箱根の自然に囲まれたアトリエ温泉旅館
古くから別荘地として発展し、美術館や博物館が点在する箱根仙石原。「界 仙石原」は、標高約700mの仙石原高原の雄大な自然に囲まれた位置に構える温泉旅館です。全ての客室に露天風呂を設え、温泉に浸かりながら仙石原の雄大な絶景を望むことができます。
開業前には「アーティスト イン レジデンス 箱根仙石原」を開催。アーティスト イン レジデンスとは、アーティストの育成や芸術の発展を目的として国内外の芸術家がひとつの地域に一定期間滞在し、創作活動を行う取り組みのことです。
「アーティスト イン レジデンス 箱根仙石原」ではスロベニア、イタリア、ドイツ、中国など、国内外のアーティスト12名が界 仙石原に宿泊し、箱根の自然や文化から受けたインスピレーションをもとに創作活動がおこなわれました。客室や館内の随所に展示されている作品は必見です。
今回は、そんな界 仙石原の見どころをたっぷり紹介します。
光の水庭と四季の移ろいを眺めながら心身をほぐす「温泉」
大涌谷から引いた湯は、やや白濁した酸性の温泉です。果実のレモンとほぼ同じレベルのpH 2.1の酸性の湯は、短時間の入浴で肌がなめらかに整い、身体がしっかりと温まるのがうれしいポイント。
内風呂には2種類の湯船が備わっています。酸性の温泉の「あつ湯」で温まった後に「ぬる湯」に浸かり、肌を落ち着かせるのがおすすめです。

露天風呂では、桜やもみじなどの木立が織りなす四季折々の景観を眺めながら湯浴みを楽しめます。昼間に光を蓄えた蓄光石が底にちりばめられ、夜になると星空のように美しく輝く、露天風呂の外側に流れる水庭も見逃せません。

入浴後は、壁に飾られたアート作品と四季折々の景観が調和する湯上がり処でゆったり休息を。湯守りこだわりの「ご当地ドリンク」やアイスキャンディーも用意され、クールダウンが叶います。

アートに浸り、大自然に包まれる客室「仙石原アトリエの間」
地域らしさあふれる「ご当地部屋」に宿泊できるのも界の魅力のひとつ。界 仙石原は全室が露天風呂つきのご当地部屋「仙石原アトリエの間」です。室内には「アーティスト イン レジデンス 箱根仙石原」で国内外のアーティスト12名が手がけた作品が設えられています。

アーティストの筆使いを間近に感じ、昼と夜で作品の印象が変わる様子をじっくりと味わうも素敵。また各部屋には、小田原のガラス作家「ipada(イパダ)」の濱舘 寛氏と村木 未緒氏デザインによる、部屋ごとに形やコンセプトが異なるガラスのランプシェードが設置されています。

また、客室は琉球畳の上にソファーを配した和洋室タイプ。客室の大きな窓や、テラスにある露天風呂からも山々が連なる仙石原の雄大な風景を望めます。


露天風呂では大浴場と同様、大涌谷温泉から引いた湯の花が舞う温泉を設置。好きな時間に思いのまま、ゆったりと堪能できます。

アート作品のような食事、器を「会席料理」で堪能
会席料理で提供されるのが界の夕食スタイル。ほどよくプライベートが保たれた半個室の空間で食事できるのもうれしいポイントです。
界 仙石原の夕食は、趣向を凝らした器や提供方法にも注目を。「アトリエ温泉旅館」というテーマの一端を感じられる会席料理を楽しめます。
先付は、サーモンと相性がよい季節のフルーツを瞬間燻製した一品が登場。蓋を開けた瞬間、大涌谷の噴煙を思わせる煙が広がります。

八寸やお造りなどが盛られた宝楽盛り(ほうらくもり)では、大涌谷の噴煙の広がりを表現した器や、絵筆箱に見立てた器が用いられ、随所に遊び心を感じられる仕上がりです。

台の物「尾花しゃぶしゃぶ」は、日本画家がススキを描き下ろした鍋台のもと香ばしいすすき茶の出汁に牛肉をくぐらせて味わう逸品。仙石原の自然とアートが彩る食体験で、満足度も上々に。

地域色を感じる食材や郷土の調理法を取り入れた「ご当地朝食」で、1日のエネルギーをチャージ。 界 仙石原では、目の前で焼き上げる「つくね芋ステーキ」や小田原名物のかまぼこなど、山の幸と海の幸を盛り込んだ和食膳をいただけます。

観賞するのではなくアートを〝体現する〟アトリエライブラリー
客室に展示されたアーティストの作品や、窓の外に広がる景色などからインスピレーションを得たら、それを自由に表現できる「アトリエライブラリー」を利用するのも一つの方法です。

