「再交際」って悪くない!ということを多くの人に伝えたい
劇場版にもなったドラマ『兄に愛されすぎて困ってます』(日本テレビ系)や『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)、『消えた初恋』(テレビ朝日系)など数多くの話題作に出演し、その美しいルックスとスタイルの良さで、世の女性を虜にしてきたイケメン俳優・鈴木 仁さん。
この春、MBSドラマ特区でスタートする主演ドラマ『モトカレ←リトライ』でも、ただ歩いているだけですれ違う女性たちが思わず振り返らざるを得ないほどのかっこよさで、元カノの心を激しく揺さぶるモテ男・楓を演じ、私たちを再びきゅんきゅんさせてくれそうです♡
「今回は、よりナチュラルな自分で挑みました」と語る鈴木さんに、本作品への想いやこれからの目標、また話し出したら止まらない!? 意外な趣味について語っていただきました!
――「月刊 Cheese!」(小学館)にて連載され、単行本の累計発行部数110万超えの漫画『モトカレ←リトライ』が原作になっている本ドラマ。人気漫画の実写化ということですが、主人公を演じるうえで、意識した点やドラマならではの見どころを教えてください。
鈴木さん:実は今回、原作は読まずに台本から入っているんです。というのも、本読みの段階で監督が「よりナチュラルに、生っぽくしていきたい」とおっしゃっていて、原作を読んでしまうと演じるうえでどうしても意識してしまいそうだったので。だからこそ、人気原作のプレッシャーなどは感じずに作品に挑めている気がします。
演技中の会話や相鎚の間を自然にしていきたかったので、演者感でのコミュニケーションは積極的にとっているので和気あいあいとした雰囲気の中で撮影が進んでいます。
すごく純粋な恋愛の話で、相手を想う気持ちが隠しきれないほど溢れていく様子をうまく表現できたらいいなと思いますし、〝再交際〟って悪くないな~と作品を通して、いろんな世代の人に感じていただけたらうれしいです。
偶然、街で元カノに再会したら? 理想は…♡
――恋愛以外なんでも器用にこなす、成績もトップクラスのイケメン男子・楓を演じるうえで、共感できる部分などはありましたか?
鈴木さん:そうですね。今まで『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の成宮一茶など、異世界の王子様! みたいな役が多かったので、〝現実社会にいそうな男の子〟ってだけでも共感できます(笑)。あとは好きなことに真っ直ぐで、後先考えずに頑張っちゃうところとかはわかるな~って。実は僕、恋愛だけでなく、好きなことに関してはしゃべり出したら止まらないタイプです。
――ちなみに今、鈴木さん自身がしゃべり出したら止まらない趣味はありますか?
鈴木さん:ずばり、格闘技とカメラです。格闘技は観る専門。自分にはできないことだから単純に男としての憧れがあるんですよね。
カメラは、モデル業もやっているので、自然と興味が湧いてきて。ずっとフィルムカメラを使っていたんですけど、以前の現場で一緒だった俳優の先輩が使っていたデジタルカメラがすごく素敵で、最近お揃いのものを買ってしまいました!
今は仕事現場の合間で人物や風景などを撮っていますが、情勢が落ち着いたらカメラのためにひとり旅とか行きたいですよね。カメラは毎日のように愛でてます。(この日も撮影後にカメラマンとカメラ談義に花を咲かせていた鈴木さん。その目は本当にカメラへの愛情が伝わってきました。)
――突然ですが『モトカレ←リトライ』のタイトルにちなんで、元カノと偶然街で会ったら鈴木さんならどうしますか?
▲「偶然街で元カノに遭遇したら…」というお題で振り返っていただきました!
鈴木さん:うーん… 「久しぶり~」っていうかな…?(笑)。僕の性格上、ケンカっぱやくもなく、ちゃんと話し合うタイプだと思うので、元カノとは縁を切るのではなく友達に戻ると思います。
趣味の写真を撮っていたら、偶然元カノがフレームインしてきて、その日のモデルになってもらう、とか理想的じゃないですか!?(笑)
――なかなか、珍しいシチュエーション!(笑)。現在22歳の鈴木さんですが、働く30代がメイン読者のOggi世代のことをどのように見ていますか?
鈴木さん:今、僕は自立をしようと必死だけれど、30代は自立しきっている人が多い気がする。特にバリバリと働いている女性はかっこいいなと思います。憧れとは違う感情で、純粋に素敵だなと感じますね。
――そういう女性と恋愛することは…?
鈴木さん:あるかもしれませんね!!(笑)
――自分が30代になったときに、どんな男性になっていたいですか?
鈴木さん:いろんなことに興味関心をもって、どんどん挑戦できる人間になっていたいですね。例えば、気になっている格闘技を実際に始めてみて、それを活かした俳優の仕事とかもしてみたいし、モデルとしてやっぱり服を作ってみたいという気持ちもあります。とにかくいろんなことに柔軟に。
自分の両親がまさにそういう人で、新しいことにチャレンジすることに臆せず、でも20代からやっていることは続けていたり… と、そういう人を間近で見ているからこそ、自然とそんな理想を描いているのかもしれません。
――最後に、ドラマを楽しみにしている人にメッセージをお願いします!
鈴木さん:別れからの再熱というのは、さらに関係値を深くすると思うので、そういうものの魅力をドラマを通して伝えていけたらいいなと思いますし、今想いを伝えられずに踏みとどまっている人の後押しになる作品になればいいなと思っています。ぜひ、作品を楽しんでください!
鈴木 仁主演ドラマ『モトカレ←リトライ』4月7日放送スタート!
〈あらすじ〉
忘れられない初めての彼氏と失恋のトラウマを引きずったまま大学生になった蜜。しかし、引っ越した先の隣の部屋には元カレの楓が住んでいた。5年が経って大人になったけれど、優しい笑顔は変わらない。「やばい。また好きになっちゃう」。楓との甘酸っぱい記憶がよみがえるが、楓の部屋には元カノだという仁菜の姿が……。妄想を膨らませる蜜に対して、楓は何か企んでいる様子。さらに楓の親友、和葉も蜜にアプローチをかけてくる。蜜は親友・のりかからアドバイスを受けながら、成長した元カレとその親友という恋愛偏差値の高い男子に挟まれて、一筋縄ではいかない大学生活が始まる。
出演:鈴木仁、川津明日香
原作:華谷 艶『モトカレ←リトライ』(小学館「Cheese! フラワーコミックス」刊)
監督:池田千尋、畑山創
脚本:土城温美、山本奈奈
(c)華谷 艶・小学館/「モトカレ←リトライ」制作委員会・MBS
フラワーコミックス『モトカレ←リトライ』Z(全7巻) 華谷 艶
定価:(各)484円(税込)
期間限定 電子コミック試し読み1~2巻無料キャンペーン決定!
【キャンペーン期間:4月8日(金) 0:00~5月5日(木) 23:59まで】
撮影/山根悠太郎 構成/大椙麻未
鈴木 仁(すずき・じん)
1999年生まれ、東京都出身。2016年にメンズノンノモデルオーディンションの準グランプリを受賞し、専属モデルに。翌年にはドラマ『リバース』で俳優デビュー。『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、『お耳に合いましたら。』『消えた初恋』など多数の話題作に出演。