長くてボリュームのある、この夏の本命ボトムの足元は、この形のサンダルだけで大丈夫! 夏カジュアルを都会的にこなれさせるバーサンダル。スポーティなゴツさがかわいい「モード系コンフォートバーサンダル」の着こなし方を、スタイリスト金子綾さんに聞きました!
モード系コンフォートバーサンダルの魅力とは…
アクティブな夏気分を盛り上げるコンフォートバー。歩きやすくて楽ちんなのはもちろん、黒を選べばカジュアルすぎず、ほんのりモードなアスレジャースタイルが即叶う!
ルール[1] ロングスカートでギャップを狙って
ロングスカートを合わせて、女っぽさとのギャップを狙う。
ハイテクスニーカーみたいなボリュームソールタイプには、同じくボリューム感のあるロングスカートが好相性。印象のギャップで、抜群の洒落感が叶う。夏の黒は、重たくならない上品な肌見せ具合がキモ。その点、スポーティなコンフォートバーサンダルなら至ってヘルシー。フェミニンなスカートとのアンバランスさもかわいい。下半身に重心があるぶん、トップスは体に沿うリブカットソーですっきりと。
サンダル¥5,900(スケッチャーズ ジャパンお客様コールセンター〈スケッチャーズ〉) カットソー¥8,900(アーバンリサーチ ロッソ ルミネ有楽町店〈エイトン×ロッソ〉) スカート¥9,900(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング ルミネ有楽町店〈グリーンレーベル リラクシング〉) キャップ¥6,000(ナノ・ユニバース カスタマーサービス〈Coz×HEAD for nano・universe〉)
ルール[2] ガーリートップスで作る好バランス
スポーティになりすぎないようガーリートップスでバランスをとって。
ロマンティックなブラウスの甘さを黒のコンフォートタイプのモード感で抑えて。削ぎ落とした先に、シンプルな女っぽさが際立つ。ソールを従来より薄くし、より都会的なフォルムに進化したTevaの「ハリケーン」。足元がカジュアルなぶん、ボリュームそでのブラウスを合わせても甘すぎず、程よくセンシュアルに仕上がる。真逆なものを合わせて、女らしさと強さを両立。
サンダル¥7,800(デッカーズジャパン〈テバ〉) ブラウス¥40,000(ノーブル コレド日本橋店〈マーレット〉) パンツ¥22,000(FLORENT) バッグ¥14,800(ELENDEEK〈Maison Vincent〉) ピアス¥65,000(アガット〈agete〉)
ルール[3] とろみ素材をMIX
とろみ素材で女っぽい要素を足して軽やかにテイストMIX。
コンフォート系バーサンダルのスポーティなパンチをとろみスカートでフェミニンに引き寄せて。バッグやアクセもツヤ感を意識すれば、ひと味違う大人っぽカジュアルが完成! もとは登山用に開発されたビブラムソールを使用した、滑りにくくて軽く履き心地がいいスイコックのバーサンダル。ツヤのあるネイビーストラップなので上品に履けて、コンフォートバーサンダル初心者でも挑戦しやすい。
サンダル¥14,000(ナノ・ユニバース カスタマーサービス〈SUICOKE〉) カットソー¥10,500(サンスペル 表参道〈サンスペル〉) スカート¥69,000(プラージュ 代官山店〈ケイト〉) バッグ¥10,000(L’AVENTURE martinique〈ラヴァンチュール マルティニーク〉) ピアス¥15,000(アガット〈agete〉) バングル¥2,500(キャセリーニ〈コントロールフリーク〉)
T.P.P.O.別 バーサンダルはこう合わせる!
夏カジュアルがジェニックに! キレよく決まる! オンでもオフでも、着こなしに今っぽさを足してくれるバーサンダルの懐の深さを、Oggiガールのあるあるシーンとともに実証します!
大人かわいいくすみピンクをアクティブに
T|12:30
P|公園
P|友人
O|夏フェス
ローファーライクなキルトタンがついた変わり種。繊細なニュアンスピンクのグラデーションスタイルが、キリッとシャープに引き締まる。
サンダル¥19,000(フラッパーズ〈ラオコーンテ〉) Tシャツ¥9,500(シティショップ 青山店〈ベース レンジ〉) パンツ¥29,000(ノーブル コレド日本橋店〈ラメ〉) バッグ¥39,000(コード〈VASIC〉) ベレー帽¥5,500(アーバンリサーチ ロッソ ルミネ有楽町店〈ロッソ〉) ネックレス¥21,000・ブレスレット¥19,000(ショールーム セッション〈MARIA BLACK〉)
メタルパーツをアクセサリー代わりに
T|19:00
P|レストラン
P|会社の同僚
O|プチ打ち上げ
プロジェクトが成功した会社の同期と祝勝会。ほんのりドレッシーに仕上げたい気分の日は、カジュアルだけど華やかな、メタルパーツ付きのコンフォートバーの出番。パンプスにはないこなれ感で、ノーアクセでもおしゃれに盛れる。
サンダル¥62,000(シティショップ 青山店〈トーガ プルラ×シティショップ〉) プルオーバー¥18,000(styling/ 新宿ルミネ1店〈kei shirahata〉) スカート¥19,500(ELENDEEK) バッグ¥5,900(キャセリーニ〈コントロールフリーク〉)
女度の高いレースタイトのハズしに
T|21:00
P|映画館
P|ひとり
O|レイトショー
太めのバーが足にフィットして抜群の歩きやすさ。
サンダル¥16,000(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン〈ドクターマーチン〉) プルオーバー¥4,800(ミラ オーウェンルミネ新宿2店〈ミラ オーウェン〉) スカート¥41,000(フレームワーク 自由が丘店〈マチュール フレームワーク〉) バッグ¥150,000(ハイブリッジ インターナショナル〈WAKATAKAHASHI〉) ピアス¥21,000(フラッパーズ〈シンパシーオブ ソウル スタイル〉) リング¥18,000(KAORU ルミネ有楽町店〈KAORU〉)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2018年Oggi8月号「夏の足元は、バーサンダルさえあればいい!」より
撮影/水野美隆(zecca) スタイリスト/金子 綾 ヘア&メイク/木部明美(PEACE MONKEY) モデル/宮田聡子、大石参月 構成/菊谷まゆ(本誌)
再構成/Oggi.jp編集部