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LIFESTYLE

2024.11.22

マニアックすぎる取材メモ付き♡ Netflixで配信!Aぇ! groupデビューツアー裏側密着のドキュメンタリー番組制作発表レポ【1万字超え】

Aぇ! groupのデビューツアーに密着したドキュメンタリー番組が配信決定。制作発表会見の様子を1万字超えで詳細レポート!

『BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側』制作発表会見レポート

今年5月に念願のCDデビューをはたした関西出身の人気アイドルグループ・Aぇ! group。彼らに完全密着したドキュメンタリー番組『BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側』がNetflixで独占配信決定

Aぇ! group単独ドキュメンタリー『BORDERLESS』は、第1 弾の『BORDERLESS A ぇ! group デビューまでのキセキ』では、彼らがCD デビューを叶えるまでの5年間に密着し、視聴者から「何度⾒ても泣ける」「最後まで感動した」など、⾼い評価を受けたことでも話題に。そんな“BORDERLESS ファン”の思いに応えるべく、第2 弾として全国8都市約37万⼈を動員したデビューツアー「Aぇ! group Debut Tour 〜世界で1 番AぇLIVE〜」の裏側に密着した今回。正⾨良規さんの誕⽣⽇・11⽉28⽇(⽊)に配信がスタートするので要チェックです!

配信に先駆けて11月1日に行われた制作発表の様子を1万字超えで詳細にレポートします。(記事の最後には、マニアックすぎる取材メモも!)

──まずはご挨拶をお願いいたします。

小島:はい、どーも。Aぇ! groupのリーダーの小島 健でございますけれども、水と塩があれば1か月…(マイクのスイッチが入ってません!と司会からのツッコミが)

会場:爆笑

小島:恥ずかし! ということで改めて自己紹介します。

佐野:水と塩が気になる!水と塩、何?(笑)。

正門:気になるなあ(笑)。

小島:いい滑り出しとなりました。Aぇ! groupのリーダーの小島健でございます。えー水と塩があれば…(キター!と叫ぶ佐野さん)普通の人間は1か月生きていけると言いますが、僕の場合はそこにNetflixも必要となっております。これが言いたかったんです…(顔を赤くして照れ笑い)。恥ずかしい!デビューのときの記者会見より緊張したわ…。こんな恥ずかしい出だしであれですけども、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

会場:爆笑&拍手

正門:Aぇ! groupの正門良規です。本日はお忙しい中、ありがとうございます。第二弾ということで、本当にこうやって皆さんの前で発表できるというのはすごく誇らしいことです。これを機にどんどんBORDERLESSが盛り上がっていけばいいなと思っています。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

末澤:末澤誠也です。今回第二弾ということで、密着していただいたんですけども、何回も繰り返し観ていただけるとうれしいなと思います。Aぇ! groupの本当の素が観られるものになっているのではないかと思います。よろしくお願いいたします。

草間:草間リチャード敬太です。映像の中ではね、髪の毛が長いんですけども同一人物ですのでお間違えなく(笑)。よろしくお願いいたします。はい、以上です。

佐野:(落ち着いたトーンで)最年少の佐野晶哉です。よろしくお願いします。

小島:渋っ!

佐野:なぜこんな大々的で素敵な記者会見が第一弾のときになかったのか、と今本当に思っているんですけども。第二弾で皆さんにこうやって集まっていただけて、素敵な場所でこうやって「配信されるよ」っていう発表ができて、本当に幸せです。デビューまでの道のりも本当にたくさんドラマがありましたけども、デビューしてから一発目のライブもたくさんドラマが詰まっていて、いろんな僕ら5人の個性や悩み、いろんなものが映っていると思います。ぜひぜひ楽しみにして…(噛む佐野さん)よろしくお願いしまーす!

