新たな夜の楽しみ方を発見! 女性におすすめしたい「シンガポール」のベストバー
自他共に認める、大のお酒好きの筆者です。
普段飲み屋で頼むものは、ビールかホッピー、そしてハイボール。けれど、たまにはオシャレをして、自分のためにカクテルシェイカーを振ってつくられた最高の一杯を、特別なシチュエーションのなかで楽しみたい…。
そう思った筆者、このGW中、友人であるなでしこリポーターズの徳山沙季さんと、4泊5日でシンガポールへ旅行に行って参りました。
働く女性の自分へのご褒美といったらやっぱり…「海外旅行」、そして旅先でのちょっとした贅沢、ですよね♪
東京都23区と同じくらいの大きさの島・シンガポールはとても治安が良く、日本と比べてタクシーも割安、ルーフトップバーやバーラウンジなど、憧れの「ナイトライフ」をステキに過ごす環境が整っていて、日本人の女性が海外の夜を過ごすにはとてもおすすめの国なのです♡
2018年5月、シンガポールで初開催された「アジアのベストバー」の表彰式。今年で3回目の開催となる「アジアのベストバー」は、アジア各地の有名なバーテンダーやカクテル専門家など、200人以上の飲み物専門家で構成されたアジア50のベストバーアカデミーから投票が集められ、アジアの優れたバーを表彰するというもの。
会場であるシンガポールのキャピトルシアターには、世界各国のバーテンダーが集結! アジアのベストバーが50位からカウントダウン形式で発表され、大型ホテルのカクテルバーからウイスキーバーなど、アジアの多様なバーがランクインしました。
憧れのナイトライフを過ごすにぴったりのシンガポール…せっかくなので、ランクインしたバーを巡ってみようではありませんか♡
ということで、
7位の「Tippling Club」
19位の「Operation Dagger」
42位の「Jigger & Pony」
へ、足を運んでみました。
ベア型のグミで、カクテルの味をテイスティング♪「Tippling Club」
左側がバー、右側がレストランになっていて、シーンや気分に合わせて利用できる「Tippling Club」は、お昼の12時からバースペースがオープン! カフェ感覚でふらっと立ち寄り、バーでカクテルを楽しむことができます。
清潔感ある内装とカラフルな壁面、そしてバーカウンターにはたくさんお酒の瓶が吊るされていて…とてもフォトジェニックな空間♡
そして、バースペースで頼めるカクテルにはある工夫がありました。
メニュー表と一緒に渡される「DEAMS & DESIRES」と書かれたグリーンの袋の中に入っているのは…ベアの形をしたグミ。このグミはメニュー表にあるカクテルの味になっていて、まずこのグミをテイスティングし、自分好みの味を見つけることができるのです!
メニューだけではまったく味の想像がつかないカクテルも、このグミを食べて先に好みの味かをテイスティングできるのは嬉しいっ♡
12種類のカクテルの中で、筆者は「BABY」をチョイス。なんともかわいらしい哺乳瓶型のグラスにカクテルが入って出てきました!
ミルクやバニラ、はちみつなどが入っているカクテルで、甘くて飲みやすいのですが…サイズが小さいぶんアルコール度数が高いので、お酒に強い方におすすめです。
併設されている隣のレストランでは、目の前で調理している姿が見えるオープンキッチンが印象的。
魚介やお肉など、野菜をふんだんに使った、贅沢な創作料理のコースがランチタイムから楽しめます。料理と一緒に合わせるアルコールのペアリングもおすすめですよ。
たくさんのサプライズが待っている「Tippling Club」、運がよければ、イケメンバーテンダー・ジョーさん(写真上)にも会えるかもしれません♡
【Tippling Club】
住所:38 Tanjong Pagar Road,Singapore 088461
「Jigger & Pony」には、日本人イケメンバーテンダーも♡
チャイナタウン近くのAmoy Streetに位置する「Jigger & Pony」では、日本人のイケメンバーテンダー繁さんが出迎えてくれました。
バーカウンターには多くのリキュールが並び、まるで図書館のよう! 通りに面したガラスドアから差し込む外光と落ち着いた店内には、リラックスした雰囲気が漂います。
数あるカクテルメニューの中から筆者が選んだのは…「French Kiss」♡ そしてなでしこリポーターズ・徳山さんが頼んだのは、「Sakura Sakura」。
ラズベリーとローズのシロップを使った「French Kiss」は、ほのかに酸味が感じられます。キスをした後に、ほっぺがぽっと赤くなってしまったかのような色合いにも目を奪われます。
「『Sakura Sakura』には、何が入っているのですか?」なんて会話から、お互いの出身地、年齢のことなど話が弾んでいた徳山さんと、バーテンダーの繁さん。
自分のためにつくられた特別な1杯と、バーの雰囲気やバーテンダーさんとのトークを楽しむ…これぞバーの醍醐味!
また、おつまみや軽食メニューも複数ラインナップしています。こちらはたっぷりのクリームチーズを使用した「Ricotta & Toast」。ヘーゼルナッツの食感とはちみつの甘さは、カクテルとも相性も抜群です♡
開店時間の18時から20時までは、お財布にやさしいハッピーアワーのカクテルメニューも。まずは気軽に「Jigger & Pony」を訪れてみて。
【Jigger & Pony】
住所:101 Amoy Street,Singapore 069791
まるで秘密基地のよう!「Operation Dagger」
入り口からして、隠れ家的な雰囲気漂う「Operation Dagger」。とても分かりにくい場所にあるので、来店の際には住所をしっかりチェックしたほうがいいかも。
地下に降りていくと、「ここはどこ…私は誰…?」と、我をも忘れそうな異世界の雰囲気が漂う空間が広がっています。
天井に吊るされた照明代わりの電球や、壁面のライト、化粧室の壁など、どこを切り取ってもオシャレ。
メニューには、ホームメイドのフルーツテイストのナチュラルワインや、「Operation Dagger」オリジナルの斬新なカクテルがずらーり。
せっかくなので、カクテルとペアリングを楽しむことができる「OMAKASE」の3コースをチョイスしました。
オイスターの葉をつかった「OYSTER ICE CREAM」は、スイーツを食べているかのようなまろやかな風味が口に広がります。
ジャスミンやいちじくの葉が味わい深いカクテル「17/18 CYPRUS HILL」は、さっぱりした口当たり。
独創的でユニークな、ほかにはないカクテルを味わうことができる「Operation Dagger」。自分だけの隠れ家にしておきたい…そんなバーです。
【Operation Dagger】
住所:#B1-01,Ann Siang Hill,Singapore 069791
年中夏服で過ごすことができる常夏の国、シンガポール。日頃仕事を頑張っている息抜きに、非日常的な空間で、こだわりのカクテルとともに特別なナイトライフを過ごしてみてはいかがでしょうか♪
取材・文/サワダユキコ
初出:しごとなでしこ