アートや建築に関わる本を自由に手に取ることができるほか、約2,000本の色鉛筆の中から好きな色を選び、スケッチブックにアートを表現することもできます。

アトリエライブラリーには、界 仙石原オリジナルの旅色絵はがきの用意も。 箱根の山々や、風にそよぐススキなど、感じるままの色彩を色鉛筆で自由にのせられます。 完成した一枚を旅の記念にするのはもちろん、切手を添えて、箱根での思い出を大切な人へ届けることも可能です。

自分だけの特別な手ぬぐいを創れる体験「表現を楽しむ彩り手ぬぐい」
界に宿泊するなら、地域の特徴的な伝統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」も要チェックです。
毎日行われるご当地楽では、型染作家の小倉充子氏が手がけたオリジナルの手ぬぐいに、絵付け・色付けをする体験ができます。

箱根の名産品や、仙石原をイメージした野鳥や草花をあしらった手ぬぐい、何も描かれていない真っ白な手ぬぐいなど6種類の中から気に入ったデザインを選べるのがポイント。アーティストになった気持ちで、布クレヨンを使って好きな色をのせたり、自由に絵を描いたりして完成させるアクティビティです。

とっておきのアトリエで創作に励む「仙石原アートリトリート滞在」スタート
9月1日から、1日1組限定で「仙石原アートリトリート滞在」を展開中。露天風呂付きのプライベートなアトリエで創作体験に打ち込み、自分をリセットする2泊3日のプランです。
特徴1 仙石原の絶景テラスに現れる「プライベート温泉アトリエ」
雄大な高原の自然を全身で感じながらアートに没頭できるよう、露天風呂付き客室のテラスを、この滞在のためだけに「プライベート温泉アトリエ」へ。創作に煮詰まったら、すぐ横にある温泉でリラックスすれば、きっと新たなアイデアが浮かんでくるはず。

ふと思い浮かんだ景色や色彩をそのままスケッチブックへと写せるよう、筆や色とりどりの水彩色鉛筆などを広げられる「温泉パレット」も用意されています。山々の絶景を望むプライベートな空間で、誰にも邪魔されることなく、時間に追われることなくアートに向き合う特別な時間を過ごすのも素敵です。
特徴2 自分だけの色彩を作り、知識を深める絵の具づくり体験
別館サロンを貸し切り、創作体験をより深く楽しむための特別プログラム「アートいろは」を本プラン限定で開催。
日本の伝統画材である「岩絵具(*1)」を使用し、アート制作に使用するテーマカラーを一色、自分自身で調合することができます。自然の鉱物を砕いてすりつぶして自分で作り上げた色は、格別なものとなる予感。
*1 天然の鉱石や岩石を砕いて粉末状にした、日本画に使われる伝統的な「顔料」


特徴3 自分だけの色とアトリエで色付け体験
滞在中に1枚の絵を塗り上げる創作体験も。プランにはポーラ美術館への入園チケットが含まれているため、ポーラ美術館所蔵のモネの作品を実際に鑑賞し、その中から気に入ったものを選択して色付けをしていきます。プライベート温泉アトリエで自ら作り上げた色も使いながら、オリジナルの1枚を完成させてみては。

特徴4 創作意欲を高め、五感を研ぎ澄ますアイテム
嗅覚を研ぎ澄ます「アロマライト」
箱根の森林をイメージしたアロマオイルの香りに包まれ、リラックスを。深まる香りが雑念を払い、創作体験への没入感を高めます。
味覚で感性を刺激する「アートモクテル」
岩絵具の色彩や、仙石原の自然をモチーフにした、見た目も美しいオリジナルモクテルを提供。視覚と味覚でインスピレーションを得ながら、制作の合間に心地よくリフレッシュできます。
創作を支える滋味である「ナッツヴェセル」
箱根の老舗・Sagamiyaが手がける、香ばしくも上品な味わいのナッツヴェセル。集中力が切れたときの軽食として、没頭に必要なエネルギーと満足感を満たしてくれます。

【「仙石原アートリトリート滞在」概要】
期間 :2026年9月1日~11月30日
金額 :2泊3日1名あたり155,000円~(2名1室利用時、税・入湯税・サービス料込)
場所 :客室、別館サロン、ポーラ美術館
定員 :1日1組限定(1組当たり3名まで)
予約 :公式サイトにて4日前までに要予約
含まれるもの:宿泊、夕朝食、プライベートアトリエでの創作アイテム、アートいろは、ポーラ美術館入館料、アロマライト、アートカクテル、小菓子、額縁
雄大な山々に囲まれ喧噪から離れた仙石原。作品制作や文筆活動に没頭するのに適した場所として、多くの作家や芸術家に愛されてきた地で、自身の感性と向き合う滞在をしてみてはいかがでしょう。



