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LIFESTYLE

2017.08.13

人生チェンジ可能(かもしれない)なハワイ島への旅のすすめ

旅行コラムニスト・山下マヌーさんから届く、世界からの旅お便りは、最近、マヌーさんが書かれた新刊「気になるハワイ・ネイバー:ハワイ・マウイ・モロカイ・カウアイ・ラナイ」から、ハワイ島のお話。

日本からの直航便でより行きやすいハワイ島こそ、今行くべきネイバー。狙い目は水金日の出発!

夏休み真っ只中、「来週からハワイ!」という方もいるのでは? 今年も出国する観光客で空港は大賑わい。とある調査によると今年の夏休みに海外に出かける数は273万人と昨年の3.4%増。1969年の調査開始以来2番目に多い数だと聞きます。

渡航先の中でも、相変わらず高人気なハワイ。しかしながら今年はハワイに行く人の中に、少しばかり変化が。これまではワイキキ中心オアフ島が圧倒的多数だったのですが、ハワイ島へ出かける人が増えているんです。理由は、昨年末からハワイアンエアラインが、日本−ハワイ島コナ空港まで直行便を開始したから(羽田空港から水金日の週3便)。

また、夏休みには間に合わなかったのですが、JALも9月からハワイ島直行便を復活、成田空港から毎日就航の予定です。

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ではここで問題。ハワイ島へ行くには何曜日に出発すればよいでしょうか? 旅慣れた&賢いあなたならもうおわかりのはず。そう、ハワイアンとJALのどちらもフライトのある日=つまり料金の競争が期待できる水金日が狙い目、というのが正解。

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そんなハワイ島、かなり大きいです。

どのくらい大きいかというと、ハワイの他の島を全部足した面積より大きいんです。オアフ島やカウアイ島、ラナイ島は一日あれば車で一周することは可能。マウイ島も頑張れば一日で回れます。ですがハワイ島は無理。広さに加えてこの島にしかない、絶対に見ておくべき場所も多いため、行くと決めたら、余裕をもったスケジュールで。

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ということで、広すぎるハワイ島の魅力をここで全部紹介するのは不可能でございます。そこで「ハワイ島ビギナーが行くべき場所」をピンポイントでご紹介。

山下マヌー的「ハワイ島ビギナーが行くべき場所」まずは何はなくともマウナケア!

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日本人のハワイ旅行の滞在平均日数は4泊6日。そのうち、ワイキキとネイバーで2泊ずつ滞在するとして、広いハワイ島のどこを攻めるべきか。初めてなら誰がなんと言おうと、マウナケア。正直、ハワイ島に行ってマウナケア山頂に行かないなんてことはありえません!

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標高は富士山より高い、4205㍍。
太平洋で最も高いマウナケア頂上は、太平洋で最も宇宙に近づける場所。

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当然冬は寒いです。オアフ島やワイキキしか知らない人には驚きの、辺り一面銀世界が広がったりしています。スキーをしてる人だっています。

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この銀世界にサンセットが射した時間が最高。雲の白と雪の白に反射するオレンジ色に包まれる幻想的な時間は、まさにマウナケアのゴールデンタイムともいうべき時間。

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この風景を前に、人生変わった人続出?

若干大袈裟かもですけど、しかし事実です。

過去取材でこの壮大な風景を見た人の中には、「毎日毎日仕事に追われてた自分がバカみたい」と、帰国後に広告代理店を辞めてしまった女性がいます。また「いつまでも引きずっていた自分が惨めに感じて」と、元カレの幻想から抜け出し新しい恋に走った女性もいます。「もっと見ておかなくてはならないものがある気がする」と、会社を辞めて世界に旅立った男性も…マウナケアからの光景は人を動かす見えざる力があるんです。

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こちらが感動のサンセット。

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「マウナケアに登るは大変じゃないですか?」とたまに聞かれます。歩いて登山するものと勘違いしている人も少なくないようですが、違います。車で楽々。途中、オニツカセンターで高地に身体を慣らし、その後一気に山頂まで。

防寒着を貸してくれるので安心とはいえ、サンダル素足短パンは寒いということをお忘れなく。

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レンタカーで自分で登ることも可能ですが、夜は危険。危険な上に防寒着もなく寒い。危険で寒い上に大手レンタカー会社の場合には保険がカバーされない。危険で寒くて保険がカバーされない上に、星空や天体の解説を誰もしてくれないことを覚悟していかなくてはなりません。

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正直、ツアー代金は安くありません。200ドル前後します。しかし4WD車を1日レンタルすれば(しかも山頂付近からは保険なし)100ドル前後はかかります。暖かい飲み物と防寒着、頭上に広がる星と宇宙の興味深い話が聞けて200ドルで人生変わる(かもしれない)場所まで連れて行ってくれるのなら、妥当だと思いませんか?

そうそう、マウナケアに登る前に抑えておきたい大切なことがひとつ。それは月齢のチェック。というのは満月の(もしくは満月に近い)日の夜空は月明かりが眩しく、感動的は夜空にはならないから。ハワイ島に行く=マウナケアに登るなら、旅程を決めるまえに月齢カレンダーのようなものでチェックしてからですよ(たとえばこんなHPで月齢チェック)

山下マヌー的「ハワイ島ビギナーが行くべき場所」その2はボルケーノ!

人生が変わる(かもしれない)マウナケアの次に、ハワイ島で「見ずに帰れない」ポイントは、ボルケーノ。

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ムンムンと噴煙を吹き上るキラウエア火山、そこはまさにハワイで最大のパワースポット。地球のパワーと偉大さと怖さを十分に感じることのできる場所であります。

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火山公園はハワイ州唯一の世界遺産。クレーターの中を歩いたり、溶岩が駆け下りた際に作られた通り道の洞窟を歩いたり、地底から吹き上がる熱や煙を感じることが出来たり、いろいろ体験可能。

溶岩が海に流れ、村を飲み込んだ黒くてちょっと不気味な光景を見たりもできます。

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もちろんビーチやリゾートも完璧、そのほかにも見どころ盛りだくさんのハワイ島。なのですが、ハワイ島でしか体験、体感できないことといったら、今回紹介したふたつの山。マウナケアとキラウエアに出かけ、人生を変えちゃう(かもしれない)ハワイ旅をどうぞ!

お出かけの際には「日本随一」(本人談)のガイド本『気になるハワイネイバー』をお忘れなく!

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初出:しごとなでしこ

山下マヌー Manoue Yamashita

雑誌編集者を経て旅行コラムニスト/作家に。渡航回数300回超、最新刊『ハワイのホテルの使い方、遊び方』で著作は60冊に。
Travel columnist&writer after a magazine editor.
Over 300 times to foreign travel, and over 50 books of the copyright so that work.

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▲最新刊「気になるハワイ・ネイバー: ハワイ・マウイ・モロカイ・カウアイ・ラナイ 」山下マヌー著
1,620円(税込) 東京ニュース通信社 好評発売中です!


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Oggi5月号46ページに掲載しているアルアバイルのライトベージュのジャケットの値段に誤りがありました。正しくは¥49,500になります。
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