読者の雨にまつわる積年の悩みが大集合! アイテム選びや着こなしについて、元会社員という経験をもつスタイリスト渡辺智佳がリアルな目線で提案してもらいます。
▶【チープなビニール傘はそろそろ卒業したい】
▶【じめじめシーズン、着こなしで涼しげに見せたい!】
▶【濡れやすいバッグ。濡れてもOKなものは?】
▶【雨シミで汚れやすいから、淡色トップスは避けてます】
▶【おしゃれな雨用靴ありますか?】
▶【なかなか洗えないスーツ、汗と雨でにおいが気になります】
▶【雨の日は濃い色のパンツオンリーです】
▶【湿気を吸ったシャツがシワシワになるのが気になる】
▶【社内の冷え対策、カーディガンがマンネリ】
お悩み10「レインブーツ、キレイ色や柄に惹かれて買ったはいいものの、合わせづらくて…」法律事務所勤務・29歳
レインブーツは、目立たないデザインがベスト。黒のオーソドックスな乗馬ブーツタイプがおすすめです
「雨の日に気分を上げるために、ドットや花柄、華やかな色を選んでしまう気持ち、わかります。でも全身で見ると足元だけ別人格なのってかなりの違和感! 色や柄は傘で取り入れて、足元は黒子に徹して。マッキントッシュ フィロソフィーのレインブーツは、ムダのないデザインでサイドファスナー付き。まさに名品」
取りはずしできるインヒール付きで、脚長効果が期待できるデザイン。ブーツインするときもおさまりよし。レインブーツ¥17,000(SANYO SHOKAI〈MACKINTOSH PHILOSOPHY〉)
スタイリスト渡辺智佳が提言!
梅雨こそファッションを駆使して楽しく乗り切ろう!
「梅雨って本当にうっとうしい季節! でも同時にファッションに投資しがいがあるな、とも思います。というのも、ここ1~2年でレインコートとレインブーツ以外の雨仕様アイテムの選択肢の幅がぐんと広がりました。『え、これ本当に雨仕様?』なんて思ってしまうくらいのクオリティの服がわんさか。毎日忙しく働く女性こそ、そういったアイテムをうまく駆使して、時短やストレス軽減を叶えてほしいなと思います」
profile/渡辺智佳
大学卒業後、大手銀行にて総合職を4年半経験。そこで培ったリアルな目線を生かしたスタイリングには、知的な雰囲気が漂う。
2017年Oggi7月号「これでOK! 梅雨どき1か月コーディネート」より。
【本誌掲載時スタッフ 撮影/須江隆治(モデル/See)、魚地武大(静物)、中田陽子(渡辺氏プロフィール写真/MAETTICO) スタイリスト/渡辺智佳 ヘア&メーク/松田美穂 モデル/有村実樹(本誌専属) 撮影協力/ペンブローク リアルエステート ジャパン エルエルシー、Zoff 構成/堀 由佳(Oggi)】
初出:しごとなでしこ