なりたい雰囲気や骨格によってレイヤーを駆使して「ベストワン」なスタイルに
軽やかさや動きを出すために入れるレイヤーは今や定番のデザインですが、骨格やなりたいイメージによって入れ方に工夫をすると洒落感がグンとアップします。
そこで、人気サロン「Un ami」のトップスタイリストであるmayuさんに、レイヤーについてのお話をうかがいました。
「顔周りに入れるレイヤーは、フェイスラインや骨格カバーの役割をして小顔に見せてくれる効果や、髪を結んだときにいい感じの後れ毛になるため、とても需要が高いです。
レイヤーが入っているとワンカール巻くだけでも動きが出るので、スタイリングが簡単になるのも好評ですよ」
スタンダードの中にもトレンドもあるようで、最近のレイヤースタイルの傾向を教えてもらいました。
「カットラインはプツッとさせてレイヤーを入れたスタイルが人気でしたが、最近は全体にしっかりレイヤーの入った軽やかなハッシュボブも話題になっています。おしゃれに見えるし、周りと差がつけられるスタイルです。
『Oggi』読者のような働く女性に人気なのは、やりすぎないレイヤー。ナチュラルに見せたい、レイヤー感は控えめにしたいという方は、全体は結べる長さをキープしつつあごより下にレイヤーを入れるのがおすすめです。
カジュアルな雰囲気が好き、今っぽい抜け感を出したいという方は、レイヤーを頬〜リップラインのあたりの高めの位置から入れてみてください」
レイヤーの入れ方で雰囲気が変わるスタイルを紹介します。
◆レイヤー+パーマでまろやかさを感じる「ショートウルフ」

ショートヘアを大人カジュアルに見せられるウルフスタイルには、レイヤーが必須。強いイメージに寄りすぎないよう、顔周りをマッシュにしてパーマでしなやかな毛流れを加え、柔らかさをプラスするのがコツ。
このスタイルについて
前髪を眉下に設定し、襟足を長めに残したマッシュショートがベース。全体にレイヤーを入れ、柔らかさが出るようにパーマをかける。
カラーは、ダークトーンのグレージュ系。パープルを混ぜ、暗めでも透明感のある色味を表現。
パーマをかけているため、髪をやや湿らせてからオイルとバームを混ぜたものをもみ込んで動きを出すだけでOK。
モデルの髪質&顔型データ
髪質:硬い、太い、多い
顔型:丸顔
担当/Un ami omotesando スタイリスト MONさん(Instagram:@unami_mon)
◆ボブを大人っぽく見せるなら「フェイスレイヤー」を味方に!

洗練された大人っぽいボブを目指すなら、前髪や顔周りなど細部のデザインを重視して。プツッとしたカットラインとレイヤーのコントラストが、おしゃれな雰囲気をもたらします。
このスタイルについて
全体の長さはあご下2cm、前髪は目の上でシースルーにカットしたボブ。頰ラインからフェイスレイヤーをプラス。
カラーは10トーンのマロンベージュに。ブラウンとグレージュを混ぜた色で、ツヤと透明感の両方が楽しめそうです。
カールアイロンで裾は外ハネに、サイドは耳横から軽くS字に、レイヤー部分は顔に沿うように巻いて形を整え、オイルをなじませて完成。
モデルの髪質&顔型データ
髪質:硬さと量は普通、太い
顔型:卵型
担当/Un ami omotesando THE2 トップスタイリスト mayuさん
◆程よい甘さと抜け感で好感度抜群な「ミディアムレイヤー」

トップのふんわり感や、横幅の広がりからのくびれなど、奥行きのあるひし形シルエットがバランスの良さを強調し、小顔見せも叶うレイヤースタイル。大人女性の「なりたい」を詰め込んだミディアムは、愛され度も好感度もピカイチ。
このスタイルについて
胸上3cmのミディアムに目に少しかかるくらいの長さのシースルーバングを合わせ、頬骨あたりからレイヤーを入れます。後ろの表面にもレイヤーを加え、丸みをプラス。
9トーンのミルクベージュで柔らかなツヤ感を与え、レイヤーの柔らかさを底上げ。
カールアイロンでベースは外ハネに巻き、耳前は軽く内巻きに。軽めのオイルをなじませて毛流れとフォルムを整えて。
モデルの髪質&顔型データ
髪質:軟らかい、太さと量は普通
顔型:卵型
担当/Un ami omotesando THE2 スタイリスト 松川 蓮さん(Instagram:@unami_ren)
構成・文/斉藤裕子



