安納 恵さんってどんな人?
今回ご紹介するのは、南アルプスの麓、名水の里で知られる山梨県北杜市で1日5組限定のグランピング施設「FLORA Campsite」を運営する安納恵さん。
“グランピング”とは、グラマラスとキャンピングを掛け合わせた造語で、テント設営などの煩わしさがなく、手ぶらで快適に自然体験ができると近年人気が高い。
テント内には、カーペット、ベッド、冷蔵庫、サーキュレーター、調理器具に調味料とあらゆるものを用意。また「何度来ても楽しいように」と季節によってインテリアを変えるなど細部まで気を配る。
オーナーは、彼女の父。家族経営だからこそできるアットホームなおもてなしが魅力の1つだ。
ーー「FLORA Campsite」を運営することになった理由は…?
東京生まれで、幼い頃から旅行といえばキャンプという家庭で育った彼女。ブライダル業界に就職した後、25歳で結婚。
しかしその後、「田舎暮らしがしたい」という父の考えに賛同し、夫と離れ、両親と妹、子どもを連れて東京から山梨へ移住。5年前に「FLORA Campsite」をオープンした。現在は夫も当時の仕事を辞め、山梨に合流している。
安納 恵さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. タグやコードは隠してセッティング
写真を撮るお客さんも多いので、テント内に置いてある物のタグやコードは隠すことを徹底。細部への気配りなど、ブライダル業界で働いていた経験も活きているという。
■2. 火起こしで着火剤は使わせない
便利な道具が揃っている「FLORA Campsite」だが、火起こしだけは着火剤を使わせない。キャンプの醍醐味を味わってもらうための彼女なりのこだわり。
■3. 食材はあえて提供しない
食材を提供するグランピング施設も多いなか、彼女の施設ではあえて提供しない。お客さんに地元の食材を調達する過程も楽しんでもらうため。
■4. トイレ掃除は父に任せる
家族全員で仕事を分担して施設を運営しているが、トイレ掃除は父が担当。神経質な性格も相まって、必ず綺麗にするようにしているそう。
■5. 疲れたら一人で山にドライブ
夫婦円満の秘訣は、1人の時間をもつことだという彼女。特に疲れたときは、一人で山にドライブに行って気分転換をする。
■6. 家族の誕生日はテントで祝う
家族の誕生日は、全員でお祝いするのが定番。多忙により外にキャンプに行くことはできないので、せめてテントで時間を共有。
■7. お見送りは家族全員で手を振る
チェックアウト後は、家族全員で手を振ってお見送りをするのがお決まり。キャンプの楽しさを少しでも知ってもらえるよう、家族経営ならではのアットホームなおもてなしを心がけている。
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次回の「7ルール」の放送は、8月24日(火)よる11時00分〜。東京・築地で鮮魚店を営みながら、レシピ本を出版するなど、精力的に活動する料理家・栗原友さんを紹介!
料理研究家・栗原はるみさんの娘で、弟は料理家の栗原心平さん。料理家、経営者、そして母の顔を持ち、食にすべてをかける彼女のルールとは…。
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