「シンプル＆ベーシック」な服にはニュアンスづけをしてくれるまとめ髪が有効。それには「疲れた人」に見えない後れ毛が肝！ 簡単で、オフィスにして行けるまとめ髪をヘア＆メイク林 由香里さんに聞きました！
レーストップスならクラシカルなまとめ髪
繊細なレースから肌が透ける、女度の高いブラウスを存分に堪能するには、髪はすっきりまとめるのが鉄則。とはいえ、きちんとまとめすぎると、ドレッシィな印象を加速させオフィスには向かない。ヘアアクセを使ったクラシカルなまとめ髪が最適。
ブラウス［インナーキャミソール付き］￥17,000（アルアバイル） スカート￥43,000（シック〈エボニー〉） ヘアアクセサリー￥8,000（ユナイテッドア ローズ 銀座店〈イリスフォーセブン〉） ピアス［片耳］各￥20,500（フリュイジョリ）
メイクのポイントはブラウンのアイライン
ブラウンのクレヨンタイプのアイライナーを目の際に太めに引く。女っぽいトップスには、抜け感のある目元にすることで老け感防止に。シャネル スティロ オンブル エ コントゥール 04 ￥3,900
ヘアスタイルの作り方！
ベースは32mmのヘアアイロンでトップを立ち上げる
32mmの太めのヘアアイロンで根元を立ち上げ、ミックス巻きにして髪表面にボリュームをつくる。
[1] 首の付け根で結び、毛先を平らにしながら外巻きに
髪全体を首の付け根位置でひとつ結びに。サイドの髪は耳にかけず、半分くらい耳が隠れるようにして結ぶとクラシカルな印象に。毛束を両手の親指・人さし指で平らにしながら外巻きにする。
[2] 1で巻き込んだ毛束を両側からピンで1本ずつ留める
1の毛束は、平らにしながら結び目に向かってなるべくきつく巻いて、毛束が落ちてこないように両サイドから大きめのアメピンで留める。その後ヘアアクセをだんごのトップに差し込む。
[3] 表面の毛を引き出しながらスプレーを一周全体に吹きかける
首の付け根やもみあげ部分は引き出さず、トップの髪のみつまみ出す。多く引き出すと崩れるので、5mmほど引き出す程度に。髪の表面のニュアンスをキープするため、スプレーを吹きかけて完成。
使用したヘアスプレー
ルベル／タカラベルモント トリエ スプレー 10 170g ￥1,600（ヘアサロン専売品）
Oggi10月号「イケてるまとめ髪、『その差』は、計算された『後れ毛』にアリ！」より
撮影／東 京祐（人物）、五十嵐美弥（静物） ヘア＆メイク／林 由香里（ROI） スタイリスト／川上さやか モデル／林田岬優（本誌専属）、土屋巴瑞季 撮影協力／AWABEES デザイン／Permanent Yellow Orange 構成／小林 文
再構成／Oggi.jp編集部
