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2023.10.26

「アメリカン・エキスプレス」で再確認した〝キャリアは自身でつくっていくもの〟という価値観〈連載 ザ・ターニングポイント Oggi.jp特別版〉

PR/アメリカン・エキスプレス

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選択の多い女性の人生に、決断は欠かせないもの。各界の第一線で活躍する先人たちは、どんなターニングポイントを迎えてきたのか。今回はOggi.jp特別バージョンとしてお届け! 13年連続で〝働きがいのある会社〟トップ10入賞を果たす「アメリカン・エキスプレス」に勤める上村陽奇さんにお話をうかがいました。〈第一線の女性たちもアラサーで「選んで」きた The Turning Point~私が「決断」したとき~〉

「アメリカン・エキスプレス」社員 上村陽奇うえむら ようきさんインタビュー

長男の発達障害をきっかけに自分の世界が一変。
模索する中で得た学びが仕事にも生かされて

両親が中国出身で、私が6歳のときに日本に移住しました。当時、皇后雅子様がご成婚されたときで、まだ小学生でしたが「雅子様のような外交官って素敵だな」と感じたことを今でも覚えています。そこから、ぼんやりと海外で仕事をすることへの気持ちが芽生え始めて。それが、いろいろな国籍、バックグラウンドの方と支えあって働くアメリカン・エキスプレスでの今に繋がっています。

大学受験を前に自分の進路を考えたとき、英語はあくまでもツールであるべきで、英語を使って学ぶほうが習得は早いという思いから、イギリスの大学を目指しました。大学卒業後は、自身のルーツでもある中国語をブラッシュアップすべく上海での語学留学も経験。留学して半年後に、上海で英国系リスク・コンサルティング会社に現地採用で就職し、1年半後には香港の米国系証券会社に転職しました。香港では優秀なメンバーに恵まれ、8年の間に多くの経験を積むことができました。

そんな中、プライベートでは香港で結婚と出産も経験。その後、二人目が産まれたタイミングで、夫婦で日本への帰国を決断しました。その一番の理由は、次男出産の約半年前に長男の発達障害がわかったことです。その瞬間から、自分が見ていた世界も、自分との向き合い方も、すべてが変わりました。そこから長男のことを最優先に、様々なことを決断していく日々で。彼にとっていい環境を選んであげたい、やれるだけのことはしたいと思ったんです。今も毎日、何かしらの宿題がある感覚ですが、彼との関わりを通しての学びが、今の仕事に役立っていることも。

仕事面でも「本当は何がやりたいんだろう」と考えていた時期で、まったくの異業種にチャレンジしたいと思うように。そこでご縁があって「アメリカン・エキスプレス」へ入社したのが2016年。ちょうど30代前半だった当時が、私にとってのターニングポイントだったと思います。

〝Own My Career〟を支えてくれた上司の存在が、
今、自分に必要なリーダーシップの指針となった

「アメリカン・エキスプレス」で最初に取り組んだのが、オペレーションマネージャーとして、カードに不正利用があった場合に検知して、そのアカウントに対して処理をするという業務でした。香港ではリスクマネジメントをしていましたが、リスク管理という意味では同じでも業務内容はまったく別物で。

そのときに相談にのってくれたのは、当時マレーシアにいた直属の上司です。入社直後に2週間ほど来日してくれて、つきっきりで「アメリカン・エキスプレス」のカルチャーのこと、リーダーの資質や具体的な業務の知識などを教え込んでくれました。いつでもそばにいてくれたことが本当に心強くて。その後も1年ほどは、週2回〝1on1〟で話す時間を設けてくれました。私の大量の質問リストに丁寧に一つひとつ答えてくれるだけでなく、ビジネスのこと、家族のことなどライフスタイルの部分まで掘り下げてくれました。全てのバランスが整ってこそのキャリアということで、当時この上司の存在はとても大きかったです。今、私は日本の法人企業向けカード会員のコールセンター部門全体を統括していますが、実は巡り巡って入社当時の上司が、今の上司でもあります。

「アメリカン・エキスプレス」には、〝Own My Career(オウン・マイ・キャリア)〟という制度が根づいています。社員が自分のキャリアの中で何をしたいか、どうなりたいかを考え、会社や上司はそれを支援するという取り組みです。上司は「君を成功させるために僕はいるから」とよく言ってくださったので、前向きに仕事に取り組め、コールセンターの知識や会社のカルチャーも気負いなく習得することができました。私にうまくいって欲しいんだなという気持ちがすごく伝わって、私もそれに応えたいという気持ちが芽生えたことが、キャリア開発に繋がったと思います。私自身、リーダーとしてみんなをきちんと成功に導きたいという気持ちで部下に接することの学びにもなりました。

