正解は…… 携帯用ハサミ!
2022年11月23日(水・祝)~27日(日)に東京流通センターにて開催された、日本最大級の文具の祭典「文具女子博2022」。
6年目となる今回も、老舗メーカーから新進気鋭のメーカーまで100社以上が一堂に集結! 定番の文具からユニークな文具まで、広々とした会場の中に所狭しと並んでいました!
私ライターKも潜入してきましたが、過去最多の来場者数を記録したようで、あまりの熱気に終始圧倒されっぱなし。実に多くの文具ファンで賑わいを見せており、改めて文具の可能性を身をもって実感した次第です。
※次回は、3月9日(木)~3月14日(火)に博多にて「文具女子博 pop-up in 博多2023」があるようなので、お近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみてくださいね!
さて、今回はそんな「文具女子博2022」で見つけた優秀文具をご紹介。
突然ですが、これは何でしょう?
一見するとただのスティックのようですが……
正解は、KOKUYO MEシリーズの「キャップのない携帯ハサミ」(税抜き¥850)。
文具女子博で見つけて、こんな携帯用のハサミが欲しかった! と思わず手に取ったこちらのアイテム。
とはいえ、携帯用ハサミ自体は珍しいものではないはず。
何がそんなに今までのものと違うかというと、このハサミ、キャップがないスライド構造なんです!
使うたびにキャップを外すのって、簡単な作業と言われればそうなのですが、そのひと手間が意外と面倒だったりしませんか?
しかも、落としたり無くしたりすることもしばしば。
だからといって、刃が剥き出しのままではペンケースに入れたときに危ないですよね。
このハサミはそんな心配ご無用。軽く押してスライドするだけで刃が出てくるので、片手でサッと出し入れができちゃいます。
そして何より、純粋にこのデザインが可愛いんです!
ハサミというとどうしても無機的なデザインになりがちですが、丸みを帯びたフォルムも相まって一見するとハサミに見えません。デスクに置いてあっても、いかにも事務用品という感じがなくおしゃれ!
サイズは全長約11センチ(刃収納時)でコンパクト。ボールペンより短く、ペンケースに収納しやすいところもポイントです。
刃は3Dグルーレス構造になっていて接する部分が少ないため、マステなどの粘着テープを切ってもベタつきにくいそう。さらに、刃がチタンコーティングされているので、錆びにくくなっています。
肝心の切れ味ですが、いわゆるコピー用紙のような紙であれば問題なく切れました!
ただ注意書きにもあるように、厚めの紙は切れません。試しに、ややかためのお菓子の箱を切ってみましたが、切れなくはないものの、壊れてしまいそうでした。
携帯することに重きを置いたハサミなので、いろいろなものをカットするのには不向きなのかと。
とはいえ、携帯用ハサミをひとつ常備しておくととっても便利! 私はペンケースに入れており、仕事で封筒などをサッと切るのに使っています。
今回ご紹介したカラーはSHELL PINKですが、公式ホームページによると「在庫限り終了予定」とのこと。ただ、カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りの色合いが見つかるかも! 気になる方はぜひチェックしてみて。
※記事中の感想は筆者個人の感想です。