パリのカラフルなお花屋さん「Les filles d’à côté」(レ・フィーユ・ダ・コーテ)
若手アーティストのブティックが点在するパリの11区は、ヒップで勢いがあるエリア。散歩するたびに新しいカルチャーやファッションに出会えます。
そのエリアを歩いているとき、一際カラフルで可愛いお花屋さんを発見。エントランス・店内もあたたかいムードに包まれていて、すっかり虜になってしまいました。
エントランスにはカラフルな自転車やデスクがディスプレイされ、お花いっぱいにデコレーションされています。遊び心あふれるカラフルなアイテムが壁いっぱいに広がる店内では、鮮やかなお花たちに目が釘付けに♡
Les filles d’à côté(レ・フィーユ・ダ・コーテ)
住所:77 rue du chemin vert, 75011 Paris
TEL:+33 175 572 441
Instagram @lesfillesdacote.paris
HP
クリエイティブでエコロジカルなお花屋さん
広告業界で活躍していた女性2人が立ち上げた、このブティック。「クラシカルなパリのお花屋さん」とは一味違う、「初心者・プロ問わず、お花好きの全ての人に開かれた」遊び心ある空間にしたかったそう。
地元の生産者と協力して作っている、季節の花に色付けしたり乾燥させたアイテムがあるのも特徴。お花の鮮度と品質を長く保つためのアプローチをしています。
店名の「Les filles d’à côté」とは「お隣の女の子」という意味。名前の通り、お花が大好きなパリジェンヌのお部屋に遊びにきた気分になれる店内なのです。上の写真はレジカウンターなのですが、アパルトマンのキッチンのようにも見えますね。
創業者の一人、Camille(カミーユ)さんのSNAP×フローリストバッグ
フリース・デニム:Lewis
スニーカー:addidas(アディダス)
リング:Gas Bijoux
カミーユさんが持っているのは、Brigitte Tanaka(ブリジットタナカ)×UNDERCOVER(アンダーカバー)がコラボしたオーガンジーバッグの一つ、「フローリストバッグ(お花屋さんのバッグ)」。
パリのエスプリと日本のストリートカルチャーがMIXしたこの注目アイテムと共に、まさにフローリストなカミーユさんのSNAPをご紹介します!
「このお花がいいかな?こんな色はどう?」と、バッグに入れるお花をパパッと手際よく選んでくれたカミーユさん。オーガンジーバッグの刺繍カラーとマッチした、ピンク〜薄紫のブーケの出来上がり♡
無造作お団子にチアフルなゴールドアクセをオン。くるんとした後毛もキュート!
華奢でアンティーク感のあるゴールドジュエリーは、フランスブランド Gas Bijouxのもの。パリジェンヌといえば、シルバーよりゴールドジュエリーを愛用しているイメージ。
90sなムードがかわいいフリース・デニムはアイシーなカラーでまとめて。
adidasスニーカーも、全体の淡いカラーに合わせて淡色のものを。
カミーユさんの「大切なもの・大好きなもの」とは?
「気の置けない友人といるときの雰囲気、ユニークなアイテムや作品を愛してくれる素敵なお客さまとのひととき、私たちのアイコニックなティント(色付けされた)フラワー…私にとってかけがえのないものです」と答えてくれたカミーユさん。一歩入るだけでワクワクするような、チアフルなフラワーショップを開くオーナーだもの、素敵な人々の輪に包まれているのだろうな、と思ったのでした。
続いて、こちらのブティックの店員さんで素敵な私服コーデを披露してくれた、Maud(モード)さんのSNAPもお届けしたいと思います!
Ayami Okura
パリ在住スタイリスト・エディター。パリで日々見つける、ロマンティックなファッション&ライフスタイルをご紹介していきます。
instagram:@ayamiokura