末澤:最後噛むんかい。

小島:今日噛むの多い。

佐野:噛んでない人おらんな、今のところ(笑)。

──11月28日に配信がスタートします、『BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側』ですが、第二弾ということで今のお気持ちを教えてください。

小島:(クールな雰囲気で話し出す小島さん)…そうですね。このBORDERLESSも第二弾ということで、まず役づくりからしっかり入って、髪型はどんどん役を重ねるごとに白髪を増やしてメガネの形とかも心情によって変えたりしました。

正門:(声を張って)マイク持ってるやつ誰かいけ! マイク持ってんねんから!

佐野:(ツッコんで)巻き込まれたくないねん。

小島:(しれっとした顔で)すみません、すみません。勘違いしてました。あ、BORDERLESSですね。すみません、僕『地面師たち』の綾野剛さんの役づくりの話をしてしまいました。

会場:大爆笑

佐野:だからメガネの話か!

末澤:(天を仰ぎながら大爆笑している)

小島:(うっかり、という顔で)ごめんなさい!

正門:なんやねん、それ。

佐野:ちゃんとしてほしいねん!

小島:ちゃんと言う!(小声でツッコむ佐野さんに向かって)…えっなんて言うた?

佐野:やめて…。「もうええでしょ」って言うた…(照)

小島:はい、すみません。佐野がスベッたところで。BORDERLESSも第二弾というところで、まず僕たち先行で見させていただいたんですけれども。何よりAぇ! groupのいちファンとして(試聴時間が)あっという間でしたね。

佐野:いやーおもろかった。

小島:ただただ楽しませてもらいました。ここでしか見られない僕たちの裏側っていうのが第一弾でもあったんですけど、第二弾の詳細はどこまで言えるかわからないですけど1stアリーナツアーに向かっての軌跡を追うんですがそこも本当にリアルで僕たちひとりひとりの個性が出ていて、しゃべっていることも各々違うんです。この人こんなこと言うてたんやみたいなことも思いながら観ましたね。だから、早く皆さんにも観ていただきたいというのが今の一番の気持ちです。ありがとうございます。

インタビューを受けるAぇ! group

──今回アリーナツアー『世界で一番Aぇ! group』に密着したドキュメンタリーなんですが、デビュー後初のツアーということで、心境や意識に変化はありましたか?

正門:そうですね。つくるところがまず難航しまして。打ち合わせもそうですけど、「デビューツアーって具体的にライブで何をやんねやろう?」みたいなところから話し合ったので、今までで一番5人でしゃべったライブになっています。初日のお客さんが入っている会場でスタンバイしているとき、僕たちは過去のライブではなかったような不思議な気持ちでいっぱいになったんです。今、僕たちがもしかしたらこの第二弾を観て改めて整理がつく部分も出てくるのかなと思っています。当時は無我夢中で一生懸命でした、とにかく目の前のことで。曲順とか演出とかもそうですけど、ファンの方のこと…とにかくいっぱい考えてましたね。そのときの熱量とがむしゃらさ、これぞAぇ! groupなのかな、みたいなシーンも詰まっているので、そういう発見があるとうれしいです。

──正門さんはみんなのまとめ役もされたと思いますが、いかがでしたか?

正門:スタッフさんと連携を取る役割はやらせてもらったのですが、基本的には5人でのアイディア出しだったので。その辺は僕が引っ張ったというよりは5人で机に向き合ってスタッフさん交えてつくった感じでしたね。

──末澤さんは衣装の制作に携わっておられましたが工夫した点とか大変だったことはありますか?

末澤:デビューツアーというのもあり、オープニングは派手にいきたい気持ちがあったので黒いファーを衣装に付けさせてもらいました。何よりデビューしてから衣装の予算が上がりまして…(笑)。あーやっぱりデビューってすごいなって改めて実感したんですけれども。

小島:2か所目から変わったよな。

末澤:そうなんですよ。1か所目の北海道で最初につくっていた衣装がスタッフさん含めて話した結果、「客観的に見るとちょっと暗いなあ」という話になり、もう少し明るい色をと別の衣装をつくってもらってそちらを使うことになったので最初の衣装は北海道でしか使わなかったんですよ。今後どこかで着たいとは思っているのですが、デビューしてそういうこともしてくださるようになりました。それぞれバラバラの私服衣装みたいなのがあったのですが、それぞれの要望を聞いて衣装を依頼したら本当にそのままの衣装を用意してくださったんです。その辺も含めて、デビューってすごいなと改めて思いましたね。

──私服衣装では無茶な提案とかはありましたか?

