タイが女子旅にぴったりなその理由とは?
東京からは約7時間、大阪からは約6時間半で行けるタイ、バンコク。フライトによっては日本を深夜に出発し、現地に翌朝着という便もあり、時間を有効活用できるのも魅力。時差が2時間しかないので、旅の合間にリモートワークも可能だし、何より時差ボケに悩まされることがないのも嬉しい。
そして、こちらの記事でもお伝えしたように、タイは1年中プレーを楽しめる”ゴルフ天国”。円安の影響はあるものの、それでも欧米と比べれば、まだまだお得感が感じられる部分も多いので、初海外ゴルフに挑戦しつつ、街ブラを楽しむには最高の行き先です。
今回は、Oggi専属モデル・古畑星夏ちゃんが3泊4日の女子ゴルフ旅で実際に訪れたバンコク市内のおすすめスポットをご紹介。タイを訪れる際の参考にしてみてくださいね。
【映えスポット】絶対ハズさないカフェ&最新ルーフトップバー
カフェ:Featherstone Bistro Cafe(フェザーストーン・ビストロ・カフェ)

世界中を旅してきたオーナーが”夢に出てくるような非現実世界”をコンセプトに、細部にまでこだわった空間は、一歩足を踏み入れた瞬間から、まるで絵本の中に迷い込んだような気分に。
床のタイルにアンティークの薬品棚、光が差し込むステンドガラスに深みをたたえた青い壁…。昼間でもどこか妖しさが漂う店内は、どこを切り取っても絵になる!

絵になるのは空間だけではありません。ミントやバタフライピー、イチゴを閉じ込めた氷にラベンダーシロップとソーダを注いで完成するドリンク「WILD GARDENIA」(160THB)もこのかわいさ。

他にも凍らせたコーヒーにミルクを注いで作る「COLD BREW ICE CUBE LATTE」(160THB)、ほどよい甘さに癒される「TIRAMISU」(250THB)や「FRESH&FLUFFY COCONUT CREAM PIE」(180THB)といったスイーツも充実。
おしゃれエリアとして知られるエマカイ地区にあり、BTSエカマイ駅から徒歩約25分と少しアクセスは悪いものの、足を運ぶ価値のある1軒です。
Featherstone Bistro Cafe(フェザーストーン・ビストロ・カフェ)
ルーフトップバー:NOBU Bangkok Rooftop Bar(ノブ・バンコク・ルーフトップバー)
映画『ハングオーバー2』の舞台となった「Sirocco(シロッコ)」をはじめ、市内には数多くのルーフトップバーがあるバンコク。日本では実現不可能なその圧倒的なスケールとビューを体験せずに帰れない! というわけで、訪れたのは2024年12月にオープンした最新ルーフトップバー。

場所はエンパイア・タワー(Empire Tower)というオフィスビルの最上階となる58階から60階。あの世界的に知られる和食レストラン『NOBU』のバンコク支店のレストラン階の上に位置するルーフトップバーです。

58階からさらに専用のエレベーターに乗って60階へと降り立つと、そこはもう別世界。バンコク最高層、79階建てのビル「マハナコン・タワー」を間近に望むこのロケーションは唯一無二!

”デミルクス ビームス”のジャンプスーツ¥30,800・ミュール¥23,100、”クリスチャン ヴィラ”のバッグ¥34,100、”アユス”のネックレス¥31,900(デミルクス ビームス 新宿) ”グリン”のピアス¥29,700(ビームス ハウス 丸の内)
シグネチャーカクテルを飲みながら、サンセットに染まる空を眺める時間は格別。

▲シグネチャーカクテル左:「LYCHEE ELDERFLOWER MARTINI」(490THB)、右:「THAI MARGARITA」(490THB)

旅の最終日にちょっとドレスアップして出かけたくなる、そんなルーフトップバーです。
NOBU Bangkok Rooftop Bar(ノブ・バンコク・ルーフトップバー)
【食】王道タイ料理と本格イタリアンを押さえておく
タイ料理:バーンカニタ(Baan Khanitha)
タイ語で「バーン」とは「家」という意味。つまり、ここは”カニタさんの家”。その名の通り、オリエンタルムードたっぷりの1軒家でいただくタイ料理は、繊細で奥行きのある味わいが特徴。

