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LIFESTYLE

2016.12.15

ドレスが3000円台で完成! 深圳はオーダーメイド天国♪【前編】|新・香港ガイド

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クリスマスが近づき、香港もイベント真っ盛り。モールやレストラン、教会とどこでもクリスマスイベント一色です。この時期に、大活躍していた一張羅がありました。しかし、今の時期だけでなく結婚式など、ことあるごとにヘビロテしていたので、クラッチで引っ掛けたキズや、糸が飛び出るなどちょっとみすぼらしいことに…。

それを友人に嘆いていると、「オーダーメイドで作れるお店が深圳(シンセン)にあるから、案内してあげるよ」と言われたんです。香港中心部から電車で約40分、近いし、何よりもう手に入らないお気に入りのワンピースを再現したくて、ちょっと足を伸ばして行ってきました!

香港中心街から、電車で国境の街まで出発!

私たちは香港の赤い線、MTR(地下鉄)のチムサーチョイ駅で集合し、旺角(モンコック)で緑の線に乗り換え、九龍塘(カオルントン)駅へ。そのあと水色の線に乗り換えて、国境の駅・羅湖(ローウー)へ向かいました。

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(写真/九龍塘(カオルントン)駅からはファーストクラス(といっても日本の新幹線とほぼ同じ)で羅湖(ローウー)へ向かいました。料金は片道¥1,000ほど。ホームでこの機械をタッチするだけで乗れます)

交通費はだいたい往復で¥2,000ちょっとです。羅湖(ローウー)駅に降りると、すぐにイミグレーションのサインがありました。日本だと、飛行機に乗らないと海外には行かれないので、「陸続きってすごいなー!」というのが単純な感想です。

駅を出るとそこはもう中国! なんだか刺激的! 香港とはまた雰囲気が違います。駅周辺にたくさん両替所があるので、まずは人民元に両替。そして「羅湖商業城」という駅前のモールの中にあるウワサのオーダーメイドのお店へ!!

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(写真/じゃ〜ん! 着きました! こちらは駅前の広場です。銅鑼の音が聞こえてきそうなエキゾチックな雰囲気)

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(写真/モールの「羅湖商業城」の中。このモールはオーダーメイドテーラー、ネイル&マッサージで有名なんだとか。実際老若男女がマッサージをしてもらう姿を見かけました。とにかく何でもできてしまいそうな刺激的な雰囲気!)

作れないものはない!?  圧倒的な生地の山、山、山!!

私たちは「羅湖商業城」の5階にある「YA QI WESTERN-STYLE CLOTHE No.19 Fabric Market」というお店に行きました。オーダーメイドなので、採寸をしてシャツやワンピースを作ってくれるお店です。注文は、お店にある見本からから選んだり、欲しい服のイメージの写真を持っていけばOK。私の場合は、まったく同じ形、色のワンピースを欲しかったので、現物を持参しました。それと、お気に入りのシャツで色違いが欲しかったので、試しにそちらも一緒にオーダー。 「丈や袖をもう少し短くしたい」などの微調整ももちろん丁寧にしてくれます。

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(写真/右がダメにしてしまったワンピース、左が色チでそろえたいお気に入りのビッグシャツ。見本として持参)

お店に着くと、若い女の子が担当してくれ、現物を見せると、生地のエリアへ連れてってくれました。生地担当のスタッフと、服の素材を見ながら、「この生地で作るのはどう?」と見せてくれます。その間、わずか2、3分! さすがプロで、とんでもなく広いエリアと生地の量でも、何がどこにあるかを把握していました。

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(写真/こちらがお店。土曜日ということもあり、とても混んでいました!)

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(写真/とにかくすごい生地の量! ファー、レース、サテンと本当に何百種類とあって、かなり面積の広いフロア)

生地や、ボタン、リボンなどを含め、本当に作れないものがないんじゃないか?というバリエの豊富さ。実際、観光客も多かったのですが、スーツ、チャイナドレス、コート、ファーコートなどありとあらゆるものを注文していました。

私が注文したのは、ワンピース1着、シャツ2着の計3着。生地代は250元(約¥4,200)、製縫代が360元(約¥6,100)だったので、1着あたり約¥3,450で作れました。見本は置いて帰り、「これ通り作ってね」と言って終了。5〜10日かかり、私の場合は10日で郵送にしてもらいました。私は十分安いのに満足して値段など交渉はしなかったのですが、生地の値段と日程も変更できるとのウワサです。

ただ、通い慣れている友人から事前に以下のアドバイスがありました。

●陸続きなので忘れがちだけれど、入国に必要なのでパスポートを忘れないこと
●ぼったくられないためにも、なるべく質素な格好をしていくこと
●十分安いが、交渉するとだいたい半額くらいにはなるらしい

完成品を見ずして、すでに、次は何を作ろう♥と早くもハマってきている私。果たしてちゃんと届くのか? 置いてきた見本は返ってくるのか? さてさて仕上がりはいかに!?

(後編へ続く…)

【YA QI WESTERN-STYLE CLOTHE No.19 Fabric Market 】
No.19 Duocai Bucheng 5/F., Commercial,LuohuRallway Staiton Shenzhen
☎(+86)0755-82345363
mail:caihai6148@sina.com

初出:しごとなでしこ

スーれいな 香港在住エディター

モード系、コンサバ系のファッション誌の編集を経て、フリーエディターとして活躍中。国際結婚を機に香港に移住し、現地で地元フリーペーパーに執筆や、日本の女性誌のライター、翻訳を行う。只今、ノマド海外ライフを送りながら、二歳の娘の育児に奮闘する日々。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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