末澤:でもみんな結構こんな感じがいいです、というのをわかりやすく教えてくれるのでありがたいのですが、佐野だけ本当に服に興味がなくて「なんでもいい。おまかせします」って言うんですよ。基本、佐野はちょっと困るんですけど、なんとなくテキトーに考えてます。

佐野:(食い気味に)テキトーやったんや、あれ。よかったよ、めっちゃ。100点!100点!

末澤:(笑顔で)本当?

小島:みんな私服とかぶっている雰囲気なんですけど、佐野だけスタイリストさんが本気で用意したコーディネートなんですよね(笑)。

末澤:そうだね(笑)。

佐野:全然私服じゃないよな(笑)。

小島:めっちゃオシャレ。

末澤:普段の佐野じゃない感じがあるもんね。

佐野:いや、普段もオシャレですもんね、最近は(ドヤ顔)。

末澤:そんなことない。一緒の服しか着てへんがな(笑)。

──今回のツアーで新たな挑戦として皆さんが取り入れられたのがアコースティックコーナーということで、どういったきっかけで始まったんでしょうか。

佐野:バンド始めてすぐの5年前から、いつかアコースティックコーナーがしたいなという話はしていたんですけど、なかなかタイミングもなくできてなかったんです。デビューツアーでなんかひとつ今までしたことないことに挑戦しようとなり、「じゃあアコースティックコーナーしようぜ」みたいなきっかけで始まりましたね。

──佐野さんは普段ドラムの担当ですけど、今回カホンに挑戦されてますよね。

佐野:はい、そうなんですよ。アコースティックコーナーは苦戦したし、その様子も4話の中でめちゃめちゃ映っていて、いろんなドラマがあります。

──リチャードさんはアコースティックコーナーではサックスで、他のコーナーではベースを披露されましたが、忙しい中での練習は大変だったのでは?

草間:(大声で)大変でした!(笑)。ほんまにデビュー発表のときにもベースを披露させてもらったんですけど、そのときから楽曲がどんどんどんどん増えていき…。1曲ちゃんとできるようになるまでにまた次にツアーでやる楽曲が増えていって、どれを先に練習したらいいのかっていうのが僕は全然わからへん状態で。悩んでいる様子も映像に入ってましたね。サックスは元からやっていたので、まあそこはファンの人が見たい部分やろうなっていうので、そのアコースティックコーナーで入れられたのは本当によかったなと思います。これからまたどこかで入れられるところがあれば、入れていきたいなとも思っていますし、ベースもまた次の機会があったら、また成長したな!と言ってもらえるように今も頑張ってます。その成長の過程というのが、このBORDERLESSの中で見てもらえるのかなと思います。

──リチャードさんがBORDERLESSの中でおすすめしたいご自身のシーンは?

草間:(目を見開きながら)えーーーーーーーーーー?

メンバー:

草間:(思いついたように)でもね!あの何回か言葉だけでは言ったことがあるんですけど、ベースソロをやるかやらへんかという話をしていた会議がしっかりと収録されていたので、そのシーンはめちゃくちゃリアルやなと思いますね。

佐野:思っていたよりゴネてましたね(笑)。

草間:うん!

小島:ゴネるって言い方はあれですけど(笑)。

草間:いや、まあまあまあまあ(笑)。

小島:(記者陣に向かって)相談してたんですよ。

草間:ちゃんと嫌そうな顔してた(笑)。

末澤:それがリアルやからいいんじゃない?

