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2017.01.07

横浜流星 インタビュー「苦手な歌を克服して挑んだ」

イケメンが大集合♡ 映画『キセキ −あの日のソビト−』のキャストがすごい!

メンバー全員が歯科医で素顔や本名を明かさないことでも有名なGReeeeN。彼らのシングル『キセキ』は、誰もが知るヒットソングとして今でも歌い継がれています。そんな彼らの素顔を隠して活動する理由や『キセキ』の誕生秘話が描かれた今作は、家族との衝突を経ながら、仲間と共に自分の進むべき道を見つけ出したキセキの青春物語。音楽の道に限界を感じながら弟の才能に夢を託す兄のジンを演じたのは松坂桃李さん、グリーンボーイズ(作中でのGReeeeNの前身グループ)のメンバーでジンの弟ヒデを菅田将暉さん、ハイトーンボイスが特徴のナビを横浜流星さん、元DJのクニを成田凌さん、低音ラップが魅力のソウを杉野遥亮さんが演じており、レコーディングシーンやライブシーンにも挑戦しています。

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今回は、グリーンボーイズの一員であるナビを演じた横浜さんにインタビュー! 今作の撮影秘話やGReeeeNの曲の魅力などを語ってもらいました。

松坂桃李&菅田将暉主演映画「キセキ −あの日のソビト−」あなたは、本当のGReeeeNを知っていますか?

注目作品に次々出演! 俳優・横浜流星さんを直撃

ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』や映画『オオカミ少女と黒王子』などに出演し、現在放送中のドラマ『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』ではデカダンスというアイドルグループのひとりを演じている横浜流星さん。本作では、グリーンボーイズのメンバー・ナビを好演!

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僕、GReeeeNの大ファンなんです!

−実在する人物を演じる難しさはありましたか?

横浜「もともとGReeeeNさんの曲が大好きだったので、光栄でもありプレッシャーでもありました。naviさんにはお会いしてないのですが、JINさんの家でGReeeeNさんがレコーディングしている実際の映像を見せて頂いたんです。すごく楽しそうにレコーディングされていたので、その時のメンバーの様子を今作でも表現できるように監督やグリーンボーイズのメンバーを演じたキャストで話し合いながら役を作っていきました。しっかりと責任を持って演じなければいけなかったので難しかったです」

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−どんなことを意識して演じましたか?

横浜「菅田さん演じるHIDEと一緒のシーンが多かったのですが、実際のnaviさんとHIDEさんも予備校から一緒だったのでよく一緒にいたそうなんです。なのでHIDEに寄り添うように自然に側にいることを意識して演じていました。GReeeeNさんの軌跡が書かれている書籍『それってキセキ ~GReeeeNの物語~』に、naviさんは可愛らしい面を持っていてメンバーに安心感を与えてくれる存在だと書かれていたので、そういった部分も大切にしながら演じるようにしていました」

−グリーンボーイズを演じた菅田さん、成田さん、杉野さんとの撮影はいかがでしたか?

横浜「クランクインの日に菅田さんがギターを持ってきて弾いてくださったので、空き時間に4人で『声』を歌いました。おかげで初日からひとつになれた気がしましたし、良い雰囲気で撮影できそうだなと楽しみになりました。あと、菅田さんはボクシングミットも持ってきてくださったんですけど、僕が極真空手をやっているのを知って『打ち方を教えて』と話しかけてくださいました。そこからヒデとナビの関係性も作れていったような気がします」

−レコーディングシーンの撮影で印象に残ったことはありますか?

横浜「松坂桃李さん演じるジンさんの部屋でレコーディングシーンを撮影していたんですけど、空き時間にセットにあった小道具のゲームで遊んだりして楽しみながら演じました。レコーディングシーンはリラックスしている僕達の雰囲気がそのまま画面に映しだされていると思います」

−撮影前にボイストレーニングをされたそうですがどのぐらいの期間通われたのですか?

