JリーグやBリーグに続いて… 今、おさえておきたい競技・Dリーグって?
突然ですが、みなさん〝Dリーグ〟ってご存じでしょうか。サッカーの〝Jリーグ〟やバスケットボールの〝B リーグ〟に並ぶような、年間を通して行われるダンスの新しい競技形態のことで、2020年に発足した日本発・世界初のプロダンスリーグのことです。
学校ではダンスが必須科目になったり、パリオリンピックではブレイクダンスが新たなオリンピック競技として追加されることになったりと、近年注目を集めるダンス界。
さぞ〝D リーグ〟も盛り上がっているんだろうなと思いきや… 結論から言うと、想像をはるかに超えるダンススケールとお客さんの熱狂ぶりに、観戦しに行ったチームOggiのメンバーは圧倒されまくり!!!
今回はその観戦の模様をお伝えしていきます。
オッジェンヌ高嶋望和子さんと篠原菜月さんが観戦に
リーグ会場である東京ガーデンシアター(@東京 有明)にOggi編集部メンバーと一緒に足を運んだのは、Oggi専属読者モデル・オッジェンヌ4期生の篠原菜月さんと、7期生の高嶋望和子さん。ふたりともスポーツ観戦は好きなものの、ダンス観戦は初めてだったそう。「どんな雰囲気で、どんなダンスが見られるのが未知数! 想像もできません」と話すふたりと中に入ると…。
開催場所の東京ガーデンシアターは、入り口から大盛り上がり
各チームのタオルやフラッグ、ペンライトなどが販売されている会場外は早くも大賑わい。ざっと見た感じ、小学生から50、60歳くらいまで、老若男女問わずファンがいる模様です。「それぞれのチームのスポンサーさんが出しているブースも面白そう!」と、オッジェンヌふたりも積極的に楽しんでいました。
また、会場外の特設ステージでは、未来のDリーガー、そしてダンスシーンの未来を担うキッズダンサーたちがパフォーマンスをしているじゃありませんか! ダイナミックな技や息の合ったパフォーマンスが間近で見られるとあって、メイン大会を観る前からテンションアップ! Oggi メンバー一同、わくわくしてきました!
チームが1対1でダンスバトルを繰り広げる、Dリーグってどんなルール?
今回ふたりが応援するのは、愛用化粧水である雪肌精を扱う〝KOSÉ〟が擁する「KOSÉ 8ROCKS」。世界レベルのブレイクダンスを武器にした、なんと前大会の優勝チームなんです!
ここで、Dリーグのルールを説明すると… 約半年をかけて全12ROUNDが行われ、1チームvs.1チームのダンス対戦型で、試合ごとに勝敗が決まっていきます。
勝敗は5人の審査員とオーディエンスからの投票で決まり、勝つと3ポイント、引き分けると1ポイント、負けると0ポイントが付与。さらに、5人の審査員とオーディエンスの全票獲得のパーフェクト勝利の場合、SWEEPポイントとして1ポイントがプラスされるという仕組み。このトータルポイントが多かった上位6チームが最終的にチャンピオンシップに進出し、トーナメント方式で優勝チームを決めていきます。
「KOSÉ 8ROCKS」が圧巻のパフォーマンス!
今回、私たちが観戦したのはROUND.4。ディフェンディングチャンピオンの「KOSÉ 8ROCKS」、実はここまで勝ちなしなんだとか…(涙)。さぁ今回はどうなるのか、どきどきの試合開始です。
対戦相手は、今回の’22‐23シーズンより新たに参戦した「Valuence INFINITIES」。こちらのチームもブレイクダンスを武器にしているとあって、「KOSÉ 8ROCKS」との直接対決は、今ラウンド1の注目カードになっているのだとか! 会場の盛り上がりも最高潮です。
「KOSÉ 8ROCKS」のダンステーマは〝TRIBE〟
チームの登場から個性が爆発。「KOSÉ 8ROCKS」が用意したショーケーステーマは〝TRIBE〟。架空の民族をブレイクダンスで表現していました。身体能力の高さやブレイクダンスのスキルを余すところなく魅せられ、オッジェンヌの開いた口も塞がりません!
「(唯一の女性ダンサー)COCOAさんの体のやわらかさに驚き! 会場でいちばん歓声が大きかったですね!」(高嶋さん)
「民族の衣装と音楽、ダンスが全部マッチしていて目が離せなかった! 裸足で踊っているのもKOSÉ 8ROCKSだけで、圧倒されちゃった…!」(篠原さん)
それもそのはず。今回の結果はなんと… SWEEP! これにはチームメンバー全員が泣いて抱き合っていました。メンバーのYU-KIさんは「ROUND.1からROUND.3までずっと負けっぱなしで、本当にどうしたら勝てるんやろうとみんなで考えてやっと結果が出た。そしてSWEEPという結果になって本当にうれしく思っています」と、喜びを爆発。
MVD(Most Valuable Dancer)に選ばれたのはメンバーのYU-KIさん
さらにYU-KIさんは本ラウンドのMVD(Most Valuable Dancer)に選ばれました。すごすぎる~! おめでとうございます!
「投票できるのが楽しい!」「ライブを見にきているような感覚」
観戦を終えたオッジェンヌのふたりは、「各チームのダンスそれぞれにテーマがあって、雰囲気やジャンルが違い、見ていて面白かったです! ステージ照明や音源も派手で迫力があり、ライブを見に来ているような感覚でした」(高嶋さん)、「会場で審査員と一緒になって投票できるのがすごく楽しかった! 仕事として何かを極めるってすごいな~ってしみじみ思っちゃいました」(篠原さん)とのこと。
次回のROUND.5は12月28日。2022年最後のバトルだけに、各チーム気合いを入れてきそう! ぜひみなさんも会場で生のパフォーマンスに圧倒されてみてください♪
撮影/米玉利朋子 構成/大椙麻未