音楽をさらに追求していきたい
「何かに苦しんでいる人が言えないことを発信していく。気持ちを代弁していく。それが表舞台に立っている僕の仕事だと思っているんです」
ファッション誌『Oggi』で、ラジオDJ・サッシャさんがナビゲーターを務める人気音楽連載「働く私にMusik」。1月号のゲストとして登場した11人組グローバルボーイズグループ「INI」のラップ担当・西 洸人さんは、静かな口調で胸の内を明かしてくれました。
デビューからわず3年。今年2月に京セラドーム大阪で単独ドームライブを成功させたほか、タイや韓国など国内外で躍動。ステージに上がれば、パッション溢れるラップダンスを見せる西さんは9月、自作曲『SURVIVE』をINI公式YouTubeにて公開し、音楽をさらに追求しています。
「やりたいことや願望は、言葉にして発してきた」
本格的にダンスを始めたのは高2のころ。ダンサーを仕事にしようと決意した西さんのモットーは、「自分のやりたいことは口に出す」こと。
「言霊のようなものを信じているんです」と話します。
小さな仕事を重ねながら経験を積み、だんだんと大きな仕事へ。音楽表現のさらなる追求のため、これまでとは異なるオーディションに挑戦。INIのメンバーに選ばれ、今も夢を叶え続けています。
「『SURVIVE』アップ直前は、緊張しすぎて食事の味がしなかった(笑)」
自作曲『SURVIVE』をINI公式YouTubeにて公開した西さんですが、それは熱いグループ愛があってからこそ。
「同じカルチャーの音楽でも、自作曲ではあえてグループとは違う色を出していけたらと思っているんです。そうすることで、INIとしての音楽にもっと説得力を持たせられたら、と」。
ところが、実は――。『SURVIVE』がYouTubeにアップされたときには「ひとりでいたらどうにかなりそうで、友人たちと鑑賞会をしました。鑑賞会前はファミレスにいたんですけど、緊張しすぎて味がしなかったです(笑)」と、お茶目なエピソードも明かしてくれました。
それでも、「めっちゃよかった」「毎日聴いている」とメンバーから言われ、照れくさくも、嬉しい気持ちになったそう。「INI」の深い絆をうかがい知ることができるエピソードですね。
「自分の軸はぶれないようにしながら、面白い化学反応を起こしていきたい」
ひとつの夢を叶えた西さんですが、「目標がいっぱいありすぎて…でもまずはグループに多くのことを還元できる自分でありたいです」と、夢は尽きない様子。
「自分の言葉を現実にしてきた西さんなら、絶対にできる! 楽しみにしてます!」と、サッシャさんは熱いエールを送りました。
誌面ではグレーのロングコートを羽織るなどのルーズなスタイリングで、艶やかでクールな表情を披露。そんな西さんの素顔に迫るインタビューの続きは、11月28日(木)発売の『Oggi』で!