渋谷の路上から、日本武道館へ
素敵な音楽を奏でるアーティストから生き方のヒントをもらう、ファッション誌『Oggi』の人気音楽連載「働く私にMusik」(Musikはドイツ語で音楽の意味)。10月号(8月28日発売)には、「踊れて泣ける」曲が持ち味のピアノ・トリオバンド・Omoinotakeが登場します。
中学時代からの同級生である島根県松江市出身の3人が上京し、バンドを結成したのは2012年。渋谷の路上で演奏を重ねた日々を経て、2024年の「幾億光年」で累計再生数6億回を突破、同年末には第75回NHK紅白歌合戦に出場を果たしました。そして今年3月には、初の日本武道館単独公演を開催しています。

▲ 左から 冨田洋之進(ドラゲ)/Dr.、藤井怜央(レオ)/Vo. & Key.、福島智朗(エモアキ)/Ba.
メジャーデビューまで9年、そしてブレイクまではさらに数年。ナビゲーター役のラジオDJ・サッシャさんが、その長い道のりと、30代を走る3人がいま見ているものに迫ります。
お客さんが2人だけの日もあった、9年間
路上ライブから世に出たバンド—— そう語られることの多い3人ですが、路上に立った理由は集客でした。インディーズ時代は、ライブハウスに来てくれるお客さんが2人だけという日も。人が集まる場所へ出て行こうと、「仕方なく」(福島智朗さん談)渋谷の街頭で演奏を始めたと言います。
「田舎出身の3人が、東京の路上で演奏するのって、本当に怖くて…」と藤井怜央さん。それでも「もう島根に帰ろうとはならなかったんですか?」とサッシャさんが尋ねると、3人そろって「あ〜…なかったですね」と即答。「そのとき既に20代半ばを超えていながら、アルバイト生活でしたし、もう後には退けないなって」と冨田洋之進さんが続けます。
どうすれば足を止めてもらえるのか。その答えを探すうちに、曲調も歌詞も大きく変わっていきます。「踊れて泣ける」といういまの持ち味は、この時期に形づくられたもの。仕方なく始めた路上が、なぜいちばんの武器になったのか—— その答えは、ぜひ本誌で。
30代のエネルギーは、「誰かのため」に生きること
いま3人は30代半ば。鳴かず飛ばずだった20代を、彼らはどう振り返るのか。「20代は自分のために生きていた」という福島さんは、生活が落ち着いてきたいま、それだけでは足りないと感じるようになったといいます。
誰かのために生きることが、30代のエネルギーになる—— 長い下積みを抜けた3人がたどり着いた仕事観は、キャリアの分岐点に立つ読者にも重なるはずです。
撮影では、デニムをテーマにスタイリング。バンドのアー写撮影などではなかなか見ない新鮮なカットにしようと、 福島さんと冨田さんに「見つめ合ってください!」とオーダー。すると、Omoinotakeスタッフから「これは喫煙所で よく見る光景(笑)」とツッコミが入るなど、賑やかな現場となりました。サッシャさんも加わり背景紙を破きながらのカットでは、いつもクールな3人の、楽しそうな表情を収めています。
誌面では他にも「『Oggi』読者に聴いてほしい1曲は?」「あなたにとって働くとは?」「大人になったなと思う のはどんなとき?」など5つの質問から素顔が垣間見える「5 QUESTIONS」も掲載。9月2日に『Memorabilia』 をリリースし、9月27日からは香港・台北・ソウルを含む全14公演のツアーへと向かう3人の現在地は、ぜひ8月28日(金)発売の『Oggi』10月号で確認してください。

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