小島:BORDERLESSならではですからね。

──デビュー前と後で一番変わったことは?

小島:規模が圧倒的に変わりましたよね。1年前はホールツアーを全国でまわらせていただいたのですが、今回はアリーナツアーで規模が違うので、使える装置も違うし外周とかもあるし。というので、(すべての過程が)一からすぎてめちゃくちゃ悩んだところではあります。

佐野:ケータリングもめっちゃ豪華になったよな?

草間:あ、確かに。

佐野:今までとはちゃうかったよな!

小島:確かに。北海道でルイベ漬けをごはんに乗せて。

佐野:(大きな声で)うまかったあ!(小さい声で噛み締めるように)ルイベ漬けうまかった…。

小島:(神妙な顔で)あんなんデビュー前食べられないですよ。

会場:

末澤:エグいぐらい食べたもんな、ルイベ漬け。

佐野:シャケもいくらも入ってんねんもんなあ。

正門:爆笑

小島:マジかよ…ってな。

佐野:(キラキラした目で)皿も紙皿じゃなくて陶器のやつになってた!

末澤:あー確かに!

佐野:違うんすよ、それだけで食欲が。

小島:カンカン!って音がいいですよね。

佐野:(ニコニコしながら)いいですよね〜。リチャくん一回も食べてないですよね、それ。

草間:食べてた、食べてた。

末澤:ツアー中、ごはん食べてへんもんな。リチャード。

佐野:食べてないっすね。

(隣にいるのにあえて草間さんにマイクを渡さない末澤さんと佐野さん)

小島:マイク渡してやれよ(笑)

草間:(ずっとマイクを渡してもらえないため、手を添えて大声で叫ぶ)食べました〜!ちゃんと食べましたあ!

佐野:やっぱり食べてないらしいです。

小島:マイク渡してあげや!ひどい(笑)

──ツアーのBlu-rayにもメイキングがつきますが、BORDERLESSとの違いは?

佐野:僕たちまだメイキングのほうは観れてないんですけど、まったく違うものができあがってます。

メンバー:いやいやいや!!!

末澤:見てないんやろ!?

佐野:(すんとした表情で)本当に。同じデビューツアーの裏側が入ってるんですけど、これでもかっていうくらい違います!

末澤:(食い気味に)見てないやろ!

小島:嘘はあかんで。

佐野:メンバー含め、スタッフさんも優秀なので、同じ部分を撮っているはずなのにやっぱり撮る人、媒体が違うとこんなにも違うのかというくらい!

小島:ほんま?(笑)。

佐野:全然違うことになってます。

小島:つらつらとすごいな、ほんま(笑)。でも、特典映像とかDVDには入っていて、よりBORDERLESSのほうがリアルなのかなって。

末澤:そうよね。

小島:弱み見せてるよな。結構ギリギリのことまで言っていて、僕たちも見て「これも使われんや」っていうところがほんまにたくさんあって。

佐野:ライブ前に死ぬほど咳き込んでるシーンとか映ってるもんな、小島くんの。

小島:そうそう。僕の表では絶対に見せないこの弱み。

メンバー:爆笑

末澤:ええふうに言うた!

佐野:ちょっと風邪ひいて咳き込んでるだけやろ。

小島:悪い言い方にも聞こえちゃう言葉だけどあえて使うと、“より生々しく、リアルに現実を撮っている”んです。結構丸裸にされています。

佐野:すごい真面目ないろんなインタビューを受けているシーンで、俺らが掃除していて。「デビューしても僕たち掃除してるんすよ」みたいな話をした後、小島くんがカメラマンさんにモップを持ってふざけてから次のシーンに切り替わるところがあって、マジでいらんかったなと。

会場:爆笑

小島:それもリアルか(笑)。

佐野:あれが一番リアルなAぇ! groupかも。

小島:なんか多分DVDのメイキングは特典とか、いろいろ今現在進行中で撮っていたりもしてるんですけど、結構明るくポジティブな内容の会議の内容を使われることが多いと思っていて。僕たち自身の今まで出たものもそうですし。でもこれはNetflixさんならではの生々しさが詰まってると思いますね。

末澤:確かにね。

ポーズをとるAぇ! group

──BORDERLESSの密着も長きにわたり行われましたが、その環境には慣れたんですか?

