なぜ今!? まさかのおにぎらずが海外で流行中!
今でこそ、和食の代表として世界中で市民権を得ている寿司。一方、日本人にとって身近な庶民の味であるおにぎりは、それほど海外では根付かなかった印象です。それなのに、なぜか今、「おにぎらず」があらゆる国に広まりつつあります。
初めて日本でおにぎらずが生まれたのは90年代初頭に人気だったマンガ『クッキング・パパ』の中でした。その後、2014年頃にクックパッドなどでおにぎらずアレンジがインスタ映えすることで人気が再燃し、今ではめずらしいものではなく、簡単でおいしい具だくさんのおうちごはんの定番になりつつあります。
そのおにぎらずがまず旅立ったのはオーストラリア。現地ではスシサンドイッチやスシブリトーと呼ばれたちまち話題に。そこから見た目のユニークさやアレンジの自由度が注目され、SNSを通じて世界へ広がっていったのです。それでは、世界のアイデアいっぱいのおにぎらずを見てみましょう!
◆ボストンのパティシエが作る「おにぎらず」
こちらはボストン在住のパティシエさんのおにぎらず。サーモン、イクラ、キュウリ、ガリなどが入っていて、手で食べられる海鮮丼のような感じ。赤キャベツや海藻、ほうれん草も入っていて、あざやかでヘルシーです。とってもカンタンでピクニックに最適とのこと。
◆パリのブロガーが作る「おにぎらず」
こちらはパリからの投稿。持ち歩くのに便利で簡単に作れるので、お弁当によく作るのだとか。オリジナルのレシピも紹介しています。写真のおにぎらずには、ケール、エビ、アボカドが入っています。味付けはマヨネーズに、少しアクセントに海外でおなじみのホットソースであるシラーチャソースもトッピング。
◆シンガポールのおにぎらずのデリバリー専門店
シンガポールにはおにぎらずのデリバリー専門店もできていました! 写真のものはステーキ&エッグと、もう一つはラーメンなしラーメン味という個性的なメニュー!
◆ニューヨークのインスタグラマーが作る「おにぎらず」
ニューヨークからは、ぜいたくにカキフライがたっぷり入ったおにぎらず! こちらのインスタグラマーさんも、「カキフライは最高だし、元気が出る色合いが大好き」と言ってます。
◆オランダのフードスタイリストが作る「おにぎらず」
オランダ在住の女性のレシピは、シラチャーチリペーストでマリネしたジャックフルーツが入っているエスニックなベジタリアンおにぎらず! チリの入ったスパイシーマヨネーズかお醤油でいただくとおいしいとのこと。
世界のおにぎらずをぜひトライ!
世界を旅するおにぎらず。いろいろなオリジナルのおにぎらずを見ていると、自分でも作ってみたくなりますね。