インスタスポット「大館」へ】
・【夕方:ハーバーシティのオーシャンターミナルデッキでサンセット鑑賞】
・【夜:夜景は海上と窓越し、ダブルで堪能すべし!】
【午前中:深水埗(シャムスイポー)散策】
お世辞にもキレイとは言い難いけれど、年代を感じさせるアパートが立ち並ぶ光景こそ、イメージする香港だったりしますよね。
でも、そんな光景も「いつ見られなくなってもおかしくない」と現地の人がいうほど、再開発が進んでいるとか。であれば、生活の匂いが色濃く香るローカルエリアへは、一度は足を運んでおくべき!
深水埗(シャムスイポー)は昔ながらの香港を感じさせながらも、新しい若いエネルギーのパワーが生まれつつある街。
■買い物はMade in HongKong! バッグブランド「Doughnut(ドーナツ)」で
こんなディープな露店街に、突如として現れる“今っぽさ”全開の外観。それがバッグブランド「Doughnut」の本店。
地元生まれのレックスさんが仲間と5年前に立ち上げたバッグブランドは、こんな渋いエリアにあるにもかかわらず、SNSを中心に若者の間で大ブレイク。
今では国内に4店舗、海外ではアジアをはじめヨーロッパでも取り扱う店があるほど。
ブランド名は、「カラフルで毎日食べても飽きない」からとドーナツに。その言葉通り、店内には色とりどりのリュックが並ぶ。
女性だけでなく男性にも人気で、ユニセックスで使えるデザインも魅力のひとつ。
「日本でもロフトや東急ハンズで取り扱っていますが、本店にしかないカラーや型もあるので、是非足を運んでくださいね」(レックスさん)
値段も¥3,000台からと非常にリーズナブル。メイドイン香港のアイテムは旅の思い出にもぴったり!
【Doughnut】
G/F, 68 Fuk Wa Street, Sham Shui Po
営業時間:10:30〜20:00
■漢方ドリンクで滞在中の胃腸の疲れをリセット
1931年に建てられた歴史的な建物「雷生春」の1階では、漢方ドリンクやスープを1杯単位で購入可能。
地元の人もふらりと訪れては、漢方ドリンクを飲んでいくんです。それくらい、香港の人の暮らしには漢方が密着しているんですね。
効果効能は漢字からなんとなく推察。香港では食べまくりで胃腸を酷使しているので、胃に効果的というドリンクをチョイス。
養命酒を薄めたような少し甘い味で、初心者でも飲みやすいかも。コーヒーショップでお茶するよりも、漢方ドリンクで一休みするのが香港らしい過ごし方!
【雷生春/Lui Seng Chun】
119 Lai Chi Kok Road
営業時間:月-土9:00〜13:00、14:00〜18:00、日〜13:00、祝日休み
【午後:2018年5月にオープン! 歴史を感じる新インスタスポット「大館」へ】
オールド・タウン・セントラルに新たに誕生したのがセントラル警署建築群だった場所をリノベーションした施設。歴史や文化、デザインを感じる話題の場所として、香港リピーターの間では早くも話題に。
それもそのはず。
ここではなんと! 当時の刑務所の様子を見ることができるんです。
まるでドラマの世界!
これが房の中。ドアの開閉は自由にできるので、中に入って写真撮影もOK。
さらに中庭には当時の壁(左)がそのまま残されているので、「これだけ高さがあったら、プリンズンブレイクは無理だっただろうな〜」なんて想像できたり。
刑務所だけでなく、裁判所、警察署を同じ場所にあったというわけで、中にはこんな風に昇進試験を待つ署員の当時の様子を再現した絵も。
今までとは違った角度で楽しめる新しい“インスタスポット”でもあるのです。
訪れる際はWEBで予約を忘れずに!
【大館/Tai Kwun】
10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
営業時間:11:00〜23:00
【夕方:ハーバーシティのオーシャンターミナルデッキでサンセット鑑賞】
香港最大級の商業施設、ハーバーシティ。450店舗のショップに70軒を超える飲食店が集結。世界的な有名ブランドもほぼすべてここで揃うだけあって、香港で買い物といえば、ココというほどハズせない存在です。
滞在中1度は必ず訪れるであろうハーバーシティに、2018年にオープンしたのが、「オーシャンンターミナルデッキ」。
ビクトリア・ハーバーのほか、香港島と九龍半島を270度のパノラマで臨めるデッキから見るサンセットは最高!
しかも無料! ショッピングに疲れたときのひと休みスポットとしても覚えておくといいかも。
【Harbour City Ocean Terminal Deck/ハーバーシティ オーシャンターミナルデッキ】
3 – 27 Canton Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon,Hong Kong
営業時間:店舗によって異なる
【夜:夜景は海上と窓越し、ダブルで堪能すべし!】
香港の夜景の美しさは、ご存知のとおり。
でもその夜景、どこから見るかが問題なんです。
毎晩20時から約10分間行われる世界最大の光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」は、絶対に外せないし夜景を見ながら食事だって楽しみたい。
というわけで、どちらも楽しめる方法をご紹介。
■シンフォニー・オブ・ライツ クルーズに乗って、海上から夜景を楽しむ
ベタだと思って侮ってはいけません。1ドリンクがつき(アルコールOK)で、椅子に座りながら人混みとは無縁で夜景が見れるなんて、他にそうそうありません。しかも海風を感じるので、驚くほど涼しい!
▲こんなおしゃれな椅子までアリ。
▲陸から見る人たちに手を振りつつ、セルフィーも思う存分撮れます(笑)
「香港には何度か来ているけれど、実はまだ乗ったことがない」、どんな人ほど感動すること間違いなしです!
【アクアルナ/aqualuna】
ハーバークルーズ 大人HKD220
シンフォニー・オブ・ライツ クルーズHKD295
レートクルーズ HK,195
■ディナーはハーバーシティ2階の「映水芙蓉/Fu Rong」で夜景を見ながら乾杯を
クルーズを楽しんだあとは、船着場からも徒歩で約10分と近いハーバーシティへと戻ろう。
お目当ては、現代的にアレンジされた四川料理がおいしい「映水芙蓉」。2017年10月にオープンして以来、夜は多くの人でにぎわっています。
思わず写真を撮りたくなっちゃうほど、美しい料理の数々。
素材を味を生かしながらもスパイスが小気味よく効いていて、お箸が進む!
ビオワインも充実しているので、四川とのペアリングも新しくて斬新。
【映水芙蓉/Fu Rong】
Shop 201, 2/F,, Ocean Terminal, Harbour City,, 3-27 Canton Road,, Tsim Sha Tsui
営業時間:11:30〜24:00
旅先では1日をどれだけ充実させられかがキモ!
香港での過ごし方の参考にしてみてくださいね。
取材協力/香港政府観光局
※ここに掲載した情報はすべて2018年7月時点のものです。
初出:しごとなでしこ