この花は何の野菜? ヒントは通年食べられる食材です!
野菜はさまざまな栄養が含まれ、身体や肌の不調をサポートしてくれる食材。
今回ピックアップする食材は、通年スーパーで販売されていて、たくさんの栄養が期待できる野菜の花です。この花は何の野菜か知っていますか?
正解は、「せり」です!
正解は、せりの花でした! シャキシャキした食感がおいしいですよね。
せりは、宮城県、茨城県を筆頭に、全国で栽培されており、1年中食べられますが、2〜4月が旬とされています。秋田県ではきりたんぽ鍋に欠かせない食材で、宮城県でもせり鍋が有名です。
◆せりの歴史
せりの歴史は古く、奈良時代の「古事記」や「万葉集」に記録されているほど。日本原産の野菜とされいてます。全国の山野に自生していて、湿地や水田に多く、繁殖しています。
ちなみに、せりはミツバと見た目が似ていますが、葉の数が違います。せりは5枚、ミツバは3枚です。
◆せりの栄養
せりは、免疫力を高めるビタミンC、新陳代謝・血液生成に欠かせないミネラルが豊富。ほかにも、βカロテンや食物繊維が含まれ、βカロテンには生活習慣病予防が期待でき、食物繊維には腸の働きを良くするなど、嬉しい効果がいっぱい!
◆せりの選び方
せりの選び方は、葉がいきいきとしていて、鮮やかな緑色、茎が比較的細めなものを選ぶと良いでしょう。
食感を長く楽しむためには、乾燥は大敵。濡らした新聞紙やさらしなどでせりを巻き、袋にいれて冷蔵庫で保存してください。購入してから2〜3日を目安に料理すると美味しく食べられるはずです◎。
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せりの花から歴史、栄養、選び方まで紹介しました。せりは醤油とごま油と和えて「ナムル」にしたり、せり根の天ぷらにしてみたり、とレシピは豊富です。いろいろな調理法でせりを楽しんでみてください。
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