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2021.12.16

芍薬(シャクヤク)の花言葉は? その特徴や色別の意味の違いを解説します!

「芍薬」という花を知っていますか。「芍薬」は、初夏に咲くボタン科の花で、豪華でかわいらしい花を咲かせます。その美しさから、結婚式のウェディングブーケとして使われることも少なくありません。ここでは、「芍薬」の花言葉や色別の意味の違いについて紹介していきます。

【目次】
「芍薬(シャクヤク)」の花言葉
色で変わる「芍薬(シャクヤク)」の花言葉
「芍薬(シャクヤク)」の特徴
最後に

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉をご存じですか? 美しい女性を形容した表現ということになっています。「芍薬(シャクヤク)」の美しさを考えると当然ですね。ですが、実際のところは違う意味もあるそうです。そのことは後ほど紹介するとして、まずは「芍薬」について一緒に調べていきましょう。

「芍薬(シャクヤク)」の花言葉

「芍薬」の花言葉について見ていきます。

恥じらい

(c)Shutterstock.com

「芍薬」には「恥じらい」という花言葉があります。とても豪華な花なのに、「恥じらい」とはどうしてなのでしょう。その由来を紹介します。

「芍薬」は夜になると花を閉じる習性があります。その姿から女性の「恥じらう様子」を想起して、花言葉が「恥じらい」になったという説があるのですよ。

はにかみ

「はにかみ」の花言葉の由来は何なのでしょう。これは、イギリスの逸話から来ています。イギリスの恥ずかしがり屋の妖精が「芍薬」に隠れた際に、「芍薬」の花びらが妖精の顔の色に呼応して赤く染まったことから、「はにかみ」という花言葉が生まれたのだとか。

また、一説には、英語の慣用句の「Blush like peony.(シャクヤクの様に顔を赤らめる)」から、こうなったと言われています。

色で変わる「芍薬(シャクヤク)」の花言葉

豪華でかわいらしい花を咲かせる「芍薬」。花の色もとてもラブリーです。色によって花言葉が違いますので、チェックしていきましょう。

(c)Shutterstock.com

「ピンク」の場合

「芍薬」というと、この色を思い浮かべる方もいいのではないでしょうか。「芍薬」の基本色、ピンクの花言葉は、「恥じらい」「はにかみ」。「芍薬(シャクヤク)」の基本色だけに、最初にご紹介した「芍薬」の特徴的な花言葉ですね。ピンクはウエディングブーケにも使われるので、花言葉も「可憐なブライド」を想像させるよう。

同じくブーケによく使用される「白」も同じ花言葉に、「満ち足りた心」が加わります。この2色は、ブライドが持つブーケの王道とも言えます。

「紫」の場合

紫の「芍薬」は、すごく迫力があります。花束やアレンジメントに使われる際も、かなり個性的な仕上がりを望まれる時に使っていきますよ。花言葉も刺激的で、「怒り」です。色だけで花を選ぶのも良いですが、かなり刺激の強い花言葉なので、贈る相手には気を付けた方が良さそうですね。

「赤」の場合

赤の「芍薬」もなかなかの迫力です。花言葉は、「威厳」「はにかみ」。見た目通りの花言葉です。もともと「芍薬」という花は、その姿に「威厳」があります。そのままを体現したような花言葉ですね。

「芍薬(シャクヤク)」の特徴

花言葉から見てきた「芍薬」ですが、花の特徴についてクローズアップします。

(c)Shutterstock.com

種類・品種について

芍薬はボタン科の多年草です。高さ約60センチほどになり、葉は複葉。初夏、大形の紅・白色などのボタンに似た花を咲かせます。花は別ですが、根は漢方薬として使用されることも。アジア大陸北東部の原産なので、漢方に利用されることにも納得です。

私たちが日頃目にする「芍薬」は、大きく分けて「和芍薬」と「洋芍薬(シャクヤク)」に分けられます。和芍薬は、平安時代以前に渡来したという説があります。当時は、花としてではなく、漢方薬として使用されていたのかもしれません。芍薬の根は、葛根湯の材料になっています。芍薬がポピュラーになってきたのは、安土桃山時代。その後、より重用されたのが江戸時代です。後に茶席に飾る花として使用されていきます。特に、肥後藩では武士のたしなみとして園芸をするものが多く、芍薬(シャクヤク)の品種改良に積極的でした。それが肥後芍薬で、「肥後六花」とうたわれています。

(c)Shutterstock.com

洋芍薬は、18世紀に中国の芍薬がもたらされてから、広がっていったそうです。イギリスにある王立植物園「キューガーデン」に集められ19世紀において、品種改良などが進められました。芍薬は、ルノワールやモネなどの絵画にも描かれています。

冒頭で述べた、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」が美人の形容だけではないことについて説明します。じつは、漢方の生薬の用い方と言われているのです。ちょっとびっくりですよね。簡単に説明しますと。「立てば」イライラしている女性に芍薬を使って気を静め、「座れば」血流の悪くなっている女性に対して牡丹を使用し、血流の改善を。「歩けば」百合の花がゆらゆら揺れている姿の様に、心身症を患っている人が頼りなげに歩く姿を現し、百合の根を用いて、動機や不安症、不眠症の改善を試みます。

我々が知っている意味とは、大きく違ったのではないでしょうか。

最後に

(c)Shutterstock.com

「芍薬」について、色々な角度から解説してきました。色によって花言葉が違うということを、覚えておきたいですね。美しい姿から、結婚式などのお祝いのシーンによく登場する「芍薬」。芍薬についてのウンチクを蓄えておけば、話が弾むきっかけ作りをできるかもしれません。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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