この花は何の野菜? 栄養満点なアレ!
野菜はたくさんの栄養が期待でき、日常生活で欠かせない食材。そんな野菜の中でも、健康メリットがたくさんあるものって何でしょうか?
今回ピックアップする食材は、世界中で食べられ、日本でも古くから親しまれている栄養豊富な野菜です。この花は何の野菜か知っていますか?
正解は、「大豆」です!
正解は、大豆の花でした! 農林水産省によると、大豆は正確には、葉もサヤも緑色の時には、「野菜」として分類され、乾燥・脱穀した状態は、「穀物」とされています。つまり、枝豆の状態だと「野菜」、乾燥大豆は「穀物」です。
科名はマメ科で、一年中栽培される一年草。日本の生産量第1位は北海道です。
◆大豆の歴史
大豆は、弥生時代に中国〜朝鮮半島を経て、伝来されたといわれています。その後、発酵・加工法が伝わり、味噌・醤油・豆腐・納豆などができるように。保存食としても優れていたため、戦国時代には、戦に欠かせない食材とされ、全国に普及したともいわれています。
◆大豆の栄養
「畑の肉」とも呼ばれる大豆は、たんぱく質が肉や卵に引けをとらないほど、豊富。他にも、炭水化物・脂質・食物繊維・ビタミンE・ビタミンB1・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅・葉酸などさまざまな栄養素が含まれています。
多方面で取り上げられている通り、大豆は生活習慣病予防や健康な体づくり、美容にも効果がある食材なんですね。一粒は小さいのに、こんなに健康メリットがあるなんて驚きです。
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大豆は、おせちに黒大豆を入れ、1年の願いをこめたり、節分には炒り大豆をまいたり、十三夜には秋の収穫の感謝を込め、お供え物として飾ったり、と親しまれてきました。
こうして考えると、古くからありがたい存在として育てられきたのですね。日本の伝統を大事にしながら、大豆食品を食べると、もっと美味しく感じられますね。