1年に2回実施している旅仲間たちとの長期旅行。数々の地を冒険したA子さんが次の旅先として注目しているのがオーストラリアの【ノーザンテリトリー】州。その魅力を仲間たちにプレゼンすべく、9泊11日で想定した旅程計画とともに「旅するべき理由」を15個のトピックにまとめました!
1.世界有数の巨大マーケットを楽しめる
ノーザンテリトリーを周遊する入り口であり、最北部の中心都市【ダーウィン】。その市街からバスで約15分くらい移動したビーチの前の公園で、巨大なローカルマーケットを見学することができます。
乾季(5〜10月)の木・日曜日に開催されるミンディルビーチ・サンセットマーケットは、地元の民芸品やこの地独特の服、アクセサリー、旅の楽しみである面白い土産物等を並べる屋台が200以上、オーストラリア・イタリア・ギリシャ・中東などの屋台料理をふるまうお店が60以上出店と、かなり賑やか出そう。オーストラリア全土からこのマーケットを目当てに訪れる人も多いようです。
私の目当てはオーガニック大国であるオーストラリアならではの、ここでしか手に入らない石けんや美容オイル! これから始まる旅の衣装も調達したいな。
2.サンセットをボーッと眺める時間が最高すぎる
マーケット散策を十分楽しんだ後はビーチの方へ移動。屋台で手に入れた各国料理を頬張りながら、世にも美しいサンセットを眺めませんか。マーケットのバンドのライブミュージックを聴きながら、オーストラリアの広い海を何も考えずに見つめる時間は、日々の疲れを吹っ飛ばしてくれる最高の癒しの時間になるはず。できれば現地の方とも交流してみたい!
3.日帰りで叶う魅惑のクルーズ体験
ダーウィンを拠点にすると、近郊の観光スポットを訪れることがきでるさまざまなバスツアーが用意されています。私がいちばん気になっているのは、【キャサリン渓谷】をクルーズするツアー。川幅は広くて緩やかなときの流れを感じると同時に、渓谷の両岸は数10メートルの断崖絶壁という、ここでしかみられない絶景を味わえます。アボリジニの壁画もたくさん残っているようです。
ツアーによっては遊覧ボートではなくカヌーで自分のペースで渓谷を見学できたり、トレッキングが楽しめたりするみたい。この日帰りツアーのほかにも、【リッチフィールド国立公園】へのツアーや、ダーウィンの市内をゆっくり観光できるツアーもあるから、何班かに分かれて好みのアクティビティを申し込むのもいいよね。
4.滝つぼにダイブできる
【キャサリン渓谷】の日帰りバスツアーの中には、オプションとして【エディスフォール】に立ち寄って、滝つぼへ飛び込むことができるって!! ネイチャーアクティビティ好きの私としてははずせないイベントかな…!
5.名物のクロコダイルを目撃
ダーウィンをはじめとするノーザンテリトリーの最北部、トップエンド地区には約6万頭のワニが生息しているそう。ほとんどの川にはワニがいて、各渓谷ツアーでも目撃することができるらしい。その一部は、世界有数の凶暴さを誇るイリエワニという種類で、人を襲うこともあるそうです(ちなみにこのワニは淡水でも海水でも生息できるそうで…、無敵)。
ダーウィンにはそんなワニを身近に観察できるテーマパークがあるほか、半日のツアー【ジャンピングクロコダイル・クルーズ】なるものも人気です。船からヒモに肉をつけて川に垂らすと、それをワニが食いつこうとして水面へジャンプ! これはかなりのインスタ映えが期待できそう。
■ここまでの旅程サンプル■
Day1 日本出発(機内泊)
Day2 ブリスベン空港→ダーウィン空港着、市内を散策し、【ミンディルビーチ・サンセットマーケット】へ
Day3 【キャサリン渓谷】ボートツアーへ
今回提案するのはノーザンテリトリーの北部から南部までバスや飛行機を駆使して周遊するコース。次回は、野生動物や植物を身近に感じることができる【カカドゥ国立公園】の魅力を紹介します。
「【ノーザンテリトリー】を旅する15の理由」vol.2は4月20日配信予定です