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LIFESTYLE

2017.03.30

山崎樹範「この人といたら俺はずっと幸せになれるんじゃないか」インタビュー前編

「やましげ」の愛称で親しまれている、俳優・山崎樹範さん。待望の第2弾となる舞台・~崩壊シリーズ~「リメンバーミー」が4月13日からスタート。昨年、11月に女優・吉井怜さんと結婚したばかりの山崎さんに結婚、恋愛についてもお話しいただきました。

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結婚の決め手は「腑に落ちた」

―結婚しようと思った決め手ってなんでしたか?
苦じゃないってこと。一緒にいて。それが一番大事かなって。楽をしたいわけじゃないけど、自然な感じ。説明するのは難しいんですが、一番しっくりする言葉は「腑に落ちた」という感じ。この人といっしょにいるんだろうなって、「ああ、この人」だなって思ったんです。

―それはどのタイミングで?
奥さんも働いていますが家事もしっかりしてくれるし、すごくちゃんとした人なんです。一番すごいなって思ったのが、僕、靴を脱ぎっぱなしにしちゃうんですが、気がつくと靴がそろってるんですよ。そういうのって最初は頑張るじゃないですか。アピールするためにも(笑)。プラスプラスで盛っていくじゃないですが。だけど彼女は、何かのついでで玄関を見たときに「靴が揃ってないな」と思って自然にやってくれているんです。それを僕にわざわざ伝えたりしないし、そういうことが当たり前にできるって一日二日でできることではなく、育ちや環境じゃないですか。そういうことをずっとやってきた人なんだと思ったときに、この人といたら俺はずっと幸せになれるんじゃないかと思いましたね。

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▲山崎さんの左手には、取材日前日に受け取ったというオーダーメイドの結婚指輪がキラリ。

―女性は頑張りすぎてあとでボロが出るというパターンの人も多いですが…。
料理上手とかっていうのってすごい難しいじゃないですか。僕、女性に「得意料理何?」って聞くのわりと好きなんですが、できなきゃなダメって話じゃないんです。そうじゃなくて、何?って聞いたときに「肉じゃが」って言われたら、やっぱり「はっ?」って思うじゃないですか。家庭科? 学校で最初につくったやつ?って思うんですよ。だからって、すごい凝ったビーフストロガノフっていわれたら、いやいやちょっと頑張りすぎでしょ! ダウト!と思うんです(笑)。それ月に何回食べるの?って。

―となると何が正解なんでしょう?
やっぱり飽きのこないもの。カレーでいいんですけど(笑)。カレーって失敗しないじゃないですか。そこにひとつプラスして、オリジナリティを感じる牛すじカレーとか言ってくれたら「あらら、牛すじ入れるの。どういうこと」って食いついちゃうっていう。すごい厳しいこと言ってますよね、僕。頑張りすぎてない方が基本はいいんです。やることが苦じゃない、どこまでが自分のやれる範囲なのかっていうのがわかると楽です。一緒に過ごしていて。ああ、なんかえらそうなこと言ってますね(笑)。

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男性を選ぶときの間口は広く!

―なんだかとてもハードルが高く感じます(笑)
結婚って考えると条件をどうしても選ばなきゃいけないじゃないですか。結婚する相手ってそりゃ年収が高いほうがいいに決まってるし、でもそれだけじゃなくてお金があったらいいって言うもんじゃないと思うんですよ。女性に最近言ってるのが、結婚するならどんな人がいいの?って聞くと「やっぱり経済力かな」って。まぁ、大事ではあるんでそう言うべきだとは思うんです。そうすると男は「年収いくらくらいがいいの? こいつ1千万とかいうんじゃないの?」って構えるんですよ。そしたら「えー、贅沢言っていいですか?300くらい?」って言ってくれたら、「俺、イケんじゃん!」って急にハードルがぐっと下がる。そうすると「俺、立候補!」って人がたくさん出てくるわけですよ。その中の一番年収の高い人を選んだたらいい(笑)。ハードル下げといて減らしていく作業。なるべく応募者を多くして、その中の一番を選ぶっていう考え方のほうが、絶対に間口が広がるし。いきなりハードル上げて幅を狭くすると選べる人がいなくなっちゃうと思うので。それに、ハードルを下げてくれたら絶対に女性も素敵に見えるんです。「じゃあ、俺の給料でこの人は幸せにやってくれるんだ」って思えるし。結婚したらあとは首根っこ押さえて(笑) 女性のほうが長けてますから。男なんてバカなもんですから(笑)。

女性には歳を重ねることを嫌だと思わないで欲しい

―山崎家もそんな感じですか?
山崎家はどうですかね(笑)。でも、ありがたいことに僕が機嫌良く過ごさせてもらっています。僕がお酒好きだから飲むときに一緒に行っても大丈夫だし、うちに人を呼んでも眠かったら先に寝てくれたり、できた奥さんです。そう、そして女性に声を大にして言いたいんですが、できれば女性には歳をとることを嫌なことだと思わないでほしいです。僕はそう思います。男性から見てなんですけど、「もうすぐ30歳になっちゃう~」って言う人より、「早く30歳になりたいな」って言ってる人のほうがポジティブじゃないですか。どうせ年なんかとるんだから、嘘でもいいからそれを楽しみにしてくれている人のほうが男性から見たら素敵に見えるんですよ。そう言ってくれる人のほうが一緒にいたくなる。最初は嘘だったとしても、言ってるうちに自分の脳も書き換えられると思うので、本当に楽しくなると思うんです。女性の見え方も絶対的に違いますから!

―確かに「30歳になっちゃう…」ってネガティブに言ってる人のほうが圧倒的に多いですよね。
もったいないんですよ! それが。実際に楽しいし、歳をとるって。

―でも男性からの見え方も変わってきませんか? 20代と30代って。
ないですないです! だって絶対歳はとるし、結婚したら一緒に歳を重ねていくわけだし。素敵なことじゃないですか。シワができたらいいじゃないですか! 笑いジワが奥さんにできたらうれしいなって思いますよ。まぁいますよ、確かに! 若い女だけが好きっていう人も。もちろんいます! それは少数ですから(笑)。

初出:しごとなでしこ


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Oggi5月号46ページに掲載しているアルアバイルのライトベージュのジャケットの値段に誤りがありました。正しくは¥49,500になります。
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