旅行コラムニスト・山下マヌーさんから届く、世界からの旅お便り。今回も〈地中海〜エーゲ海の旅〉が続きます。前回はロドス島からでした。
どこまでもブルーな海、ドライブは続く!
アンタルヤ〜ボドルム沿岸ドライブ600キロ旅も間もなく終焉。
海沿いドライブはやっぱり良い! 心地良い!
気持ちいい! それもものすごく気持ちいい!
海の色は素晴らしくきれいだし、透明度高いし、どこまでも青いし。
リアルターキッシュブルーだし、エーゲ海ブルーだし。
誰もがそこに誘われる。ビーチパラソルのある風景
途中通ってきたビーチのほとんどには立派かつ整然とパラソルが並べられているのが、これまた風景に溶け込んでいて、良い! 風景の一部としてものすごく良い!
日本のように安っぽいパラソルではなく、固定式の立派なものも多く、風が吹いてもびくともしそうにないのがまた良い!
色だってビーチごとエリアごとに区分けされていて良い!
おそらくオーナーというかレンタル会社というか、仕切っているチームごとにわかれていると思うぞ。
チームが違ってもだいたい料金は同じで、時間と混み具合によって交渉可能。1日レンタルして日本円で500円〜1000円と意外にお安い。
おっと、崖の下にもパラソル…。
しかもこんな僅かなスペースにパラソル…。
にしても何故こんなにもビーチチェア&パラソルが充実?
おそらくそれはこれ…↓
このエリアのビーチはハワイやタヒチと違って砂浜ではなく、多くが“小石浜”。
小石ビーチなのだから寝転ぶと背中が痛い。痛くて長時間寝転んでなんかいられない。
寝転んでなんかいられないけど、しかしビーチで寝転びつつ和みたいし、
ビールなんか飲んじゃって、ビーチでダラダラしたい。
そんな気持ちに応えるのになくてはならないのが、痛みとは無縁で寝転がれるビーチチェア。だからこんなに充実してるんだ、きっと。
そんな地中海沿岸、ときには商店街までパラソルだらけだったりする。
協力/Turkish Airlines
撮影/中島正男
初出:しごとなでしこ
山下マヌー Manoue Yamashita
雑誌編集者を経て旅行コラムニスト/作家に。渡航回数300回超、著作56冊超!!
Travel columnist&writer after a magazine editor.
Over 300 times to foreign travel, and over 50 books of the copyright so that work.