きちんとしたコーデに合わせる「正解ベースメイク」
きちんとしたコーデの日は、ベースメイクに使うアイテムも量もミニマムに。コンシーラーなどを駆使してカバー力を上げると、きちんと感と同時に厚塗り感も出て、威圧感のある肌に。ファンデや粉を最小限、かつ部分的に塗ることでベースメイクに強弱をつけ、立体感を意識すれば、薄ベースでもカジュアルに見えません。
立体感を意識した“強弱ベース”でフレッシュなメリハリ肌に
1. 下地:頰をメインにしつつ全体に塗って肌をトーンアップ
手の甲にパール粒大を出したら、適量を指に取り肌にのせる。最もキレイに見せたい頰を中心にしつつ、顔全体の色ムラ補正&トーンアップもしたいので、下地に関してはあえて強弱をつけすぎず顔全体に。
クレ・ド・ポー ボーテ|ヴォワールコレクチュールn [SPF25・PA++] 40g ¥7,150
瞬時に肌トーン、肌のノイズを補正。頼れるハイパフォーマンス。
2. ファンデーション:必ずブラシで、頰はしっかり、ほかササッと
下地である程度肌を整えているので、ファンデは少量でOK。目安は小豆粒大。ブラシに取ったら、頰をメインに軽く撫でるように塗り、残った分を、鼻周り、おでこ、あごに。全体を均一に塗らないのが厚塗り回避のキモ。
小鼻はブラシをランダムに動かして。
カネボウインターナショナルDiv. カネボウ|ライブリースキン ウェア オークルC [SPF5・PA++] 30g ¥11,000(写真:右)
美しいキメを再現して“今”な肌をつくる。みずみずしいテクスチャー。
M・A・C|#286S デュオ ファイバー テーパード ブラシ ¥6,050(写真:左)
ソフトフォーカスがかかったように凹凸や毛穴がカバーされる、キメが格段に整う。
3. パウダー:より少量を必要な箇所にだけ絞ってのせる
粉感も厚みにつながるので、ファンデ以上に強弱をつけたいのがパウダー。のせるのは小鼻、目周り、眉間、あご先のくずれやすい部分のみ。小ぶりなブラシで、置くようにのせて。最小限の粉で、ファンデのツヤを残すのがポイント。
NARS|ライトリフレクティング セッティングパウダー ルース N ¥5,830(写真:右)
塗ったことを感じさせず、テカリやくずれだけを防止。
NARS|ブレンディングブラシ #22 ¥4,400
ハイライト&アイシャドウ用をフェイスパウダーに使用。コンパクトさが◎。
4. ハイライト:Cゾーンのみに入れて控えめなツヤ感を
ファンデとパウダーの強弱で、ある程度の立体感はついているので、ハイライトは控えめに。美肌感が最も際立つCゾーンに軽くオン。むやみにハイライトをきかせると華美になりすぎるので、あくまでさり気なく。
シャネル|ボーム エサンシエル スカルプティング ¥6,600
ツヤが前に出すぎず肌自体がキレイに見える、究極にナチュラルなツヤ感。
⚫︎この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2023年Oggi6月号「『かなりきちんとしなくちゃいけない日』のメイクは3つの引き算で!」より
撮影/岡本 俊(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/川上さやか モデル/泉 里香(Oggi専属) 構成/杉浦由佳子
再構成/Oggi.jp編集部