横浜「2ヶ月ほど通いました。僕、歌うのは好きなんですけど苦手で…(笑)。音をハズして歌っていることに気づかないタイプだったので、今回はGReeeeNさんの曲をかなり練習しました」

−出演されているドラマ「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」でも歌って踊るシーンがありますが、今作でのボイストレーニングが役立ったのでは?

横浜「そうですね。ボイストレーニングをさせて頂いたおかげで自信を持って歌えるようになったので、すごく良い経験になりました」

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−初めて買ったアルバムがGReeeeNの『塩、コショウ』だったという横浜さんにとって、GReeeeNの曲の魅力をどんなところに感じますか?

横浜「昔「ROOKIES(ルーキーズ)」というドラマが好きで毎週見ていたのですが、主題歌だった『キセキ』にハマって以来GReeeeNさんの曲をずっと聴いています。落ち込んだ時に『キセキ』を聴くと元気が出ますし、ストレートな歌詞が素直に心に刺さるんですよね。GReeeeNさんの曲は人に元気を与える力を持っているので、そこが一番の魅力だと思います」

気持ちの切り替えが上手な女性、憧れます

−話は変わりますが、撮影現場で働いてる女性スタッフの方も多いと思います。そういった「働く女性」を見て素敵だなと思う瞬間はどんな時ですか?

横浜「役者を常に気にかけてくださっているところが素敵だなと思います。例えば、暑くて喉が渇いてる時にさりげなくお水を持ってきてくださったり。そういう女性ならではの細やかな気遣いに優しさを感じますしすごく嬉しいです。あと、撮影現場で空き時間に女性スタッフさん達とお話をすることもあるのですが、楽しく雑談していてもいざ撮影の準備が始まると皆さんガラッと表情が変わるんですよ。真剣にテキパキと準備を進めていく姿を見ると素敵だなと思いますし、僕も気合いが入ります」

−横浜さんは気持ちの切り替えが苦手なほうですか?

横浜「そうですね。シリアスなシーンを撮るときは、他のキャストさん達がワイワイ楽しそうに話していても、一人になって気持ちを作りたいタイプで…(苦笑)。でもそういった輪に入らないことで誤解される部分もあると思うので、切り替えって大事だなと最近思うようになりました。先ほどお話した女性スタッフの方達を見習って、僕も気持ちの切り替えが上手くできるようになれたらと思います」

−ちなみにやる気スイッチがオンになるGReeeeNの曲は?

横浜「『歩み』と『扉』はテンポが良くて歌詞も前向きなので、聴くと勇気をもらえるのでオススメです!」

−では最後に今作を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

横浜「歯科医とアーティストの二足のわらじを履いて夢を追いかけ、最終的に夢を叶えたGReeeeNさんの本当のキセキを描いています。今作を観て<仲間が支えてくれるから頑張れる>ということを感じて頂けたら嬉しいですし、夢に向かって努力している人や仕事を頑張っている人の背中を押してくれるような作品になっているので劇場で観て頂けたら嬉しいです!」

笑顔にあどけなさが残る横浜さんは今年20歳になったばかり。1月24日にはシングル『グリーンボーイズ』でメジャーデビューも決定しているグリーンボーイズの活躍や、役者・横浜流星さんの今後が楽しみです。

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Profile
1998年9月16日 神奈川県生まれ。『仮面ライダーフォーゼ』に出演し注目を集める。2014年に『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウ4号 ヒカリ役を好演、今年は『オオカミ少女と黒王子』やほか、多くの作品に出演。待機作に『天使のいる図書館』(2017年2月18日より全国公開)などがある。

撮影/深山徳幸 文/奥村百恵

『キセキ −あの日のソビト−』
2017年1月28日(土)より全国にて公開。
【出演】松坂桃季、菅田将暉、横浜流星、成田凌、杉野遥亮 ほか
【監督】兼重淳
【主題歌】GReeeeN「ソビト」(ユニバーサル ミュージック)
公式サイトはこちらから
©2017「キセキ −あの日のソビト−」製作委員会

初出:しごとなでしこ

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