「ネット時代の作家」を掲げるはあちゅうさんの、ある日の1日に密着。今どき発信ツールを駆使して働く日常をのぞいてみました。
働く日のスケジュールの流れは?
24:00〜7:00 睡眠
遅くとも25時までには就寝。翌朝予定がない場合は、目覚ましをかけずに6~8時の間に自然と目が覚めるまで睡眠をとる。
8:00〜12:00 企画やインプット
脳の働きがいい朝は、企画・執筆したり、自分のビジョンを考える。在宅しているので通販もムダなく受け取れる。
13:00〜15:00 打ち合わせ
外出して人と会う予定は、午後から。書籍の打ち合わせやイベント出演など。
15:00〜16:00 執筆・メールチェック
自宅の仕事場で集中して書くため、PCはなるべく持ち歩かないそう。コラムやエッセイは隙間時間を活用。
18:00〜21:00 友人とご飯
18~19時には仕事を終える。会食は、大事な情報収集の時間に。週1でパーソナルトレーニングに通う日も。
ある1日のお仕事に密着!
12:00 おいしいランチで和やかにミーティング
この日は、友人でありダイエット美容家の本島彩帆里さんとのインスタライブ(※『インスタグラム』での動画生配信サービス)出演を控え、打ち合わせを兼ねたランチ。情報交換しながら本島さんが「来月は上海に視察予定」と伝えると、「いつ? 私も行こうかな!」とその場で即決。決断の速さに取材スタッフ驚愕!
この日のミーティングは代官山『IVY PLACE』
代官山蔦屋書店の隣にある、気持ちのいい一軒家カフェ&ダイニング。朝7時からオープンしているので、朝食を兼ねて勉強したり、日中の打ち合わせにも便利です。はあちゅうさんのブログにもたびたび登場。東京都渋谷区猿楽町16-15
15:00 ふたりのトークをインスタライブで生配信!
代官山にあるオフィスに移動して配信準備。スマホ1台と照明を前に、段取りを確認してインスタライブがスタート。仕事で大事にしていることや、生き方、スキンケアやダイエットなどをテーマに、編集なしの生配信ならではの本音がいっぱい。フォロワーから続々と応援や質問が届き、双方向でのやりとりが楽しい!
18:00 イベントの控え室で連載コラムを執筆
出版社へ移動して、登壇イベントまでの間に執筆&取材対応。とにかく時間の使い方にムダがないはあちゅうさん。10分空き時間ができると「10分もある」という感覚の持ち主。メイク直しも速い!
19:30 新刊の発売記念セミナーで講演
講演テーマは「自分を取材、発信し、好きをお金に換える方法」。約100名の参加者を前に、自身の経験や考え方を語り、Q&Aコーナーではどんな質問にも丁寧に回答。講演後は参加者と一緒に、ボイスメディア『ボイシー』放送用に「はあちゅうファンがはあちゅうを語る」トークを収録して盛り上がりました。
書籍『「自分」を仕事にする生き方』
「自分」とは、人生で築きあげた最大の財産であり、武器。そんな「自分」をムダなく有効活用して、楽しく生きていくための方法を、はあちゅうさんがとことん現実的に伝授! 動き出す勇気をもらえます(¥1,300/幻冬舎)。サインには無印の六角カラーペンセットを愛用。
22:00 イベント終了、帰宅
長かった一日も終わり、担当編集さんに見送られて帰路へ。どんなに疲れている日も、10
分は湯船に浸かるようにすると調子がいいのだとか。
Oggi6月号「今、はあちゅうさんに聞いてみたい仕事・恋・人生」より
撮影/小倉亜沙子 構成/佐藤久美子
再構成/Oggi.jp
はあちゅう
作家、ブロガー。1986年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。在学中に女子大生カリスマブロガーとして活躍。電通、トレンダーズを経てフリーに。月額課金制個人マガジン「月刊はあちゅう」を運営。著書に『半径5メートルの野望』(講談社)など多数。