ダークトーンをおしゃれに見せるテクニックカラーに注目
多くの人が髪に関して意識しているのが、「ツヤ」。ヘアケアやスタイリングでも手に入りますが、ヘアカラーでもツヤ感を引き出すことができます。
ハイトーンに比べ、ツヤを表現しやすいのが、ダークトーンの髪色。ですが、ともすると野暮ったくなりがち。そこで、ダークトーンの魅力と素敵に見せる秘訣を、人気サロン「Un ami」の美容師、松川 蓮さんに教えていただきました。
「まず、ヘアカラーで大事にしたいのは季節感です。秋冬はやはり深い髪色が人気ですね。ファッションも重くなるのでヘビーに見えすぎないよう、暗くても透明感のある色味を選ぶのがコツです。
具体的には、赤みやオレンジみを抑えながら、グレージュやオリーブ、ラベンダーなどのニュアンスを加えた色味にすると、ダークトーンでも光に当たったときにほんのり透け感が出現。重くならずに柔らかさを表現できます」
髪が暗いと相対的に肌が白く見えるのにも注目したいところ。パーソナルカラーに合うダークトーンの色味についてうかがうと、
「イエベには、ベージュやブラウン、ラベンダーなど温かみを感じる色味が肌になじみやすいです。特に秋冬は、こっくりしたブラウン系カラーがイチオシ。ブルベさんは、グレージュやオリーブなど、ほんのり青みやくすみのあるカラーがぴったり。
肌の明るさや髪質、普段のファッションまでを考慮して色味を調節すると、より自然に似合うカラーになります」
肌になじみつつツヤや美肌を底上げしてくれる暗髪を、さっそく紹介します。
◆イエベさん向けのこっくりカラー「モカブラウン」

レイヤーの軽やかさや透け感に、ダークトーンでツヤをプラス。人気のブラウンは秋冬らしい温もり感に加え、肌を白く見せてくれる効果も期待できるカラーです。
このスタイルについて
8トーンのモカブラウンで全体をカラー。ラベンダーとベージュに、アクセントカラーでレッドを混ぜた色味です。
カットは、襟足を顎下2〜3cmに設定したショートウルフベース。前髪は軽く目にかかる長さでカットして、耳から上にはレイヤーをプラス。
根元からふんわりするように乾かしてから、髪の内側からオイルをなじませて。表面には少量のバームをもみ込み、動きと濡れ感を演出。
モデルの髪質&顔型データ
髪質:硬さは普通、細い、少ない
顔型:ベース型
担当/Un ami omotesando スタイリスト MONさん(Instagram:@unami_mon)
◆暗いけれどシアーな「ラベンダーブラウン」は誰にでも似合う!

グレーで気になる赤みを消し、ブラウンやラベンダーでツヤを感じさせる色味は、秋冬らしくほっこりした印象。肌なじみがいいためパーソナルカラーを選ぶことなく、取り入れやすさは抜群。ベージュやオレンジ、ブラウンなど秋カラーのファッションとも相性がよく、大人っぽい雰囲気を楽しめます。
このスタイルについて
8トーンのラベンダーブラウンで、全体をワントーンにカラー。
ベースは鎖骨下5cmのミディアム。前髪は目の上でシースルーに作り、顔周りと表面にレイヤーを入れます。
カールアイロンで、毛先は外ハネ、耳前の毛束を耳の横だけ内巻きに。表面も薄く取って内巻きにして、ふんわり感を引き出します。軽めのオイルでまとまりとツヤを与えて、完成。
モデルの髪質&顔型データ
髪質:硬さは普通、太い、多い
顔型:卵型
担当/Un ami omotesando THE2 スタイリスト 松川 蓮さん
◆暖色寄りの「ラベンダーグレージュ」は抜群のツヤ感

グレー系で赤みを軽減し、ラベンダーでツヤを最大限に引き出したカラー。ラベンダーは暖色寄りのイメージですが、グレージュをブレンドしているためちょうどいいバランスに。イエベ、ブルベのどちらにも似合う万能なカラーです。
このスタイルについて
カラーは、7トーンのラベンダーグレージュでワンメイク。
カットベースは、鎖骨下でぱつんとカットしたミディアムボブ。頰から切り込むようにレイヤーを入れ、フェイスラインを今っぽく彩ります。目元でカットした前髪は、シースルーにして抜け感を。
ストレートアイロンで全体を軽く外ハネにし、耳前のレイヤーは内巻きにして動きを出します。オイルを髪の内側からなじませ、ツヤのある束感仕上げに。
モデルの髪質&顔型データ
髪質:硬さ、太さ、量すべて普通
顔型:卵型
担当/Un ami omotesando THE 2 トップスタイリスト mayuさん(Instagram:@unami_mayu)
構成・文/斉藤裕子