小島:あの…

正門:ようしゃべるな、お前(笑)。

小島:「ようしゃべるな。お前」ちゃうねん。

正門:楽屋で意気込んでましたもんね。

小島:30分間しゃべり倒したる!ってね。これが今日の初仕事なんでね。いや、そうですね…(質問)なんでしたっけ?

メンバー:(一斉に)おい!なんでやねん!

草間:わかっててくれよ。

──カメラに慣れた自然体な皆さんを見られるということでしょうか?

小島:そうですね、BORDERLESSの1では、5年前からの映像とかもあって、たびたび密着していただいていて。仕事中ずっと回してくださったんです。カメラのバッテリーが切れてもすぐ入れ替えてまたずっと撮ってくださって。僕たちが伴奏するだけの練習もずっと撮ってくださったんですよ。逆にその環境に1ではまだ慣れてなかった部分もあるんです。格好つけている部分もちょっとあったと思うんですよ。でもあのときはみんなそういう部分があったと思うのですが、BORDERLESS2ではずっとリアルに接していたので、カメラがあるのが日常になっていたので、むしろ何も格好つけられない状態やったというのが、僕たちも見ていて違いを楽しめましたね。

──メンバーの新しい一面など発見したことがあれば教えてください。

小島:(メンバーを見渡して)どうでしょうか?

正門:回し出したな?

メンバー:

佐野:小島くんが今回のデビューツアーで初披露した『愛してるって言わNight』というもともとYouTubeの大喜利から生まれた僕のソロ曲があるんですけど、その衣装をつくってくれているときの小島くんを初めて見て。

小島:はいはい。

佐野:この衣装を小島くんがつくってくれたというのは知っていたし、毎公演その衣装を羽織って出ていたけど製作風景は知らなかったので。文字を書いてくれているところを見て「この“愛”という文字に俺が愛を込めて、その服を佐野が着てファンのみんなに愛を届けてくれるんやな」みたいなくさいこと言っていて…。

小島:くさいってなんやねん!

末澤:めっちゃ格好つけてるんちゃう?(笑)

小島:いや、格好つけてへんよ。格好つけてない言うてんから格好つけてないねん!それが普通やねん俺は。裏でもあれやねん。

佐野:めっちゃかっこよかった。プロデュースしてくれてありがとう。

小島:うれしいわ。ありがとうございます。(メンバーを見渡しながら)さあ、他の皆さまどうでしょうか?ありますか、末澤さん。

末澤:メンバーの裏側で?

小島:はい。

正門:なんやろう…。

末澤:なんやったかなあ。

小島:なんかでも…

メンバー:

小島:いや、(メンバーが)話さないからやで!僕が佐野ちゃんに裏のノリで…。

末澤:ずっと(小島さんと佐野さんを指差しながら)ずっとここでしゃべってる(笑)。

メンバー:

小島:ごめんなさい(笑)。

佐野:お互い褒めあってる(笑)。

小島:佐野ちゃんに裏側でダル絡みすることがたくさんあって。本当に今日の楽屋でもずっとダル絡みしていて佐野の上に座って、みたいなことしてたんですけど。そういうのがよりエスカレートしていって、何話かは言わないですけどどこかで佐野ちゃんに僕がチューしてるんです。そのチューしている場所がめちゃくちゃ見てほしくないなあっていう…(笑)。今からでもカットしてほしい!