当社では会社の人事部から辞令が出るのではなく、自分が興味のあるポジションに空きがあれば、国内外のどこの部署にでも行けるチャンスがあります。年に2回、上司がパフォーマンスレビューを行うのですが、ここで上司と社員が、自身のキャリアを今後どのように開発していきたいかをしっかり話し合い、そこでの会話に基づき、様々な可能性を後押ししてくれるのです。上司が、自身のキャリアの開発にコミットしてくれる、こうしたスポンサーシップのおかげで、チャレンジした分だけ評価される仕組みが社員全員のやりがいに繋がっています。

受け身ではなく主体となって動くことの大切さ。
今後は自分が〝Own My Career〟を後押しする存在になりたい

リーダーとして経験が増えてきた今は、「自分はチーム以外のところでどんな貢献ができるか」ということを深く考えるようになりました。そんなときに、〝WIN(Women’s Interest Network)〟という社内ネットワークの取り組みに共感して、チェアパーソンに立候補しました。女性の生き生きとした多様性をいかせる職場を目指す有志グループで、現在は男女200名以上が参加しています。通常の仕事上では関わりの無いような部署にいる社員とも、縦、横、斜めで繋がり合える、女性のリーダーシップ支援が主な活動内容で、ワークライフバランスのよりよいあり方を考えてウェルビーイングな働き方をサポートしたり、キャリアディベロップメント活動やメンター制度の提供をしたりと幅広い活動を行っています。この活動を通じて、かつての私が上司にしてもらったように、今度は私がリーダーとして〝Own My Career〟を後押しする存在になりたいという実感がさらに強まりました。

この会社に入って驚いたのが、リーダーの資質を養うトレーニングにすごくフォーカスしていること。私も入社7年目になりますが、いろいろなトレーニングを受けさせてもらいました。今は、チームのみんなで同じ目標に向かって、達成していく過程が心から楽しくて。チームのメンバーが評価されたり、社内で賞をとったりしたときは、自分のことよりも嬉しい瞬間です。

当社では自分から発信しないとチャンスが巡ってこないので、見方を変えれば厳しいと思われる方もいるかもしれません。たとえば、上司に「そろそろネクストステップを考えている」と相談すれば、「じゃあ、あなたはどんなことをやりたいの」という話になります。最終的には自分が動かなければ何も起こらないし、私自身、何事にも主体性をもって取り組んで、その先のキャリア開発に生かしていきたいと思っています。

上村さんが悩めるOggi世代にアドバイス!

Q.今の仕事だと専門性もなく、この先も仕事が続けられるか不安です…。

A.今、自分がコントロールできる部分に視点を変えましょう。

自分でコントロールできない〝将来〟に不安を抱えるよりも、今できることにフォーカスして、スキルを身につけることを始めてみてはいかがでしょう。当然ながら、現在の仕事で結果を出していくことが前提にあって、プラスアルファで自分の興味のある分野や今後役立ちそうなスキルに投資をするのが効果的。いくつになっても人間って学べますし、自分に投資した分だけ必ず後でお釣りと一緒に戻ってくるはず。きっと、その頑張りを上司や周囲の仕事仲間も見てくれていると思います。

Q.キャリアアップをしたいけれど、新しいことにチャレンジする自信がありません。

A.小さな成功体験を積んで自信を着実に身につけましょう。

まずは自分にとっての優先順位をしっかり決めることが先決。私は、チャンスを与えられたときに、「やってみて失敗する」より「やらずに後悔する」ほうがダメージが大きいと考えています。キャリアアップの機会が与えられているのなら、やってみてから考えてもいいんじゃないかなと思います。私自身、多くの女性チームメンバーを見てきて思うのが、自分に自信がない人が多いということ。自信は積み重ねだと思うので、小さな成功を積み重ねて、その度に自分を褒めて自信を与えていくことって大切です。私もチームで実践しています。

公式サイトはこちら‎

協力/アメリカン・エキスプレス

撮影/松木康平 ヘッダーデザイン/Permanent Yellow Orange 構成/宮田典子


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