【スタイリスト入江未悠】無理しなくて大丈夫!「ハーフスイートカジュアル」 | Oggi.jp
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FASHION

2017.08.05

【スタイリスト入江未悠】甘育ちさんのための〝ハーフスイートカジュアル〟3つの視点

雑誌やSNSで見たこなれカジュアルをそのまま真似しても、あなたには似合いません! 甘育ちさんならではの「かわいさ」を程よく生かすのがポイントです。

甘いスタイルがベースなのに、いきなりこなれ感を入れる、なんて無理! とはいえ甘いカジュアルってなんか子供っぽい? そんなイメージは払拭! 自身も甘い着こなしが軸だというスタイリスト入江さんにその極意を伺います。

「甘さは排除しなくていいんです! カジュアル=辛口にしなきゃって思い込みはなくしましょう」by 入江未悠さん

「ボリュームそでトップスは今季注目の甘アイテム。デニム合わせもいいですが、今年はこんなチノパンツでさらりと大人っぽく着こなすのが断然気分です」(入江さん) ブラウス¥28,000(FUN Inc.〈VONDEL〉) パンツ¥14,000(ビームス ライツ 渋谷〈ビームス ライツ〉) 手首に巻いたスカーフ¥11,000(エリオポール銀座〈マニプリ〉) バッグ/Meli Melo 靴/CÉLINE

profile
●いりえみゆ/Oggiをはじめ、さまざまな女性誌やCMなどで引っ張りだこの人気スタイリスト。甘さの中に旬のエッジが効いたスタイリングは読者からも支持が高い。

入江未悠が考える〝ハーフスイートカジュアル〟3つの視点

視点1
甘さは1点だけ残す

フレアそでブラウスや、ボリュームスカートなどの甘いアイテムは一点に絞って効果的に取り入れれば、無理なく甘さを残せます。

視点2
〝つなぎ〟アイテムで旬を出す

甘さとカジュアルを橋渡ししてくれるアイテムがあるとすんなりまとまる。ベイカーパンツやフラット靴などフレンチっぽい香りを。

視点3
女らしさをネックで出す

大人っぽくまとめるにはいい感じの抜け感=女らしさが必須。ボートネックやVネックなど、開きのあるトップスを合わせて。

右から、Tシャツ¥6,800(クリップ クロップ〈オーラリー〉) プルオーバー/Le minor バッグ¥138,000(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉) 靴/Repetto パンツ/upper hights スカート/MADISONBLUE ブラウス/CINOH

カジュアル感はほんのり漂わせるぐらいがちょうどいいんです

「カジュアルスタイルでいちばん気にするのは、引きで見たときの全身バランス。スタイルがよく見えるかはもちろんですが、カジュアルの割合がどのぐらいのバランスか、も大事です。甘育ちさんは、そのDNAでもあるかわいさや女性らしさは残したい。だから、全部をカジュアルアイテムだけでまとめなくていいんです! かといって無理にこなれ感をつくろうと、かっこつけるのもナンセンス。シャープに転びすぎず、甘さと女らしさが漂うバランスが、今っぽさも上品さもあってちょうどいいと思います。

今年はまたまた甘いブームが戻ってきたので、フレアそでやボリュームスカート、花柄など気になるアイテムがたくさん。とはいえ、そんな旬の甘いアイテムも、昔の感覚で着ると野暮ったく見えたり、媚びた感じになってしまうのも事実。たとえば花柄ワンピにライダースみたいな〝甘×辛ミックス〟も、もう気分じゃないですよね。だから私はワイルドすぎないアイテムを合わせて、おしゃれな雰囲気の中にほんのり甘さを出すのがおすすめです。少しヘルシーな感じというか、ナチュラルというか――。カジュアルな雰囲気と甘いアイテムを難なくつなげてくれるアイテムを使うことで、スイートカジュアルはぐっとあか抜ける、と思うんです。そんな〝つなぎ〟アイテムは、カジュアルすぎず甘すぎない旬のものたち。今年はデニム以外にもチノパンやベイカーパンツなど、カジュアル素材のパンツが結構出ていて、そういうアイテムって無理せずに甘いトップスとも合わせやすいと思うんです。もちろん、素材がカジュアルな分、シルエットはテーパードやストレートなどキレイめに徹するさじ加減も。ほかにも、ベーシックなVネックTシャツだったり、ちょっぴりエッジの効いたフラットシューズだったり。デニムだったらダメージが効いているものより、少し色落ちしているぐらいのあんばいで、落ち感のきれいなテーパードシルエットだったり。「がっつりカジュアル」というより「少し外す」ぐらいのテンションが正解かな、と思います。

そして〝女らしさ〟も忘れてはいけないエッセンス。甘育ちさんがずっと大事にしてきたキーワードだからこそ、そこは意識しますね。トップスはデコルテがキレイに見えるものが大前提。今年はタイトなものより、ゆるっとしたタイプが旬なので、ルーズすぎずいい感じに女らしさを出せるデザインを厳選します。〝つなぎ〟に〝女らしさ〟。甘アイテムにそんな仕込みをすることで、無理せずに大人っぽい〝ハーフスイートカジュアル〟が完成すると思うんです」

●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。

2017年Oggi8月号「スタイリスト入江未悠的無理しなくて大丈夫!甘育ちさんのための〝ハーフスイートカジュアル〟」より
撮影/須藤敬一、佐藤 彩(静物) スタイリスト/入江未悠 ヘア&メーク/久保フユミ(ROI) 構成/佐々木陽子
再構成/Oggi.jp編集部

※プライス表記のないアイテムはすべて入江さんの私物です。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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