「ピンチは共感を生むし、相手との距離を詰められる」お笑い芸人 ラランド・サーヤさんに学ぶ「ピンチとの付き合い方」 | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. エンタメ
  4. インタビュー
  5. 「ピンチは共感を生むし、相手との距離を詰められる」お笑い芸人 ラランド・サーヤさんに学ぶ「ピンチとの付き合い方」

LIFESTYLE

2023.02.13

「ピンチは共感を生むし、相手との距離を詰められる」お笑い芸人 ラランド・サーヤさんに学ぶ「ピンチとの付き合い方」

忙しく働く私たちには、大人ならではのピンチが襲いかかることも…。「ピンチはネタ」だと語るお笑い芸人のラランド・サーヤさんに、サーヤさん自身の大ピンチエピソードや、ピンチとのつきあい方を伺いました。お笑いだけでなく、IT系企業の会社員や個人事務所の社長という顔も持つサーヤさん。相方ニシダさんとのやりとりではしっかりした印象ですが、実は…!?

お笑い芸人 ラランド・サーヤさんに聞く「ピンチとのつきあい方」

ピンチはネタ! 話の引き出しだと思って面白がってます

ラランド・サーヤさん

1995年生まれ。上智大学のお笑いサークルで、相方ニシダさんと男女のお笑いコンビ「ラランド」を結成。卒業後は芸能活動を続けながら、広告代理店に就職。転職して現在はIT系企業に勤務。個人事務所の社長も務める。

気にしていられないくらいやらかしてます!

昨日ちょうど、キャッシュレスNGのお店で現金を持たずにランチ。バッグの中にファンデをぶちまけたり、出張先でスマホをなくしてホテルに帰れない、ってのも経験あります。学生時代ですが、ノーブラで登校した日の体育の授業は、ばんそうこう2枚でしのぎました。

その都度「やっちゃったな」とは思うけど、パニックになったりヘコんだりはしないかな。… というのも、思春期のときのピンチが強烈で。

ピンチに動じないのは、思春期に遭遇した大ピンチのおかげ

中学校入学式の朝、両親と一緒に車で向かっているときに「大」をもらしちゃったんです。コンビニを探したんですが間に合わず、後部座席で段ボールにまたがって…。

真新しい制服は汚さずに済みましたが、後続の2トントラックのドライバーにバッチリ見られました。アレ以上のピンチはなかなかないと思うと、あんまり動じなくなりましたね。

ピンチを“進歩的”に考えることも!

今は「あそこのコンビニでパンツを買って、はき替えて」と冷静に段取りできるし、ノーブラで外に出ちゃっても、「そもそも人間にブラジャーって必要? 動物なんだし締め付けないほうがよくない?」って、進歩的に? 考えてみたりします(笑)。

今は個人事務所の社長として、相方ニシダのケツを拭くのも私の仕事です。ほんっとクズ芸人であらゆる種類の遅刻をするし、お金も女性関係もルーズ。私もスーツで謝罪に行きます。

ピンチは共感を生むもの。経験しておいた方がいい

ラランド・サーヤさん

学んだのは「不祥事は自分からリークする」こと。浮気現場の写真がファンの方から送られてきたときは、すかさずTwitterや番組でさらす。ミスは誠心誠意謝るのが大前提ですが、後から注意されるのがいちばん笑えないじゃないですか。

ピンチは共感を生むし、相手との距離を詰めるのに利用できると考えたら、経験しておいたほうがいいくらい。

最近、インスタのなりすましアカウントをつくられてリアルに困りましたけど、それも「開示請求してみよう」とか、社会経験として面白がってるフシがあります。お互い、へこたれずに行きましょ!

《サーヤ流・大ピンチとのつきあい方》
・バレるより先に、自分からカミングアウトする
・“進歩的な人”の考え方に乗っかって開き直る
・ネタにして、相手との距離を縮めるアイスブレイクに

サーヤ’s 大ピンチ! エピソード

ラランド・サーヤさん

夜中に自分でカラーリングしたら髪が真緑に! 翌朝、グリーンバックの収録だったのに…

恥をしのんで真夜中にインスタで美容師さんに呼び掛け、早朝に黒髪に。画面を合成するための背景に髪がなじんで、頭ごと透けるところでした。

パッキングしながら寝落ち…。起きたら飛行機が飛ぶ時間だった

アラームをかけないまま、スーツケースに突っ伏してました。クライアントさんに「何かあったんじゃないか」って本気で心配されて、平謝り。

クライアントとの打ち合わせの日、背負ってたリュックに競合のロゴがドーン!

広告代理店勤務だったときの話。クライアント本社の寸前で気づいた! 高いリュックでしたけど、ロゴがついたラベルをむしり取りました。

飲んだ帰り目覚めたら高尾山のふもとだった

実家に住んでいたころ、酔っぱらって電車を寝過ごす失敗をよくしていて。高尾山まで行ったときは「寒っ!」って、気温の違いで気づきました。

* * *

服/すべて本人私物

2023年Oggi2月号「働く私たちの大ピンチずかん」より
撮影/為広麻里 構成/佐々木 恵・酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

▶︎あわせて読みたい!


Today’s Access Ranking

ランキング

2024.04.25

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

Oggi5月号46ページに掲載している、アルアバイルのライトベージュのジャケットの値段に誤りがありました。正しくは¥49,500になります。
Oggi5月号158ページに掲載している、ラコステのソックス(人物着用)の値段に誤りがありました。正しくは¥1,760になります。お詫びして訂正いたします。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。