”ヌキテパ × デミルクス ビームス”のワンピース¥28,600、”ヴィオラドーロ × デミルクス ビームス”のバッグ¥31,900、”ジュール クチュール”のピアス¥6,380・ネックレス¥7,920(デミルクス ビームス 新宿)
高級店だけあって、屋台や街の食堂とは一線を画し、1つ1つ盛り付けも美しく、思わず写真を撮りたくなるほど。

写真入りの英文メニューが用意され、ヤムウンセンに揚げ春巻き、海老のすり身揚げやパッタイ、グリーンカレーなど、定番のタイ料理はひと通りラインナップ。
スタッフのホスピタリティも手厚く、日本の皇族やVIPも訪れる名店です。

Oggi取材班が訪れたのはアソーク店ですが、バンコク市内に4店舗あるので、アクセスのいい店を訪れて。
イタリアン:Zanotti IL Ristorante Italiano(ザノッティ・イル・リストランテ・イタリアーノ)
滞在中は毎日タイ料理もいいけれど、ちょっと飽きたら変化球を差し込むのもおすすめ。たとえば、北イタリアの本場の味が楽しめると在住外国人の間で人気の1軒なんて、いかがでしょ。

生ハムやフレッシュな野菜を使ったサラダをはじめ、石窯で焼いたピザや手打ちパスタはどれも絶品!

メニューにはない旬の食材を使ったスペシャルな1品もあり、Oggi取材班は「トリュフのタリオリーニ」をオーダー。

削りたてのトリュフの芳醇な香りが食欲をそそります♡ バンコクのイタリアンのレベルの高さを存分に実感した夜でした。
Zanotti IL Ristorante Italiano(ザノッティ・イル・リストランテ・イタリアーノ)
【買い物】タイ雑貨のレベルは高い!
リゾートワンピやかごバッグが豊富:Lofty Bamboo(ロフティ バンブー)
アジアンリゾートの開放感をファッションでも取り入れたい! と、訪れたのがバンコク最大の日本人街、プロンポンにほど近いこちらのお店。

ワンピースやセットアップなど、リゾートらしいカラーリングとエスニックな雰囲気が絶妙にMIXされた洒脱なデザインは、オーナー自ら手がけたもの。プライスもワンピースで1500(THB)前後とお手頃なのもうれしい。

アクセサリー類やかごバッグ、帽子なども充実。

”デボーション ツインズ × デミルクス ビームス”のワンピース¥46,200、”ヴィオラドーロ × デミルクス ビームス”のバッグ¥31,900、”フィリップ オーディベール”のイヤリング¥17,600(デミルクス ビームス 新宿)
アソーク駅直結のショッピングモール「ターミナル21」にも支店があるほか、10月9日(木)、11日(土)の2日間、東京・沼袋の「Khagee Cafe」でポップアップを開催予定。
センスが光るバラマキ土産を探すなら:KOON(クーン)
BTSプロンポン駅から徒歩5分の黄色いビルの2階に店を構えるのがタイ雑貨のお店「KOON(クーン)」。

店内には生活雑貨から職人の手仕事によるオンリーワンのアイテムまでがこの通りぎっしり!

ワンピース¥26,400・バッグ¥29,700(ラコステお客様センター〈ラコステ〉) ”デミルクス ビームス”のパンプス¥19,800・”フィリップ オーディベール”のピアス¥12,100(デミルクス ビームス 新宿
タイ料理のミニチュアキーホルダーやエスニック刺繍が施されたミニポーチ、アジアンフードが映える絵付けの器からタイ語のステッカーなどなど。宝探しのような感覚でゆっくり見て回ると、いくらあっても時間が足りない!

