【Oggiアワード2022〈モノ編〉】トレンド大賞を発表します!
おこもり需要が一段落し、ライフスタイルの変化の兆しが見えたこの一年。働くOggi読者が選んだ「私のイチ推し!」な“モノ・コト・サービス”を発表するOggiアワード2022。
まずは2022年に話題になったモノ・コトを、読者のみなさんの投票結果を反映し、“トレンド大賞”として表彰! 商品の開発秘話や愛用者の声を基に、ブームの裏側を深掘りしていきます。
「待ってました」の声が鳴りやまない! 真空断熱ボトルのタブーを打ち破った保冷ボトル
◆タイガー魔法瓶|真空断熱炭酸ボトル
▲タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 0.5ml ¥6,000・0.8ml ¥6,500
強炭酸やクラフトビールブームに加え、マイボトル普及の影響で、年々ニーズが高まっていた炭酸飲料対応可能な保冷ボトル。タイガー魔法瓶から発売されると聞いて「ついに出たか…」と喜んだ人もいるでしょう。
炭酸水だけでなく、加糖の炭酸飲料、さらにはアルコール飲料OK。いつでもどこでも炭酸飲料の冷たさを長時間キープしたまま持ち運べる機能性に、発売直後は品薄状態になるほどの人気っぷり多少揺れても問題はなく、毎日の新しい必需品になってくれそう。
◆Oggi読者からのコメント
「中身が人にバレないので、甘い炭酸飲料を気兼ねなく飲めるのがいい!(笑)」(25歳・営業)
「日ごろ持ち歩くのにちょうどいいサイズ感!」(34歳・マスコミ)
真空断熱炭酸ボトルの開発秘話を聞いてみた!
【タイガー魔法瓶 真空断熱ボトル ブランドマネージャー 南村紀史さんにインタビュー】
最難関課題だった、炭酸飲料への対応を炊飯器の技術の応用でクリア!
「タイガー魔法瓶は2023年をもって創業100周年を迎えます。次の100年を見据えて、これまでの常識を打ち破るような商品の開発をしたいと目をつけたのが“炭酸OKな保冷ボトル”でした。破損の恐れや安全性が担保できないとして、当社ではこれまで真空断熱ボトルに炭酸飲料を入れることを禁止事項にしていたんです。
研究開発から完成まで、かけた歳月はなんと2年。“タイガー圧力IHジャー炊飯器”の技術を応用して、もしものときに備えて内側の圧力が異常に高まったときに自動で炭酸ガスを逃がす『安全弁』を取り付けたりするなどして、ようやく2022年1月に発売にこぎつけました。
実は発売前からSNSでは大バズり。予約販売の段階で想定の約5倍の受注がくるほどでした。これからは世界中のみなさんに手にとっていただける商品にしていきたいなと思っています」
Oggi読者に聞きました!
Oggi読者に“マイボトル”にまつわるアンケートを取りました。結果を紹介します。
Q. 持ち歩き用の ボトルは持っている?
Yes… 73%
マイボトルを持っていると「女子力高いね」と言われていた時代は今や昔。持っている人の大半は、保温保冷ができるというところがいちばんの利点だと考えているよう。
Q. 愛用しているマイボトルのメーカーは?
1位 タイガー魔法瓶
2位 サーモス
3位 象印マホービン
ちなみにマイボトルに入っている飲料は、「ルイボスティ」「麦茶」などのお茶派と、「ミネラルウォーター」「白湯」の水派に二極化! 今後はこのアンケートの答えにアルコールや炭酸ジュースなどが入ってくるかも!?
2023年Oggi1月号「Oggiアワード2022、発表!」より
撮影/西原秀岳(TENT/静物) 漫画/花津ハナヨ ロゴデザイン/Permanent Yellow Orange 構成/スタッフ・オン、大椙麻未
再構成/Oggi.jp編集部
Oggiアワード2022記事はこちらも!