ハワイ滞在中、一度は行きたいのがステーキハウス。
アメリカらしいボリューム感と野性的なヘルシーさが魅力のアメリカ産赤身ビーフを口にすると、なんだか生命力をぎゅーっと高めてもらえるような気がする♡
もちろん、ホノルルにはたくさんの美味なるステーキハウスがありますが、私が一番好きなのは、英国スタイルのクラシックな内装が、いま逆に新鮮な〝ハイズステーキハウス〟。
昔のハリウッド映画に登場するようなエレガントな雰囲気の中、最初に登場するとろとろのチーズが乗ったチーズブレッド、そして目の前で調理&サーブされるシーザーサラダや数種類のフランベデザートが美味しいことは有名です。
(しかも日本に上陸しているいくつかの有名ステーキハウスより、ちょっぴりお手頃価格です)
そして、いま、そのステーキハウスで静かに話題となっている裏メニューアイテムが! それが、感動を呼び起こす『トマホークリブアイ』です!
トマホークとはネイティブアメリカンが使う斧のこと。
長ーい骨を持つそのビジュアルが斧のようであることからそう呼ばれるこのステーキは、とにかく長く突き出した骨とビッグなサイズ感に驚かされます。
これは、牛の体の中心部からほんの少しだけとれる骨付きの希少なリブアイ。
中心部のお肉だけあって、肉質は赤身なのにしっとりやわらかく、ワイルドな旨味があるのに、さっぱりと上品な後味が特徴のスペシャル感。
左右にフィレとサーロインが付くことで大人気の贅沢なTボーンステーキよりも、実はジューシーでゴージャスかも!
さらに、ここ〝ハイズ〟のトマホークがとくに素敵なのは、普通は異様なほどのビッグサイズで、$100をゆうに超えるハイプライスな上に、大勢で分けないと難しいトマホークリブアイが、〝ハイズ〟では、トマホークにしては2人でシェアできる小ぶりなサイズ感(といっても驚くほど大きいけど)と、お手頃価格($90弱だった)であるという点!
これなら少人数でもオーダーできる♪
英語のメニューにしか乗っていないブラックトリュフソース(海外では日本語メニューが英語メニューの簡素版になっていることがあるので両方チェックすべし!)を追加し、サイドはソース代わりにもなるクリームスピナッチ(ペースト状のほうれん草)に。
おいしいお肉ですから、ソルト&ペッパーでシンプルに頂くのが王道ではありますが、途中ソースで味変(あじへん)すれば、大きなお肉を完食するのも夢ではありません。
これぞアメリカなトマホーク!
ハワイごはんの目玉になるか。
なお、トマホークリブアイはメニューには出ていないので、お店の方に入荷しているかどうか聞いてみてくださいね。
締めのデザート分の胃袋のスペースを確保することもお忘れなく♪
初出:しごとなでしこ
ファッションエディター 武田麻衣子/Maiko Takeda
大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。
以降、Oggi ,Domani、Precious、和楽などで活躍。
ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。
遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、3年前、ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa