読者の雨にまつわる積年の悩みが大集合!アイテム選びや着こなしについて、元会社員という経験をもつスタイリスト渡辺智佳がリアルな目線で提案してもらいます。
▶【チープなビニール傘はそろそろ卒業したい】
▶【じめじめシーズン、着こなしで涼しげに見せたい!】
▶【濡れやすいバッグ。濡れてもOKなものは?】
▶【雨シミで汚れやすいから、淡色トップスは避けてます】
▶【おしゃれな雨用靴ありますか?】
▶【なかなか洗えないスーツ、汗と雨でにおいが気になります】
▶【雨の日は濃い色のパンツオンリーです】
▶【湿気を吸ったシャツがシワシワになるのが気になる】
お悩み9「社内での冷え対策、カーディガンだけだと、どうもマンネリで…」メーカー勤務・30歳
伸縮性のある薄い生地のてろジャケなら、カーデ感覚ではおれてきちんと感もあり♪
「長時間着てもしんどくないてろんとした生地のジャケット、名付けて〝てろジャケ〟。きちんと系のブランドでよく目にします。室内にいるときはいつもカーディガンっていうのも飽きるのでぜひ。かさばらないし、ちょっとした来客にも対応できるので置きジャケにも!」
いずれもウォッシャブル。[右]カーディガンにより近く、合わせやすいノーカラー。ジャケット¥18,000(22 OCTOBRE) [左]生地に上品なツヤとハリ感があり、ポケット位置やシェイプにこだわりが。ジャケット¥46,000(SANYO SHOKAI〈Paul Stuart〉)
スタイリスト渡辺智佳が提言!
梅雨こそファッションを駆使して楽しく乗り切ろう!
「梅雨って本当にうっとうしい季節! でも同時にファッションに投資しがいがあるな、とも思います。というのも、ここ1~2年でレインコートとレインブーツ以外の雨仕様アイテムの選択肢の幅がぐんと広がりました。『え、これ本当に雨仕様?』なんて思ってしまうくらいのクオリティの服がわんさか。毎日忙しく働く女性こそ、そういったアイテムをうまく駆使して、時短やストレス軽減を叶えてほしいなと思います」
profile/渡辺智佳
大学卒業後、大手銀行にて総合職を4年半経験。そこで培ったリアルな目線を生かしたスタイリングには、知的な雰囲気が漂う。
2017年Oggi7月号「これでOK! 梅雨どき1か月コーディネート」より。
【本誌掲載時スタッフ 撮影/須江隆治(モデル/See)、魚地武大(静物)、中田陽子(渡辺氏プロフィール写真/MAETTICO) スタイリスト/渡辺智佳 ヘア&メーク/松田美穂 モデル/有村実樹(本誌専属) 撮影協力/ペンブローク リアルエステート ジャパン エルエルシー、Zoff 構成/堀 由佳(Oggi)】
初出:しごとなでしこ