【Oggi1月号】オンナ心を惑わす北村匠海版「悪い男」
「海に行かない?」
友人の彼から突然のメール。よく飲みの席で一緒になったり、共通の知り合いが多かったり。でも一度もじっくり話したことがなかった匠海くん。彼からの急な誘いに戸惑いながらも心は冬の海へ…。
写真家・映画監督の蜷川実花さんが「悪い男」をテーマに、旬な俳優・アーティストを撮り下ろすOggiの人気連載に、俳優の北村匠海さんが登場し、オンナ心を惑わす北村版「悪い男」を熱演してくれました!
〈また彼の“気まぐれ”につきあいたいと思ってしまう…〉
大ヒット映画『東京リベンジャーズ』の主演を務めた、北村さん。俳優としてはもちろん、ダンスロックバンド・DISH//のリーダーとして、ときには写真家として多彩な才能を発揮し、その度に話題に。そんな若手俳優でもっとも注目される存在の北村さんが、Oggiで演じてくれたのは、「素っ気なくしてくれていい、また、会いたい男」。
撮影は、街の夜景煌めく都心の海を舞台にスタート。チャーターした遊覧船上での撮影では、潮風を感じ「今日は心地よい気持ちで眠れそうです」と、非日常のロケーションに癒やされていた様子の北村さん。言葉少なに夜景を眺めたり、空の色を不思議がったり、醸し出す色っぽくも不思議な空気に包まれ、静かな時が流れる撮影現場でした。
むしろ「あざと系男子」?
北村さんに自分の中の“悪い男”について聞いてみると、「そうだな。ぼくは、なんだかんだあざとく生きている気がする。相手の笑顔が見たいと思って、これ言ったら喜ぶかな、なんて相手の出方に適応してしまったり。八方美人なところがあります(笑)」と、本人は“あざと系男子”のほう?
「ただ、人生でモテてた記憶はないですけれどね」と謙遜していました。
アンニュイなムードに酔いたい
12月31日には主演映画『明け方の若者たち』が公開。監督は同い年で10年来の俳優仲間である松本花奈さんとあって、インタビューでは作品にかける想いも熱く語ってくれています!
作中には、主人公の想い出の場所として東京の場所が印象的に登場し、下北沢の「餃子の王将」、高円寺の飲み屋街、大塚のバッティングセンターなど。どれも北村さんにとっても思い出の場所のようで、「常に『うっわ!』て思いながら演じていました」と教えてくれました。
Oggiで演じたのは、そんなノスタルジーとも、本人のキャラクターとも真逆な設定の「悪い男」。こちらももちろん魅力的です!
『Oggi1月号』は11月27日(土)発売。クセになる北村版「悪い男」にぜひ、ハマってください//