メンバー:爆笑

佐野:濁すほうがやばいって(笑)。言い切ったほうがまだなんか…(笑)。

小島:ほっぺたとかなら、まだアイドルのあるあるじゃないですか?仕事でも。僕はたぶん一生で一度しかそこにチューせえへんやろうなって場所にチューしてるシーンがあります。

佐野:カメラ回っていてよかったよな、逆に(笑)。

小島:そうやな。

佐野:裏側でなんもなく俺たちの中だけであれが起きてたら…(笑)。

末澤:でもほんまに回ってなくてもやってるやん!

小島:そう、それが撮れちゃったっていう。わざわざカメラさんグッと寄ってきてた(笑)。

末澤:撮りに来たんやな(笑)。

小島:やめて〜!ってなったマジ(笑)。そういうのを楽しんで観ていただければいいのかなと思いますね。

──メンバーの絆を感じた瞬間は?

末澤:メンバーの絆を感じた瞬間…。

正門:ええ〜なんやろう?ツアー中ですか?なんやろう…。

末澤:ありますか?(笑)。

佐野:いやあ…でも(笑)。

メンバー:(話し始めた佐野さんに、また!という表情)笑い

佐野:そうっすね。あのアコースティックコーナーをやるかやらないか、の話し合いは絆感じましたね。4話を通して結構…。ライブのMC終わりにアコースティックコーナーをやらせてもらったんですけど、本番前日にサウンドチェックでやったら、まあなかなか人前で見せられるようなクオリティまでできてなくてボロボロやったんです。これは明日の本番でやるのか、やらないのかみたいな話になって。一回「もうやらんでええか」という方向に進んだんやけど、そこから「それはアカン!」ってメンバー5人全員が思って、各々練習して本番までには仕上げてきた。その5人ともの方向の向かい方、絆というか「ここは頑張らなアカンやろ」という高め合い方は5年半の歴史を感じましたね。

小島:そのあとに「どうする?」みたいなちょっとネガティブな方向に流れちゃいそうになって、コンサートは公演数もたくさんやらせていただくことになっていたので「途中から入れるのか?」みたいなのもいろんな作戦のひとつとしてあって、「今回はさすがにこれでお金をいただくのは…。それやったらもう逆になしにしたほうがいいんじゃないか」みたいな話し合いもあったんです。そのあとにアイコンタクトをして、まだギリギリ間に合うから明日やってみるか、チャレンジできるところまでは…と。そういうアイコンタクトをするだけで演奏が一気に違うものになったというのもBORDERLESSを見ていただいたらわかるようになってるんじゃないかな。絆感じました。

末澤:よかったよな、あれ。

──アコースティックコーナーではメンバー同士教え合う姿や、末澤さんが歌いながらのギターで結構苦戦されたと思うんですけど、いかがでしたか?

末澤:はい。佐野ちゃんがわかりやすく教えてくれましたね。

佐野:わかりやすかったっすねえ。

末澤:あんまりそれ自分で言わんでほしいんやけど(笑)。

佐野:(動じず)改めて見てわかりやすかったです。

末澤:わかりやすかったんやろうなあ、たぶんな。

佐野:うん、俺こんなふうに教えてんねやって思って。お金取れるわ、あれ。いいレッスンしてはった。

メンバー:

末澤:佐野は別にギターじゃないんですけどね。正門がギターなんですけど。

小島:まっさんも参加して教えるみたいな、その3人でやってたんよね。それで、リチャくんがベース初挑戦やからすごい悩んでいて…。そういうときの画角、基本僕いないんです。

メンバー:爆笑

末澤:真面目なシーンおらんかったな!

