この花は何の野菜? スイーツにも使われるアレ!
スーパーに行くと、旬の食材が色とりどりに並び、ごはんのメニューも迷っちゃいますね。
今回ピックアップする食材は、12月ごろからスーパーに並び始める食材です。この花は何の野菜か知っていますか?
正解は、「イチゴ」です!
正解は、イチゴの花でした。え、イチゴって果物じゃないの? と思った方いますよね。農林水産省によると、イチゴは野菜に分類されているんです。フルーツのように使われることから、果実的野菜とも表記されます。
科名はバラ科で、冬〜春に多く出回り、夏や秋に出荷される品種もあります。年間出荷量1位は栃木県です。
◆イチゴの歴史
野生のイチゴは、石器時代から食べられていたそうで、当時は甘みが少なく、小粒だったそう。18世紀になると、オランダで品種が改良され、いまようなイチゴが誕生。
日本には、江戸時代にオランダから長崎に伝わりましたが、観賞用にされたため食べられることはなかったとか。食べられるようになったのは、明治時代からだと言われています。
◆イチゴの味わいと栄養
イチゴは甘く、程よい酸っぱさがありますね。ヘタ部分よりも先端部分が甘いことで知られています。
栄養は、風邪予防や美肌効果が期待できるビタミンC、貧血予防に効果的な葉酸、発がん抑制にも作用するアントシアニンが豊富。また、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑制する食物繊維のペクチンも含まれています。
◆選び方
美味しいイチゴの選び方は、以下です。
1. 果実全体が赤く、ハリとツヤがある。
※品種によっては色が薄めでも完熟状態なので注意。
2. ヘタがしなびていない。
3. ツブツブがくっきりしている。
4. 甘い香りがする。
5. 傷がない。
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そのままでも美味しいイチゴ。冬から春にかけては、各所でイチゴスイーツが並ぶので心躍りますね。イタリアでは、パスタやピザなどにも使われるのだとか。品種によっても味わいが違うので、食べ比べも楽しそうです!