理想の仕事服は、シーンに合っていて、信頼感を感じる、ひとつ差のつく大人っぽい雰囲気。「きちんとキレイ」に働く先輩が、ここぞ！ の仕事でどんな配色を選んだか、潜入取材してきました！
コンサルティング・プランナー宮島妙さん（39歳）
1979年、鹿児島県生まれ。ANAで客室乗務員を経験後、商船三井「にっぽん丸」のパーサーとして乗務。その後、プルデンシャル生命保険に入社。現在は娘の子育てと両立しながらライフプランナーとして活躍中。『日本と海外をつなぐ』ことを自身のライフテーマに、毎年プライベートでフィンランドへ教育視察に行っている。
ある日の仕事服
きちんと見えるジャケパンスタイルのときは、いつも以上に女性らしさを意識。ウエストシェイプのシルエットやフェミニンなアクセサリーで着こなし全体を盛り上げています。
「『パリッとかっこいい』より女性らしいしなやかさを」
「『お客様が不安に思うことを一緒に解決していきたい』という思いで、ライフプランナーに転身して10年強。今担当しているお客様は、ほとんどが同世代の女性ということもあり、商談というよりほぼ雑談に近いです。ですが、この雑談からお客様の心配事や解決しなくてはいけないことが見えてくるので…実はとっても大事な時間。心を開いていただくためには、程よい女性らしさと信頼感のある印象が大切だということがわかったんです。そんなときに手に取るのが、海のように澄んだ青。×黒だとクールで隙のない印象を与えてしまうので、グレーを合わせるのがしっくり。これからも、配色の力を借りて人を笑顔にしていきたいですね」
宮島妙さんの仕事DAYのタイムテーブル
06:30 起床
小学生の娘を見送り、9時半に出社。事務処理を済ませます。
10:00 商談
ラウンジやお客様のご自宅にて、多いときで一日3件。
17:00 事務処理
メール返信や資料の作成など丁寧な対応を心がけます。
19:00 帰宅
その足で娘のお迎えへ。ここで仕事スイッチはOFF。
22:00 就寝
娘と一緒に少し早めに就寝。翌朝すっきり起きられます。
宮島さんへの1問1答
Q1：座右の銘は？
A：敬天愛人
Q2：尊敬する先輩は？
A：マザー・テレサ
Q3：仕事に欠かせない相棒的アイテムは？
A：電卓とFP FILE。毎日持ち歩いている各種税金の速算表や金利計算などをまとめた冊子と、入社以来ずっと使っている無骨な電卓。最近ではアプリを使っている人も多いみたいですが、こっちのほうが私らしくて。
入社当時に購入した電卓とFP FILEが手放せません
Oggi7月号「配色美人な先輩10人の現場スタイル」より
撮影／野口貴司（Sandrago／椿原さん、山口さん、遠藤さん分）、中田陽子（MAETTICO／稲木さん、宮島さん、神山さん分）、HIJIKA（SIGNO／松田さん分）、トヨダ・リョウ（樋口さん、高田さん、辰野さん分） ヘア＆メイク／宮寺真悠（稲木さん、山口さん、神山さん、高田さん分）、山口千佳子（air-OSAKA／松田さん分）、塩田勝樹（SUI／樋口さん、宮島さん、遠藤さん、辰野さん分） デザイン／Permanent Yellow Orange 構成／大椙麻未、菊谷まゆ（本誌）
再構成／Oggi.jp編集部