小島:そう。たぶん別で休憩してるんですよ。「うわーミスった。練習しておけばよかった」って思って(笑)。

末澤:そういうんじゃないから。リアルやから(笑)。

小島:そうか。めちゃめちゃリアルやった(笑)。

佐野:誠也くんギター弾きながら歌うだけじゃなくて、歌っているサビのメロディーがハモリなんですよ。

末澤:そうなんです。

佐野:ギター弾きながら上ハモったり、下いったりで難しいやつをやってるので。

正門:弾き語り慣れてないなか、あれはマジですごいことしてますから。

末澤:難しかった。

正門:チェックしてほしいです。

──最後に代表して正門さん。ご覧になる方にメッセージをお願いします。

正門:デビューしてからのAぇ! groupということで、第一弾では5年間を追っていただいたんですけども。今回は約半年の密着を4話に分かれて放送されるということで、非常にAぇ! groupのパーソナルな部分とか、普段こうやってものづくりを考えているのかというのが本当にいい意味で生々しく映像に映っていると思います。非常に濃い4話になっていますのでぜひ隅々まで楽しんでいただけたらうれしいなと思います。

メンバー全員:ありがとうございました!

【マニアックすぎる取材MEMO】
・おひとりずつ自己紹介する際、マイクのスイッチを入れ忘れて話し出した小島さん。その後、末澤さんも同じくスイッチを入れ忘れると「お前もかい!」と小島さんがキレ良くツッコミを入れていました。
・コメントし終わった後、スッと横にいる正門さんにマイクを渡す小島さん。ひとしきり笑いを取った後にリチャードさんにマイクを手渡す佐野さん&若干プレッシャーを感じて困っているような表情で見つめるリチャードさん。そして、割と早い段階でそっと佐野さんにマイクを返すリチャードさんでした。
・メンバー同士のさりげないフォローの様子が幾度と見て取れたのですが、ひと際大きな声で笑ったり、合いの手が多かったりと盛り上げ役として活躍していた正門さん。「デビューしてから衣装の予算が上がった。デビューってすごいな」という末澤さんの言葉にうんうんと誰よりも深く頷いていました。
・嘘(?)をつく佐野さんに立ち上がって厳しく注意するリーダー小島さん。
・会見中、ナチュラルに衣装のニットが萌え袖になっていたキュートなリチャードさん。
・末澤さんは鋭いツッコミを何度もしていたのですが、たまにメンバーがボケを言い終わるより前に食い気味にツッコんでいて、その瞬発力と頭の回転の速さに感服。
・司会者が続いてご質問ある方!と記者陣に声をかけると「ぜひお願いします!」と小さくお辞儀しながら記者陣を見渡す佐野さん&記者をどんどん当てていく小島さん。
・記者陣ひとりひとりにきちんと目配りしながら会見に臨んでいた5人。去り際、元気に「ありがとうございましたー!」と深々とお辞儀をする礼儀正しさに、記者陣からも大きな拍手が起こりました。
・会見が終了した後、ひとり残ってNetflixのロゴ入りクッションを見せながら、カメラアピールをする佐野さん。最後までしっかり笑いをとっていました。

『BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側』

Aぇ! groupコンテンツイメージビジュアル

episode 1:11⽉28⽇(⽊) 21:00(午後9時)〜/episode 2:12⽉5⽇(⽊) 21:00(午後9時)〜/episode 3:12⽉12⽇(⽊) 21:00(午後9時)〜/episode 4:12⽉19⽇(⽊) 21:00(午後9時)〜※全4話・Netflixにて世界独占配信。※国外の配信⽇は調整中。

正⾨良規さん、末澤誠也さん、草間リチャード敬太さん、⼩島 健さん、佐野晶哉さんの5⼈からなるAぇ! group。歌やダンスにとどまらず、“笑い”やバンド活動にも励み、従来のアイドル像を覆してきた。そんな5⼈にとってデビューツアーは試⾏錯誤の連続だった。セットリスト、舞台演出、⾐装やグッズの制作など、多忙なスケジュールの合間を縫って準備すべきことは実にさまざま。理想のエンターテインメントを追い求め、本番前⽇を迎えてもなお修正が続くなか、彼らは“ある決断”を迫られていた──。6ヵ⽉におよぶ密着で、Aぇ! groupの成⻑や葛藤、舞台裏の素顔を映し出す。

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