レングスとは？
レングスとは一般的に「長さ」や「丈」という意味で使われます。
ヘアスタイルにおけるレングスは髪の長さのことで「ショート」「ボブ」「ミディアム」「ロング」など、髪のレングス別で呼び方が変わります。
ファッションにおけるレングスは通常パンツの股下の長さを指し、足がすっぽりと隠れる丈のレングスを「フルレングス」、それ以外のレングスの総称を「カットレングス」と呼びます。
・レングスとは「丈」や「長さ」のこと
・ヘアスタイルにおけるレングスでは「ショート」「ボブ」「ミディアム」「ロング」など呼び名が変わる
・ファッションにおけるレングスでは「フルレングス」と「カットレングス」に分けられる
今回はファッションにおけるレングス別、コーディネート例をご紹介します。
フルレングス丈のファッションコーディネート例
ここでは足首まですっぽり覆う丈のフルレングス丈ファッションコーディネートをご紹介します。しっかり長さのあるパンツは、バランスを取ることが大切。トップスの選び方やレイヤード術など参考にしていきましょう。
白パンツ×オレンジメッシュニット
クリーンな白パンツを、オレンジメッシュニットで小気味よく仕上げたスタイリング。足元を品のよいベージュにしてつなげるのがポイントです。小物のきちんと感は、きれいめカジュアルなファッションの完成度を高めるためにピッタリ。白パンツはデニムではなくスラックスをセレクトすると、やんちゃなオレンジニットが都会的な印象に早変わり。
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カーキジャケパン×ロゴT×スニーカー
カーキ色のフルレングスワイドパンツには、シンプルなローテクスニーカーが意外とマッチ。パンツの丈はスニーカーに被るくらいに設定しておくことで、フラットシューズやパンプスにも万能に使用できます。ジャケットはパンツとセットアップになる同素材をセレクトして。
着回し抜群のチノ素材パンツは、スニーカーもローファーも、ヒール靴も似合う！
白パンツ×黒タンクトップ×グリーンカーディガン
野暮ったく見えるのを防いでくれるソフト手触りのコーデュロイパンツは、カジュアルムードを取り入れたいきれいめ派にGOOD。しっかり長さのあるフルレングス丈は、ヒール靴を履いてもたっぷりとボリュームがある今どきな足元に。上半身はコンパクトにまとめ、シルエットにメリハリをつけるとスタイルアップも簡単です。
黒コーデュロイパンツ×黒ニット×ブラウンベルト
ストレートなパターンながらフレアっぽくも見える、立体シルエットのフルレングスパンツ。ベルトでぎゅっと締めて着こなすことで、美シルエットをキープできます。体の泳ぐゆったりシルエットに身をゆだね、新しいパランスを楽しんで。
メンズサイズのコーデュロイパンツで粋な着こなしのアプローチを♡
パープルパンツ×カーキニット×カーキブルゾン
淡いパープルのフルレングスパンツとカーキの組み合わせ。ダークになりがちな季節をパッと明るくするなら、こんな淡カラーを取り入れて。上質素材のボディバッグで、着こなしをさらにクラスアップ！
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デニムパンツ×ロゴカットソー×グリーンコート
トーンの異なるグリーンを重ね、奥行きを出した映えコーデ。ニュアンスカラー同士なら、ひとつふたつ… と複数掛け合わせてもしっかりおしゃれにまとまります。
カットレングス丈のファッションコーディネート例
次にフルレングス以外の「カットレングス丈」コーデをご紹介。足首レングスの「アンクルパンツ」や6〜9分丈が多いクロップドパンツ、脚の露出部分が増える「ハーフパンツ」や「ショートパンツ」のスタイリングもお届けします。
【アンクルパンツ】イエローパンツ×イエロージレ×白ブラウス
アンクル丈のイエローパンツとミドル丈ジレのセットアップ。これまではロング丈ジレとストレートパンツの組み合わせが主流だったけれど、これからはミドル丈とフレアラインのパンツが新鮮！ カラーリングだけでなく、デザインも進化させてみて。
表情を優しげに見せるパウダリーイエローのセットアップで出勤！
【クロップドパンツ】ピンクパンツ×ピンクブラウス×ピンクニット
女心をときめかせるピンクを全身にまとったコーディネート。淡いピンクグラデーションで洒落感も気分もアップさせましょう！ 8〜9分丈のクロップドパンツの立体感とシャーリングブラウスで、ピンクをキレよく甘さ控えめに着るのがポイント。
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【クロップドパンツ】パープルパンツ×パープルカーディガン
定番のクロップドパンツは、モヘアニットとパープルの持つ色気で一新させて。パイソン柄のポインテッドトウでスパイシーさをプラスすれば、上手な甘辛バランスが完成します。
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【ハーフパンツ】白ハーフパンツ×ネイビーカットソー×カーキジャケット
ノースリーブトップスとハーフパンツの組み合わせ。カジュアルながらジャケットを重ねれば、途端にキレのあるお仕事モードに切り替わります。羽織るだけで洒落感を感じさせてくれるカーキが、着こなしに奥行きをプラス。
【ハーフパンツ】白ハーフパンツ×ブルーシャツ×ネイビージレ
Tシャツとデニムのハーフパンツではカジュアル度が高くなるので、ハンサムなシャツをレイヤードにセレクト。華奢なバッグやシンプルペタンコ靴など、小物できちんと感を出すのが大人っぽくまとめるコツです。
ボーイッシュなブルーコーデ＋ツイードジレを重ねて存在感をアップ
【バミューダパンツ】黒パンツ×ブルーニット×ジャケット
鮮やかなブルーニットが主役のバミューダパンツコーデ。ワントーン淡いブルーカラーとブラウンカラーのチェック柄ジャケットを合わせ、色の存在感を際立たせるのがポイントです。ブルー×ブラウンの落ち着いた配色も、こんな鮮度のトーンならグッとフレッシュな印象に。エコレザーのバミューダパンツと白のスニーカーで辛口モードに仕上げましょう。
【ショートパンツ】黒パンツ×グレーファーコート×ニット帽
ショートパンツ×ファーコートの組み合わせ。ベージュのニット帽を合わせて小粋に仕上げるのがコツです。きれいめ派の人も、着こなしをチャーミングに盛り上げることができます。
きれいめ派もニット帽で着こなしをチャーミングに盛り上げたい♡
最後に
今回は「レングス」についてご紹介しました。レングスには「フルレングス」と「カットレングス」があり、カットレングスには足首丈から太もも丈まで、さまざまな長さのパンツがあるということがわかりました。
レングスによってコーデのバランスがほんの少し変わり、それが全体の仕上がりを大きく左右するということも、お手本コーデによって理解していただけたと思います。髪の長さが数cmで印象が変わるように、ファッションもレングスによって全体の印象が変わります。ぜひレングスに合わせたスタイリングのコツを掴んで、明日からのコーディネートに活かしてくださいね。
