HAWAII完全復活のその日に備えて。HAWAII現地レポート
Vol.1 NEW OPENのホテル
2022年最初に取り上げるディスティネーションは、HAWAII。現地では昨年暮れからオミクロン感染者が増加傾向にあり、今すぐには行けないものの、やはり多くの人が注目しているHAWAII。「この先海外旅行が復活するとしたら、それはやはりハワイから」というのは、旅行業界の定説でもあります。
ハワイ旅行完全復活のその前に、若干フライング気味ではありますが、昨年11月末に久しぶりにハワイへ行きました。しばらく行っていない間にハワイはどう変わっていたのかをシリーズでレポートします。
日本人旅行者が行けていなかった約2年の間、なにが変わって、なにが変わらなかったのか?
The New Otani Kamina Beach Hotel改め、
KAIMANA BEACH HOTEL WAIKIKIでは…
ワイキキからカハラ方面へビーチ沿いに進んだ先の位置する、KAIMANA BEACH HOTEL WAIKIKI。外観はほとんど変わっていませんが、オーナーが変わって中身を大きくリニューアル。
個人的にもインパクトがあった変化が、ホテルのダイニングでもあるハウトゥリーラナイのリノベーション。それまであった砂浜と店との間の柵を取り払ったことで、店からサンセットが眺められるように(11月〜2月頃)。
同時に一段高いところにあったバーとも一体となり、バー自体もオシャレに変身しつつ、開放感も格段にアップ。
KAIMANA BEACH HOTEL WAIKIKIは、「ハワイで最も美味しいエッグベネディクト」と紹介されることが多いホテル。利用者が多かった、かつてのハウトゥリーラナイでしたが、リニューアルしても、サンセットタイムの魅力的な空間と時間を提供してくれることは確実。
リニューアルしたWHITE SANDS HOTELは…
こちらもNEWというよりはリニューアルして、断然魅力的に昇華。クヒオ通りから一本入った裏手にある、ヘビロテしている一部の日本人ファンもいる、ホワイトサンズ。ビーチウォークにあるブレーカーズホテルと系統が同じ、かつてはハワイにたくさんあった低層階ホテルです。
当時のオールドスタイルはそのままに、部屋とプール周りを一大リノベーション。カジュアル感を増した魅力的な空間を作り上げました。
とくにプール周りのバーHeyDayは穴場。喧騒のクヒオからちょっと入っただけで現れる、ラウンジ系BGMが流れるまったり空間は、“隠し玉”的に抑えておきたい場所。
実はバーの運営を行なっているのは、ダウンタウンの人気店Feteのオーナー。プールサイドのバーメニューとは思えないグレードというのも、“隠し玉”案件にますますハクをつけてくれるのですよ。
プールサイドのデッキチェアに横になってチルっとくのもいいけど、オアフ島で唯一のスイングシートも捨て難い? ただし座る際には半ケツ注意でお願いね。
Origami Swamiはオレンジとアマロ、Chaise Dreamsはフラフィー・パイナップル、ジン、カンパリです
ということで、Vol.1はこれでおしまい。
次回以降、増殖する魅力的味のランチワゴン、
日本人の知らない脱濃密タウン、
NEW OPEN レストラン編、
NEW OPEN ショップ編、
いつまでKCC? ローカル人濃度の高いファーマーズマーケットに行こう
…と続けようと考え中。
山下マヌー Manoue Yamashita
雑誌編集者を経て旅行コラムニスト/作家に。渡航回数350回超、最新刊『 山下マヌーのランキンハワイ最新版』で著作は62冊に。
Travel columnist&writer after a magazine editor.
Over 350 times to foreign travel, and over 60 books of the copyright so that work.