タイの伝統マルチクロス、パーカオマー柄で織られた”サワディーバッグ”は300THBとお土産にするのにもピッタリ。旅の思い出に持ち帰りたい、かわいいアイテムがいっぱいです。
【マッサージ】全身ほぐせば心まで軽い!毎日でも通いたい♡
オイルとタイ古式どっちも選べる:Relaxing Time Massage and Spa(リラクシングタイム マッサージ&スパ)
アソークやシーロムなど、繁華街を歩けば3軒おきに見つかると言っても大袈裟じゃないほど、たくさんのマッサージ店が並ぶバンコク。
とはいえ、清潔感があって、施術メニューが豊富で、さらにマッサージのレベルが高いお店(なんなら立地も大事!)をツーリストが飛び込みで見つけることはなかなか難しいわけで…。

そこでOggi取材班は、タイ在住歴10年以上の現地コーディネーターさんがおすすめする「Relaxing Time Massage and Spa」を予約。ショッピングモール「ターミナル21」から徒歩5分という好立地にあるこちらは、タイ古式マッサージだけでなく、オイルマッサージやフェイシャルメニューも充実。

でももちろん、選んだのはタイ古式マッサージ。広々とした清潔感あふれる個室に案内され、専用の服に着替え、いざスタート!
え、そんなところまで!? と感動するほど、体の隅々までをしっかり伸ばしてくれて、そのイタ気持ちよさに最後の方はつい、うとうと。

翌日はオイルマッサージを受けて、ゴルフ終わりで疲れた体をほぐしてもらいました(おかげさまで筋肉痛にならずに済んだ!)。
施術前のカウンセリングシートに、疲れている部分を記入すると、その部分を重点的にほぐしてくれるのも◎。女友達同士やカップルが一緒に受けられるペアルームも完備されているのもおすすめの理由です。
Relaxing Time Massage and Spa(リラクシングタイム マッサージ&スパ)
【番外編】ナイトマーケットで食べ歩きも
さて、バンコクの夜の名物といえば、屋台が連なるナイトマーケット。大小はあれど、街のいろんな場所で開催されているので、見かけたら立ち寄ってみるのも手。

Oggi取材班が偶然、通りかかったのはBTSアソーク駅すぐの空き地で開催されていた小さなナイトマーケット。

小さいといっても、Tシャツやキャップなどを売るお店からスイーツやバーベキューの店まで出店数はざっと30余り。ディナー終わりでお腹いっぱいだったとはいえ、そこは”甘いものは別腹”。

星夏ちゃんはヌテラがたっぷりと塗られたクレープを購入し、その場でぱくり。そのお味はというと…この表情が物語っています。
【ホテル】駅直結のショッピングモール内にあるアクセスの良さが決め手!
グランデ・センターポイント・スクンビット ターミナル21(Grande Centre Point Hotel & Residence Sukhumvit Terminal 21)
交通渋滞のひどいバンコクで頼りになるのは、高架鉄道のBTS。早朝から24時ごろまで運行し、バンコク都市部であればどこへでもスムーズに行けるので、ツーリストにとっては強い味方。

そして、そんなBTSのスクンビット線アソーク駅から直結しているホテルが「グランデ・センターポイント・スクンビット ターミナル21」です。

全498部屋は天井が高く、大きくとられた窓からバンコクの街が広がり、開放感も抜群。

プールもあれば、ホテルの下にはショッピングモールが連なり、フードコートやスーパーマーケットまでもすぐ。この便利さは一度知ったらやめられません。ゴルファーのゲストが多いのも納得、です。
グランデ・センターポイント・スクンビット ターミナル21(Grande Centre Point Hotel & Residence Sukhumvit Terminal 21)
映えスポットから食、買い物、マッサージにホテルまで。女子ゴルフ旅inタイのプランニングはこれで完璧! さぁ、いつ行くか、早速予定を立てましょ!
協力/ゴルフタイランド
撮影/金谷章平 スタイリスト/中村祐三 ヘア&メイク/木部明美(PEACE MONKEY) モデル/古畑星夏(Oggi専属) 構成/一寸木芳枝
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