靴は結局、「黒と白」さえあればいい!
ここ数年、スタイリスト兵藤千尋さんのコーディネートルームに並ぶ靴はベーシックな色だけ。そこにはこんな理由が…!
「靴は主役ではなく、服の方向性を定める舵取り役」(by スタイリスト 兵藤千尋さん)
「時代の変化と共に、気張りすぎないファッションが主流となり、自然と足元もフラットやスニーカーが定番化。その流れで、華やかな靴を主張するスタイルよりも洋服に靴がなじんでいるほうが今っぽく見える傾向にあります。
服がモノトーンの場合、〝基本はなじみのいい黒で締め、ときどき白で抜く〟というセオリーをもっているとコーディネートが格段に組みやすくなりますよ!」(兵藤さん)
▲兵藤さんのコーディネートルームをのぞき見!
兵藤さんが選んだ、究極のモノトーン靴はこの4足♡
日々活躍するモノトーン靴。兵藤さんが選び抜いたシューズと共に、4つのモノトーンコーデを提案します!
1|NOVESTA×THE LIBRARY(ノヴェスタ×ザ ライブラリー)の白スニーカー
スマートなライン入りの靴で爽やかなカジュアルが完成
「黒は重い?」「足元が真面目すぎ?」というときに効果的なのが白スニーカー。黒ラインやシャープなつま先で、カジュアルになりすぎず、品よく締まって。
靴¥26,400(ザ ライブラリー 表参道店〈ノヴェスタ×ザ ライブラリー〉) ブルゾン¥83,600(カオス丸の内〈カオス〉) Tシャツ¥8,580(ユナイト ナイン〈レミ レリーフ〉) スカート¥25,960(アンクレイヴ〈アンクレイヴ ホワイト〉) バッグ¥14,300(セムインターナショナル〈AULENTTI〉) ピアス¥26,400(八木通商〈ローラ ロンバルディ〉) ネックレス¥114,980(CPR TOKYO〈キンレイデン〉)
2|GINZA Kanematsu(銀座かねまつ)の黒スエードパンプス
〝大人かわいい〟には原点回帰のきれいめ靴を
服が既に華やいでいるとき、足元は引き算で仕上げるのが大人の正解。プレーンなデザイン×マットなスエードは、溶け込み上手な究極のシンプル靴。華奢なヒールが甘いスカートの女らしさをさりげなく後押ししてくれる。
靴¥26,400(銀座かねまつ6丁目本店〈銀座かねまつ〉) ニット¥72,600(ロンハーマン〈エクストリーム カシミア〉) スカート¥79,200(カオス丸の内〈カオス〉) バッグ¥43,000(ルメン) ネックレス[短]¥46,640(ZUTTOHOLIC〈ベンアムン〉) ネックレス[長]¥118,800(スクア)
3|DIANA(ダイアナ)の黒ストラップフラット
クラシカルシューズで品のいいかわいげを投入!
クラシカル気分を盛り上げるなら、ストラップ靴が適任。エナメルの光沢は存在感があるので、オールブラックにメリハリが生まれて。
靴¥17,600(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉) ニット¥46,200(フィルム〈コルコバード〉) パンツ¥10,450(ミラ オーウェン ルミネ新宿2店〈ミラ オーウェン〉) バッグ¥63,800(ポステレガント〈POSTELEGANT〉) ニットに付けたブローチ[上]¥46,420・[下]¥33,440(ZUTTOHOLIC〈ベンアムン〉) 時計¥37,400(ココシュニック〈ココシュニック〉) ピアス¥77,000(アガット〈アガット〉)
4|PIERRE HARDY(ピエール アルディ)の黒ローファー
シンプルな黒ローファーはリラクシーな服を締める役割
仕上がりをマニッシュにまとめたいときはローファーをセレクト。中でもビットやタッセルのないミニマムなデザインが今年顔。合わせるアクセサリーを選ばないので一足あるとどんなスタイルでも活躍必至。
靴¥172,700(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉) ジャケット¥24,970(SNIDEL ルミネ新宿2店〈SNIDEL〉) ニット¥11,000(カオス丸の内〈カオス〉) デニムパンツ¥35,200(ボウルズ〈ハイク〉) バッグ¥16,500(ノーベルバ〈ノマディス〉) チョーカー[コード]¥2,200・[トップ]¥20,900(ショールーム ロイト〈ニナ・エ・ジュール〉)
ザ ライブラリー 表参道店〈THE LIBRARY〉 TEL:03-3470-2151
銀座かねまつ6丁目本店 TEL:03-3573-0077
ダイアナ 銀座本店 TEL:03-3573-4005
ピエール アルディ 東京 TEL:03-6712-6809
2024年Oggi10月号「やっぱりモノトーンって最強です!」より
撮影/田中 瞳(人物)、魚地武大(TENT/静物 スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/MAKI モデル/朝比奈 彩(Oggi専属)、有末麻祐子 構成/菅 博子、大椙麻未
再構成/Oggi.jp編集部